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※写真は全て拡大します。
昨日は台風が通り過ぎた後もぐずついた1日でした。そういう日でしたが、東福寺の塔頭の光明院に行って来ました。
昨年の紅葉に、夜のテレビ生中継が入って以来、異常に人気が出たお寺だと思います。昨日は観光タクシーに連れられて、若い女性グループが来ていました。
今日は昨日見た光景に影響された形で記事を作ることにしました。
東福寺の塔頭 光明院
この注意書きは、最初撮影に訪れた時は門の内側に隠されて置かれていました。紅葉のシーズンにだけ出されるのかと思っていました。
「・・・・・皆様方を信じて居ります故 諸作法を御守り下さいますようお願い申し上げます 右よろしく」
今日は、ちょっと勿体をつけてゆっくり進んでいます。
ここも、波心庭を思わせる石の並び。
昨日の光景ですが・・・
一番向こうのお部屋でお庭を撮影しておりましたら・・・何事かと思うほどに勢いよく襖を閉める音がしました。(手前から2つ目の襖と庭側の襖です)。
・・・そして・・・「ワーッ」と言う歓声が上がりました。
庭を見えなくして・・・庭側の襖1枚が開けられて・・・この景色を見せられたのです。
・・・そしてこの景色。感激しますよね。ドライバーの上手い演出ですね。
今日は私も、期待が湧くように波心庭の全体は見せないで・・・湧いてますか?。
丸窓から見える三尊石・・・そこだけ拡大。
◆光明院は四季折々訪ねています。カテゴリーも「光明院の四季」として1つにまとめました→こちらです。
お庭の手入れをされている方が・・・「襖は元通りに開けてくださいね」と声をかけられた時、運転手さんは本堂で女性たちに説明中。襖は私が元通りにしておきました。
演出は気が利いてはいますが、文化財のお寺の建具を、あのように扱うことを。。。他人のお宅ですよ。。。以前の記事でも1度ヒドイのを見て書きました。
光明院に来ると、何かしら気にかかる光景を見ます。襖を閉じる演出は毎度のことで、元に戻さないのも。。。だからお寺の方も仰ったのでしょうね。
※門の前に出された注意書き・・・優しい人柄ゆえ、きつい態度で直接注意したくないからこそ、あえて掲げられているのだと思います。
拝観料は志納ですが、今は300円と書かれました。お金は筒の中に各自が入れるという、人を信用なさった無人の受付です。
非公開の寺院も多いです。撮影禁止も増えています。そんな中で光明院さんの優しさが身に沁みます。感謝して伺いたいものです。
帰って行く彼女に聞きました。「次は何処に行くの」・・・「運転手さん任せだから知りません」って、楽しそうでしたよ。良い想い出になる京都旅行をネ。
今日のコメント、このことにつきましては、私見は控えますので宜しく。
※緑が鮮やか「雨上がりの波心庭」は明日に続きます。
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障子を開けて撮影させていただいても良いですか・・・ってお聞きしたら「元に戻しておいてくださいね」ということでした。優しいお寺の方ですね。
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