←新しく来て下さった方は 目次 もご覧くださいね。
※写真は全て拡大します。
昨日は朝から琵琶湖へ・・・船で琵琶湖一周して来ました。
出発前には雨も止んで、曇り空ながらまずまずの琵琶湖周航でした。それはまた今度にして・・・今日は鳥獣人物戯画を。
府立植物園の北門に隣接して「陶版名画の庭」があります。
1度記事にしてるし、目新しいものも無いから立ち寄っただけでしたが・・・
鳥獣戯画って、私がよく見かける絵は茶碗や湯飲みに描いてある兎がカエルと相撲をとってるとか、猿と兎が走ってるとか・・・そんなのしか知らないのではないか。。。
今日はそのうちの甲巻の紹介です。
絵の重複があったり、抜けてるところもありますが、拡大してお楽しみくださいね。
鳥獣人物戯画(ちょうじゅうじんぶつぎが) 説明はWikipedia
京都市右京区の高山寺に伝わる紙本墨画の絵巻物。国宝。「鳥獣戯画」とも呼ばれる。
現在の構成は、甲・乙・丙・丁と呼ばれる全4巻からなる。
内容は当時の世相を反映して動物や人物を戯画的に描いたもので、鳴呼絵(おこえ)に始まる戯画の集大成といえる。
特にウサギ・カエル・サルなどが擬人化して描かれた甲巻が非常に有名である。一部の場面には現在の漫画に用いられている効果に類似した手法が見られることもあって、「日本最古の漫画」とも称される。
成立については、各巻の間に明確なつながりがなく、筆致・画風も違うため、12世紀 - 13世紀(平安時代末期 - 鎌倉時代初期)の幅のある年代に複数の作者によって別個の作品として制作背景も異にして描かれたが、高山寺に伝来した結果、鳥獣人物戯画として集成したものとされる。
作者には鳥羽絵と呼ばれる戯画の名手として伝えられる鳥羽僧正覚猷(とばそうじょう かくゆう)が擬されてきたが、それを示す資料はなく、前述の通り各巻の成立は年代・作者が異なるとみられることからも、実際に一部でも鳥羽僧正の筆が加わっているかどうかは疑わしい。
おそらく歴史上無名の僧侶などが、動物などに仮託して、世相を憂いつつ、ときには微笑ましく風刺したものであろう。
甲巻
様々な動物による水遊び・賭弓・相撲といった遊戯や法要・喧嘩などの場面が描かれる。描かれた萩などの植生から、秋の光景とみられる。断簡や模本から、甲巻は成立当初は2巻立て以上のそれら自体で独立した絵巻物だったと考えられ、内、少なくとも1巻は、草むらからの蛇の出現によって動物たちは遁走し、遊戯が終わりを迎えるという構成だった。現在の甲巻は、後世に遭遇した火災による焼損被害や、失われた(恐らくは何らかの形で持ち去られた)断簡による不自然さを補うための加筆が一部に見られる。
・
◆以前の陶板名画の庭の記事はこちらです。
・
現在は甲・丙巻が東京国立博物館、乙・丁巻が京都国立博物館に寄託保管されています。
どの絵も見ていて飽きませんね。
・
乙巻
馬・牛・鷹・犬・鶏・豹・山羊・虎・象といった実在の動物だけでなく、麒麟・獅子・竜・獏など架空の動物の生態が描かれており、動物図鑑としての性質が強い巻です。
いかがでした・・・乙巻は明日紹介します。
-------------------------------------------------------------------
◆ランキングが励みになっています。クリックしていただくと、とても嬉しいです。
1日1回・・・過去記事にも宜しく。(*^-^)
是非よろしく→ こちらも是非 →
-------------------------------------------------------------------
最近のコメント