市比売神社 女人厄除・守護神社
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今日も過去に1回しか訪れていないところです。弥生三月・桃の節句ということで、女人厄除祈祷所として知られる、女人厄除・守護神社の「市比売神社」(いちひめじんじゃ)です。 ◆2007年の記事です。時期もちょうど今頃でした。
河原町五条を下がった所を西に入ります。街中の住宅に囲まれた中にあります。
市比賣神社 ◆地図です。 市比売神社 市比賣神社
桓武天皇が平安京を制定されたとき、左右両京の市座(常設市場)の守護神として創建されたものと伝わります。
旧社地は東市座内の七条坊門に在りましたが、天正19年(1591)、豊臣秀吉の時代にこの地に移りました。なお現在も、京都市中央卸売市場には開設時より当社の末社が祭られています。
女人厄除祈祷所として知られており、平安時代より「皇后御祈願所」として、歴代皇后・公家とのゆかりも深いところ。御所守護のために本殿は北向きに建っています。
清和天皇から後鳥羽天皇に至る27代の間は皇室、公家の尊敬篤く、皇子又は子女の誕生ごとに当社の「天之真名井(あまのまない)」の水を産湯に加えられたと伝え、また、「五十顆之餅(いかのもち)」や「市之餅(いちのもち)」と名付ける産餅をも授与。
ところで、「市比売」という名はどこから来たのでしょうか。
祭神
市寸嶋比賣(いちきしまひめ)之命・多紀理比賣(たきりひめ)之命・多岐都比賣(たきつひめ)之命・神大市比賣(かみおおいちひめ)之命・下照比賣(したてるひめ)之命。
上記の祭神は天照皇大神(伊勢神宮)と須佐之男命(八坂神社)の間に生まれた「天之真名井・宇気比」のお子さん・・他です。神社名はここから来ています。
歴代の天皇の産湯に用いられたと伝わる名水「天之真名井(あまのまない)」。現在の井戸は2代目で、地下60mから汲み上げられています。
神水を飲み祈ると、一つの願い事が叶うといいます。
姫みくじ
市比売神社 京都十六社朱印めぐりの一つで、縁結び、子授け、安産、女人厄除け、婦人病平癒など女人守護。市場守護、商売繁盛の信仰があります。
カード塚では使用済みのカードの供養がされます。
なお、3月3日は市比売神社の「ひいな祭」。雛祭りの中でも珍しい「リアル雛飾り(ひと雛)」です。
男雛の束帯や女雛の十二単の衣紋(着付け)実演があり、ひな壇には人間が扮するお雛様、お内裏様、三人官女、五人囃子が並びます。
植松稲荷社
明後日の「ひいな祭」はすごく賑わうことと思います。狭い所だし、大勢の人の中で撮るのは目立って恥ずかしいので、行くのは止めておきます。(撮影禁止かも)
京都の神社でのひな祭りも結構あるみたいですね。人出の少なそうな所に出かけてみようかな。
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