梨木神社 萩のみどり溢れる
←新しく来て下さった方は 目次 もご覧くださいね。
昨日は日中凄い雨に見舞われました。梅雨末期の大雨を「送り梅雨」というらしいです。
夕刻、雨も小康状態となった頃に、予約をしていた鉾町にある町家で仕出し料理をいただいた後、宵々々山見物に行って参りました。
小雨が時々ぱらつく中、人出もそんなに多くなくて・・・楽しんでまいりました。
その写真はまだ見ていませんので
今日は緑溢れる梨木神社をお届けします。(撮影:7月8日)
梨木神社 (なしのきじんじゃ) (京都観光Naviより)
明治18年(1885)に創建された旧別格官弊社で、三条実萬(さねつむ)・実美(さねとみ)父子をまつり、社名は、三条家の旧邸が、梨木町にあったことに因んで「梨木神社」と名付けられました。
実萬は、文化9年(1812)以来47年間、光格、仁考、孝明三天皇に仕え、皇室の中興に尽し、幕府と対立し、幕府より圧迫をうけ一乗寺に幽居したが、安政6年逝去し、忠成公の号を賜った。実美は、幕末期に尊王攘夷運動の先頭に立ち、東奔西走し、明治維新後は大政大臣に任ぜられ、明治24年逝去し、正一位を贈られ、大正4年父を祀る当社に合祀されました。
茶席「旧春興殿」は、京都御所のお清殿を梨木神社の神饌所として一部払い下げられたもので春興殿の神饌殿を改装したものです。
手水舎の井戸の「染井の井戸」は京の三名水(醒ヶ井、県井、染井)の一つで、いつも水を汲みに来る人が絶えません。
◆京都の名水めぐりはこちらをどうぞ→ ② ①
染井の井の横にある御神木の「愛の木」は桂の木。
その葉は、愛らしいハート形をしており、「愛の木」と呼ばれるようになりました。
愛が溢れています。
境内には約500株の萩が植えられており、別名「萩の宮」とも呼ばれており、9月の第3又は第4日曜日頃に「萩祭り」がおこなわれます。
◆弓術もある萩祭りの記事は→こちらです。
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◆萩の枝に短冊の美しい・・→こちらです。
夏萩が残っているのか、これから咲きだすのか・・・数は少なかったけれど・・・
上田秋成の歌碑もあるのですが、参道脇の湯川秀樹博士(当神社「萩の会」の初代会長)の歌碑を。 「千年の 昔の園もかくやありし 木の下かげに 乱れさく萩」
萩の名所だから、いつも萩の木神社と間違ってしまっています。
明日は「宵々々山の風景」をお届けします。
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