西本願寺伝道院 奇妙な石造たち
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今日は以前から行きたかったところ・・・西本願寺伝道院です。
伝道院は西本願寺の御影堂門から堀川通を隔てて総門から東に向かう正面通りにあります。仏壇屋さんなどが並んだ界隈です。 ◆地図です。
総門
正面通 (東は大和大路通から西は天神通まで)
渉成園と東本願寺間は中珠数屋町通とも呼び、平安京の七条坊門小路に当たる。通り名の由来は方広寺大仏の正面の道からという。仏教関係店などが目立ちます。
伝道院が見えてきました。ドーム屋根を頂く八角堂の個性的な外観ですが、街並みに馴染んでいます。
西本願寺伝道院 (京都市の指定有形文化財)
この建物は、明治28年(1895)4月に設立された真宗信徒生命保険株式会社の社屋として、明治45年に東京帝国大学教授伊東忠太の設計、竹中工務店の施工により建築されたものである。当初は「本館」のほか「付属室」、「倉庫」の2棟。「物置、人力車置場、便所」、「屋根付伝ひ廊下」が建っていたが、現在は「本館」のみが残る。
伊東忠太は明治41年、日本建築もこれからは石材・鉄によらねばならず、しかもその建築様式は欧化でも和洋折衷でもなく、木造の伝統を進化させることにより生み出さなければいけない、という「建築進化論」を提唱し、日本の建築界に大きな影響を与えた。
建物はこの「建築進化論」の考え方を明確に表現した作品で、外観は古典様式基づくものの、開口部まわりや軒まわり、塔屋の形態などにサラセン洋式、日本の伝統的な洋式が用いられており、日本の近代建築の発展を知るうえで貴重なものである。
(昭和63年5月2日指定 京都市)
設計の伊東忠太は、京都では祇園閣などの設計をした人です。
100年も前の建物なのですね。
?が並んでいます。
アーチの通用門
伊東忠太は妖怪好き。兼松講堂や震災祈念堂などには摩訶不思議な動物の彫刻が付けられています。
何とも奇妙というか、可愛いというか・・・これも妖怪好き故でしょうか。
幾つかは欠けたところがあって残念です。
建物の周りを囲んでおかれています。
暑さがまたぶり返しています。
下の1枚は、秋に行った時、西本願寺から撮影したものの追加です。
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