仁和寺で発見 屋根の黄石公
←目次 2006年1月27日から毎日更新しています。
四季折々に風情ある京都を拙い写真ですが今日もお届けします。
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福王子神社の子供御輿が行ってから大人御輿がやって来るまでの間に境内を見て回りました。そこで発見したのがトップの写真、金堂の屋根の上の「黄石公」です。
黄石公を紹介したいがための今日の記事です。二王門の金剛力士像、勅使門の透かしの彫刻、などの細かいことにこだわってみました。
仁和寺 (にんなじ) 真言宗御室派 総本山
平安時代前期に光孝天皇が創建に着手され、宇多天皇によって仁和4年(888)に完成、大内山仁和寺と名付けられました。
金剛力士像 吽形 金剛力士像 阿形
現在の伽藍は、江戸時代初期に徳川家光の協力を得て再建されたもので、
御所紫宸殿を移して金堂(国宝)とし、御影堂・観音堂・鐘楼・五重塔・経蔵・二王門(いずれも重要文化財)などは当時の建物です。
勅使門
細かい装飾です
下は御殿の南庭から見た勅使門
中門
持国天王
多聞天王
金堂(国宝)
少し前に出た屋根の左右に乗っているのが・・・黄石公(こうせきこう)。
秦代中国の隠士で、太公望と伴に兵法の祖として仰がれ、張良に兵書を与えたという伝説で名高い人。その名を冠した兵法書の種類は多く、中でも『三略』が有名である。
また、黄石公が乗っている亀は3000年に1度現れるといい、長寿の象徴です。
亀の口も、開いたの、閉じたのがあって、「阿吽」になってます。
五重塔 (重要文化財) 近世の五重塔の代表作。
各層の屋根の大きさがあまり違わないのが特徴で、すっきりとした感じを与える。
塔身は約32.7メートル、寛永21年(1644年)の建立。
※尚、御影堂・観音堂は平成30年3月まで保存修理工事を行っています。
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