宇治 平等院 桜風景 2016
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今日は宇治の平等院の桜の風景です。
宇治橋から、 ちょうど桜も満開を迎えていました。
宇治は古来より、菟道(うじ)と称され、仁徳天皇の弟で応神天皇の皇子の菟道稚郎子(うじのわきいらつこ・宇治天皇)が宇治に来た際、兎が道案内したとの伝承のあるところです。
訪れた4月3日は宇治川の中の島で桜まつり。宇治の名産品などの屋台が並んでいます。
船首に龍頭が付いています。長崎のペーロン船みたいですね。レースに出るのでしょうか?
平等院に入ります。
平等院 (世界文化遺産)
藤原一族の栄華を今に伝える平等院は、宇治川の西岸にあった源重信の別荘をその夫人から藤原道長が譲り受け、その子頼通が永承7(1052)年に寺に改め、平等院としました。
永承7年は末法初年に当たるとされ、末法思想が貴族や僧侶らの心をとらえ、極楽往生を願う浄土信仰が社会の各層に広く流行していました。
その翌年の天喜元年(1053)には平等院の阿弥陀堂(鳳凰堂)が落慶し、堂内には、平安時代の最高の仏師定朝によって制作された丈六の阿弥陀如来坐像が安置され、華やかさを極めたとされています。
鳳凰を屋上に戴く鳳凰堂(国宝)には仏師・定朝作の阿弥陀如来像が安置され、52体の雲中供養菩薩像が長押の上で、雲に乗って音楽を奏しています。
紅枝垂れはこれからが見頃。
鳳凰堂の建つ阿字池を中心とした庭園は、浄土空間を現出させた「浄土式庭園」。国指定の名勝。
淡い枝垂桜はかなり散っていました。
宝物館のミュージアムから出てきたらこの風景
雅な平安王朝にタイムスリップしたかのような、春うらら・・・。
鳳凰堂の屋根の金色の鳳凰
真っ赤な木瓜の花
鳳凰堂をぐるっと回って来て・・・桜の平等院の鳳凰堂、いかがでしたか?
※今日から10日(日)まで御所の春季一般公開が始まります。
午前9時(開門)から午後3時30分(閉門)までです。
昨日は良い天気、日焼けしてしまいました。今日もお天気マーク、お花見日和が続きます。
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たんぽぽも咲きだして・・・
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