建仁寺 風神雷神と潮音庭
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冬のお庭は色味が無くて・・・と思って敬遠することが多かったのですが、建仁寺の「潮音庭」の葉を落とした楓の風景も素敵でした。
紅葉の「潮音庭」の目の覚める美しさとは違って落ち着いた優しい雰囲気です。
◆「紅葉の潮音庭」の記事は→こちらです。
◆紅葉の潮音庭の壁紙は→こちらからどうぞ。
建仁寺といえば・・・風神雷神図屏風(国宝)ですね。
建仁寺には素晴らしいレプリカが2つあります。1つは本坊に入った所に。
・・・もう一つの「二双の屏風」が・・・やっと定場所が見つかったようです。
潮音庭の三尊石の向こうの書院の中央に・・・風神雷神図屏風が飾られています。
達磨大師が優しい目を光らせておられます。
「潮音庭」 (ちょうおんてい) 作庭:小堀泰厳 監修:北山安夫
建仁寺本坊中庭にある潮音庭は、中央に三尊石、その東には坐禅石、回りに紅葉を配した枯淡な四方正面の禅庭です。
「三尊石」とは、中央に中尊となる少し大きめの石を縦長に立て、左右に脇侍となる小さい二つの石を組んだもので、『三尊仏』を意匠した庭石組の基本となっています。
中尊と脇侍の組み合わせは・・・
阿弥陀三尊 中尊: 阿弥陀如来 脇侍: 観音菩薩、勢至菩薩
薬 師 三 尊 中尊: 薬師如来 脇侍: 日光菩薩、月光菩薩
釈 迦 三 尊 中尊: 釈迦如来 脇侍: 文殊菩薩、普賢菩薩
となるようです。
四方正面の禅庭・・・ぐるっと廻ります。
真後ろに回りました・・・三尊石も美しく正面ですね。
「風神雷図屏風」ガラスに治まっていました。(以前は無造作に置かれていたことも)
金澤翔子書 「風神雷神」
金澤翔子さん(1985年6月生まれ)は生まれてすぐダウン症と診断されますが、5歳の時に書家である母、金澤泰子氏に師事し、書道を始められます。10歳のとき般若心経を書かれ、全日本学生書道連盟展に「花」を出品。その後、日本学生書道文化連盟展に出品をされ、16歳のとき「舎利礼」、17歳のとき「觀」で金賞を受賞。
19歳で雅号「小蘭」を取得。2006年10月には鎌倉建長寺に額装「慈悲」を奉納。
建仁寺は「目次」では ① 京都五山に入っています。
こちらからも・・・
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