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今日の記事の本番です。 (遅くなりましたm(_ _)m)
石庭は2-3枚入れて後は池の睡蓮を中心にしようと思っていたのですが、ちょっと石庭を調べようかとネットを見てみると。。。
15個ある筈の石がどうしても14個しか見えないのなんのって・・・物議をかもしているようです。私は真剣に石庭を見てないのでしょうね、数えもしませんでしたが、工事中の今は普段の2-3mほど前から見れます。今日の記事は石の数に焦点を当てます。
龍安寺 方丈庭園(史跡・特別名勝)
いわゆる「龍安寺の石庭」は幅25メートル、奥行10メートルほどの敷地に白砂を敷き詰め、帚目を付け、15個の石を5か所に点在させただけのシンプルな庭。
しかし、15個の石は、庭をどちらから眺めても、必ず1個は他の石に隠れて見えないように設計されているという。また、中の部屋から1ヶ所だけ15個の石すべてが見える位置があるそうです。 ※説明はWikipediaです。 ※写真は拡大して御覧下さいね。
東洋では十五夜(満月)にあたる15という数字を「完全」を表すものとしてとらえる思想があり、15に一つ足りない14は「不完全さ」を表すとされている。
また、日本には、日光東照宮の陽明門にみられるように、「物事は完成した時点から崩壊が始まる」という思想があり、建造物をわざと不完全なままにしておくことがある。
石を全部入れて撮ったのが雪の石庭。見難いですが石に番号を付けました。
石の数が15個かどうか確かめてみます。
①の石 古い写真ですが、左端の石が分るかと。
①は5個。(この写真では大きな石の左後に隠れてる石は・・・上の写真で確認)
②の石 新緑の枝垂桜が塀に掛かって綺麗。
見えるのは2個ですね。
石庭は別に「虎の子渡し」の庭と呼ばれ、15の石が東から7・5・3で構成されているので「七・五・三の庭」とも呼ばれています。
また、大海や雲海に浮かぶ島々や高峰、また中国の五岳や、禅の五山の象徴とも。。。観る人により自由に様々な鑑賞ができます。
◆ 「虎の子渡し」という中国の説話は・・・以前の桜の記事に書きました→こちらです。
◆ 雪の龍安寺 石庭は→こちらです。
③の石から左は②の石
② ③ ④の石が並んでいます。
一見水平に見える石庭ですが、左奥に向かって低くすることで排水を考慮した工夫がされています。
また、右にある塀は奥に向かって低くなるように作らており。視覚的に奥行きを感じさせる遠近法を利用しています。
③の石・・・3個ですね。
右は④の石
④の石は2個。
角度を変えると③と④の石はこんなに近く見えます。
④と⑤の石です。
⑤の石は2個?それとも3個?
★大きな石の右後ろの方が石の色、質が違う。隠れてるみたい。
実は上の写真はこの位置からしか撮れず、石が写っていませんでした。下の写真で正確な石の位置をご覧ください。大きな石の右横に平らな小さな石。 (撮影:2011/7/30)
⑤の石を3個と見て「15個」。5+2+3+2+3=15
これで解決したのでしょうか。 石庭の前では何も考えずに撮りました。
今は工事中の為、接近して石を間近に、そして違った角度から配列を見ることが出来ますが、石庭はかなり狭くなっていてガッカリ感があります。
確認し難い石は右端だと思います。
1ヶ所だけ15個の石すべてが見えるとしたら、位置はかなり右寄りだと思います。
※龍安寺・方丈屋根の全面葺き替え工事は、来年(2010年)1月まで続きます。
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