黄昏の先斗町・鴨川風景
←目次 2006年1月2 7日から毎日更新しています。
昨日、京都は35℃越えの猛暑日、今日も猛暑日になるようです・(@Д@;
川風に吹かれるのが心地よい季節になりました。
三条河原から、鴨川の土手に等間隔で座るのは大体カップルだったのですが・・・
ここに写ってる人たちはほとんど外人さんですね
鴨川の床にも明かりが灯りました。
先斗町を通って四条通りに出ます。
先斗町(ぽんとちょう)
この辺りは1670年(寛文10)鴨川の護岸工事で出現した土地。河原町にのぞむ先端の地(ポルトガル語でポント)からこの名があるとか。
お茶屋が軒を連ねる花街。先斗町通の北端に先斗町歌舞練場があり、春秋2回「鴨川をどり」が公演されます。
京都には現在「祇園甲部」「祇園東」「上七軒」「先斗町」「宮川町」の「五花街」と呼ばる五つの花街があります。
花街にはそれぞれ紋章があって、先斗町の紋章は「鴨川ちどり」。かつて千鳥は鴨川に数多くいたそうですが、私は見たことがありません。
「歌舞練場の鬼瓦」、大きいです。
古代中国・北斉(ほくせい。550~577)の容姿端麗な蘭陵王、高長恭が兵士たちの士気を上げる為に、戦場で勇猛な面をつけて戦い、戦果を挙げたという逸話によるもので、舞楽「蘭陵王」での舞楽面を模ったもの。
先斗町の繁栄を祈願し守り神として据えられたといいます。頭の上には龍頭(たつがしら)、両耳の下にあるのは鼓(つづみ)です。
芸舞妓さんの名前の入った団扇で飾られています。先斗町の鴨川に面した東のお店は「床」を出しているお店が多いです。
先斗町も外人さんで賑わっています。
細い路地、×が付いているのは通り抜けが出来ない行き止まり。
四条大橋から
鴨川納涼床
先斗町の東を流れ、鴨川の堤防との間を流れる禊川(みそそぎがわ)の上に、毎年5月1日~9月30日までの5ヵ月間納涼床が組まれます。
1691年(元禄4)芭蕉も夕涼みを一句。広重も情景を描き、また「都名所図会」には東西両岸にその床がみえます。
ボンボリの灯りに簾(すだれ)・・・夏の風情がありますね。
鴨川の床(ゆか)の風景は、江戸期から京都の夏の風物詩です。
座りやすい様に、今では芝生になっています。
遥か北山を望んで・・・三条大橋。京都らしい大好きな風景です。
四条大橋の南側から・・・祇園囃子が聞こえてきます。
料亭の2階で菊水鉾のお囃子の練習が始まりました。
14日、今日から宵山が始まります。
今週の金曜日(17日)は山鉾巡行(前祭)ですが、台風がちょっと気になります。
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★こ
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