天授庵 2 池の紅葉
天授庵は暦応2年(1339)、南禅寺第十五世虎関師練によって開山無関普門の塔所として創建された南禅寺の開山塔です。
明徳4年(1393)、文安4年(1447)に焼失、さらに応仁の乱で荒廃、130余年を経過しました。慶長年間に入り世情の安定と共に、玄圃霊三の代の慶長7年(1602)に、霊三の法嗣雲岳霊圭が細川幽斎の妻光寿院の甥にあたることから、幽斎の援助を得て再興されました。
本堂、正門、旧書院を始め諸堂を旧時の面目を復興し、今日に至っています。
昨日に続き天授庵です。本殿前庭の目の覚めるようなダイナミックな紅葉とお別れして・・・小さな門を入って書院南のお庭へ。
書院が見えてます。
ガラスに映った紅葉が絵のようです。
書院は散策の道順からは離れた少し高い所にあります。
書院下にある池を廻るコースになっています。
大きな木に囲まれて、薄暗い中だから紅葉の鮮やかさが際立ちます。
とても可愛い葉っぱです。先の方からここまで赤くなりました。
水面の細波にゆらぐ木々の映りが美しいです。
池の中に小さな祠のようなのが・・・。
水面に写る紅葉の赤さ・・・
しつこいようですが・・・気に入っています。
緑の竹の直線も新鮮に見えます。
水面を覆う紅葉・・・金色の鯉が優雅ですね。
落ちたばかりの紅葉の葉が水に浮んでいます。
池をグルッと一周して・・・書院のガラスに映る紅葉とお別れです。
※次々と京都の紅葉をお届けします。天授庵に負けない美しいところも沢山あります。これからもお楽しみくださいね。
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天授庵を後にする前に・・・振り返って見た庫裏(くり)です。今見て来た書院前の紅葉が真っ赤に見えています。
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