上京歴史探訪 山中油店 佐々木酒造
昨晩テレビの松本清張生誕100年記念の「書道教授」というのを見ていて、今日のブログを決めました。
なんと・・・この「上京歴史探訪館」が主人公のお宅として使われているではありませんか、それに前の山中油店の見える風景も・・・ということで先日行ったこの辺りを。。。
平安京以来の歴史・文化を有する最も京都らしいまち、上京の歴史・魅力を発信します。周辺は、平安京の内裏(天皇の居所)があった場所である一方、文政年間創業の老舗をはじめとする町家が建ち並び、昔の風情が残っています。(「上京歴史探訪館」より)
山中油店
江戸後期の文政年間(1818-1829)以来、200年近くの歴史のある食用油の専門店。この建物は安政2年(1855)に建てられました。
この辺りは平安時代、内裏(天皇のお住まい)の一角で、室町時代に足利義満が室町殿を造営してからこの一帯はたいへん賑やかな所となり、ここ下立売通り(上の上立売通りも)は、多くの商人が路の傍らに立ち、物を売っていたことからその名が付けられました。
訪れたのは土曜日、山中油店は閉まっていました。定休日のよう。残念です。
山中油店に「西陣の空襲(S20.2.26)」の際に落ちてきた爆弾の破片が展示されています。京都は空襲を受けていないと思われてるかもしれませんが、他にも東山・馬町辺りの空襲でも大きな被害を受けています。
住所表示には下に「仁丹マーク」の付いた古いものを見かけます。
この辺りは「出水(でみず)」といい、水が豊かに湧き出る所です。
その井戸水を利用して、池が作られ、水車がまわっています。
平安京以来の歴史・文化を有する町です。
ここで・・・昨日のドラマの舞台です。
京都を舞台のドラマは名所の紹介をしなくてはならない為か・・・場所がアチコチ飛びますね。住んでるのが出水なのに通勤に嵐電を使って白梅町へ・・・そして四条通りに勤務・・・??? 訳の分からない場所設定はいつものお約束。名所が一杯見れて嬉しいですが・・・京都中を瞬間移動。( ´艸`)プププ
「上京歴史探訪館」 山中油店さんの所有。
西陣にある築100年近くの小さな京の町家。ドラマはここに住んでいる設定です。
2階にも上がれたそうですが、時間がなくて上がってません。
大正末期から昭和初期に建てられた典型的京都の町家です。
おくどさん
そして・・・高い天井です。
町家ショップ&カフェ「綾綺殿」。ここも山中油店さん所有の京町家。
ここは平安宮内裏綾綺殿跡。石碑が建ってます。
つづいて・・・俳優の佐々木蔵之介さんのご実家の佐々木酒造に向かいます。
佐々木酒造 明治26年創立。
酒造元の多くが伏見に移って行ったなか、「洛中伝承」として洛中における酒造りの伝統を創業以来守り続けておられます。
洛中において酒蔵を営む蔵元は今やわずかに2軒のみとなりました。
※あとに1軒は「キンシ正宗」だと思います。◆記事は→こちらをご覧ください。
蔵の見学をさせていただきました。
案内は専務の三男の方。蔵之介さんの弟さん。お兄さんよりも男前でした。ヽ(´▽`)/
樽の中も覗かせていただきました。
試飲も次々と・・・
あまり飲めない私は(昼間っから真っ赤では外に出れない)、ノンアルコールの甘酒風味のを頂きました。家には・・・大吟醸の「聚楽第」としぼりたて「古都」を買って。
・・・参加された方の多くがしっかり買いましたヨ。
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