背割堤 圧巻の桜並木
←目次 2006年1月27日から毎日更新しています。
昔、京阪電車で大阪に通勤していた頃、木津川の鉄橋を渡る時に背割堤の桜を見ていました。いつか行きたいと思っていた背割堤の桜です。
桂川、宇治川、木津川が合流し、淀川となるエリアを「淀川三川合流域」といいます。
明治時代まで木津川は淀の付近で宇治川に合流していましが、淀川で多数の水害が発生したため、木津川と宇治川の合流部を現在の三川合流部に付け替える淀川改良工事が行われ、1910年に現在の流路となりました。
その際、木津川の堤防の背を割るかたちで宇治川の流路が付け加えられて出来たのが「背割堤」です。背割堤は宇治川と木津川をゆるやかに合流させる役目を果たしています。
桜並木の上に見える特徴ある建物が、サントリーの山崎蒸溜所です。
サントリーの山崎蒸溜所→◆以前記事にしています。ご覧くださいね。
そして中腹の赤い屋根の建物が「アサヒビール大山崎山荘美術館」です。
2度ばかり行って中の撮影をして記事にしていますが、今は建物の内部の撮影は禁止になっているようです。
背割堤へは阪急大山崎駅、JR山崎駅からだと遠いですが徒歩で1時間弱の距離。京阪の八幡市駅からは徒歩約12分です。
京都と大阪の中間、天王山と男山に囲まれたこの地域は古くから陸上・水上交通の要の地で、歴史上も様々なドラマの舞台となりました。
背割堤は約 1.4km、1970年代まではマツが植えられていましたが、虫害のためソメイヨシノに植え替えられました。
植栽された「ソメイヨシノ」は約250本。圧巻の桜並木です。
堤防の左右に植えられた桜、、これぞ桜のトンネルです。
石清水八幡宮のある男山を桜越しに
京阪の八幡市駅にはレンタサイクルもありますが、この時期の背割堤までは人でいっぱいなので無用です。
背割の堤を行き交う人でいっぱいです。
緑の芝も美しい
木津川の河川敷はお弁当を広げ、のんびりする人々・・・
・・・こちらは宇治川側、、、良い匂いがしています、お店のテントがズラーッと並んでいます。木津川側と対照的な賑やかさです。
琵琶湖から流れてきた宇治川は水量も多くて、観光船も運行していました。
宇治川側も圧巻の桜並木です。
今年はテレビで満開の背割堤の桜を何度か見ました。これから益々人気の名所になるでしょうね。
京都の桜の風景はまだまだ続きますよ。
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