新緑 大豊神社の氏子祭
県←目次 2006年1月27日から毎日更新しています。
ゴールデンウイークの京都はお祭り三昧。今日は昨日の4日に行われた「大豊神社氏子祭」をお届けします。
10時半に行列は哲学の道沿いの大豊神社を出発しますが、私は順路にあたる南禅寺にお昼にやって来ました。行列は休憩後、まさに南禅寺境内を出発するところでした。
大豊神社の氏子祭には4基の剣鉾が巡行に参加します。
剣鉾は「菊鉾」・「扇鉾」・「葵鉾」・「観音鉾(龍)」。手前が菊鉾、向こうが扇鉾。
剣鉾は、神輿渡御(みこしとぎょ)の先導を務め、悪霊を鎮める祭具です。古代の武器である銅剣や銅矛がルーツともいわれています。
大豊神社は哲学の道の「狛ねずみの社」として有名で、鹿ケ谷・南禅寺一帯の産土の神、氏神様です。春には椿、大きな枝垂れ桜と枝垂れ梅が同時期に咲いてそれは見事な花の饗宴を見せてくれます。
「紅葉の永観堂」といわれる永観堂の前に先回りしました。
騎乗の神職さん、太鼓、天狗のお面につづきシャンシャンと鈴の音を轟かせて剣鉾がやってきました。
永観堂の前では剣差しが披露されます。
菊鉾の剣差しの披露です。
菊鉾につづいては「観音鉾」
「観音鉾」の図柄は「龍」です。
皆が笑顔、和やかな初夏のお祭りです。
獅子舞もやって来ました。
最後に御神輿、「ホイット、ホイット」と女性陣の元気な掛け声も響きます。
永観堂の門の前で差し上げが行われ、
神輿は門の中に入ります。
今は「青もみじ」溢れる永観堂。
黄金に輝く御神輿、そして青もみじ・・・
厳かに御祈祷が行われます。
御祈祷が終わると御神輿も行列に戻り巡行は続きます。
最後に永観堂を後にされるのは巫女さんと騎乗の神職さん。
このあと行列は白川通りに出て、昼食をとり、お稚児さんも加わったりして氏子地区をまわり、巡行は大豊神社に戻ります。
昨日は夏を思わせる暑さとなりました。子供の日の今日も暑くなりそうですね。お身体ご自愛くださいね。
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