緑深き 大豊神社と東山三十六峰
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哲学の道を逸れて・・・大豊神社へ、、、
修学旅行生が1グループ。大豊神社に来るとはマニアック。観光タクシーの運転手さんのガイド付きです。
大豊神社に来る人は少ないです。
ここの細くて長い参道では季節の花々が迎えてくれます。
左に咲いているのが、
突羽根空木(つくばねうつぎ)
可愛いピンクの花々
更紗空木(さらさうつぎ)
これには名札が付いていませんでした。
大田神社では鹿によるカキツバタの被害、ここも猪が出るみたいですね。法然院の白砂壇もイノシシの足跡で崩れていたことがありました。
椿ヶ峰の御神水
椿ヶ峰って素敵な名前ですね。椿の咲くころ、大豊神社も椿の花盛りです。
「布団きて 寝たる姿や 東山」 東山三十六峰
京都盆地の東側に位置し、北の比叡山から南の稲荷山まで、約12キロにわたって連なる、琵琶湖とを隔てる峰々を「東山三十六峰」といいます。
以前「東山三十六峰と麓の寺社」を記事にしたことがありますが、「椿ヶ峰」も東山三十六峰の1つです。
五月の空に鯉のぼり。
狛ねずみの大豊神社ですから、
大豊神社 (おおとよじんじゃ)
仁和3年(887)宇多天皇の御悩平癒祈願のために、贈正一位尚侍藤原淑子が勅命を奉じて、少彦名命を東山三十六峰、第十五峰目の椿ヶ峰に奉祀して創建されました。後に応神天皇と菅原道真公が合祀されました。昭和29年には、京都市よりいにしえの都の古刹として「名勝地」に指定され、又、哲学の道の「ねずみの社」として全国より多くの参拝者を迎えることとなりました。
御神徳としては、治病健康、福徳長寿、学業成就、縁結び、子授け安産があります。
枝垂れ桜と枝垂れ梅が新緑の装い。
右が「大国社」
祀神の大国主命の窮地を鼠が救ったという神話から「狛鼠」が。
巻物を抱えた狛鼠は学問成就。水の器を抱えた狛鼠は、豊作、薬効、安産、健康回復などを意味しています。
狛鷹の愛宕社、比叡山延暦寺の守護神「狛猿」の日吉社。
緑深いお社です。
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