智恵光院 枝垂れ梅
←目次 からたっぷり京都をご覧ください。2006・1・27から毎日更新。
急に春めいてきましたね。
今出川通りのバスに乗るたびに「智恵光院」というのを見つけて・・・ブログ開設当時から「大きそうだから行かなきゃあ」と思っていたところ。
枝垂れ梅が咲いたころに・・・と、出かけました。ちょっと遅かった。
「智恵光院通」の由来である智恵光院 ◆地図です。上京区智恵光院通一条上る智恵光院前之町
通称名:智恵光院 正式には平等寺 山号:称念山 浄土宗
永仁2年(1294)、五摂家の一つ鷹司家の始祖鷹司兼平が自家の菩提寺院として、知恩院8世如空(如一国師)を開山に創建したのが当院の起りと伝える。
のち、聞益(もんえき)上人によって塔頭も整えられ、京師七光院の一つとしてますます隆盛を極めた。しかし、享保15年(1730)の西陣焼けや天明8年(1788)の両大火ですべて焼失し、その後、漸次再興されたが、第二次世界大戦中、強制疎開で塔頭四院も廃寺とされ、今の規模に縮小された。
広く、ちょっと殺風景な境内に、1本形の良い枝垂れ梅があります。
現在の本堂は安政2年(1855)の再建で、本尊の阿弥陀如来像は安阿弥(快慶)作と伝わります。また、地蔵堂の六臂地蔵像は小野篁作。
少し盛りは過ぎていましたが、(遠目には)まだまだ見頃でした。
本堂屋根の上の雲・・・私には何となく鳳凰に見えるのですが・・・
地蔵堂
地蔵堂に安置されている、丈六の六臂(ろっぴ)地蔵像は小野篁作と伝わります。
この1体で、京都の六地蔵尊すべてを巡礼するのと同じだけの功徳があるといいます。
地蔵堂の横に「智恵弁財天」、手前には「金ぎょく龍王神」・・・変わった形の石です。
智恵姫稲荷
獅子頭守護石 (手前右)
西日で逆光、見難い写真になりました。m(_ _)m
◆ランキングの応援クリックを宜しく。更新の励みになりますm(_ _)m
-------------------------------------------------------------------
2ヶ所クリ ック宜しく
人気ブログランキング→ ブログ村→
-------------------------------------------------------------------
最近のコメント