三門の紅梅 白梅 興正寺
←目次 2006年1月27日から毎日更新しています。
「梅だより」には出て来ないけれど、三門の紅白梅を毎年(多分)撮りにきている興正寺です。今まで紅梅の方が早く咲き、白梅が全然ということが多かったのですが、今回は白梅もまあまあ咲いていました。
興正寺は西本願寺の南隣にあります。 ◆地図です。
興正寺
真宗興正派の本山。佛光寺の14世経豪が本願寺8世の蓮如に帰依し、佛光寺を弟に譲り、名を蓮教と改め、山科に一宇を建立したのが起こり。佛光寺の旧称によって興正寺(興隆正法寺)と称した。下は三門からの御影堂
その後、本願寺とともに寺地を移転し、天正19年(1591)現在地に移った。
建立:1600年頃(江戸時代) 明治35年焼失、同45年再建
蓮教上人以来、興正寺は本願寺と行動を共にしていましたが、一方では本山として独立しようとする気運も根強くありました。そして、明治9年(1876)になって真宗興正派として独立しました。 境内に入って、三門の左右に紅梅・白梅
紅梅はほぼ満開見頃。 白梅は2-3分咲き。(撮影:2月27日)
ここの紅梅は八重のピンク色です。
御影堂の右には阿弥陀堂 本尊の阿弥陀如来像は、災害を免れて蓮教上人以来大切に守られてきたそうです。
◆西本願寺と興正寺は下にまとめています。よろしかったら見て下さい。
八重の可愛い花。
ちょうど見頃で美しいです。
そして、白梅
一重の可憐な花
向うには、安永3年(1774)に皇太后恭礼門院が建立した鐘楼が見えます。
中心部分は結構咲いていますね。
御影堂と阿弥陀堂は渡り廊下でつながっています。正面に見える経蔵は、嘉永元年(1848)建立。孝明天皇より下賜された「法宝蔵」の勅額が所蔵されています。
梅の見ごろはまだまだ続きます。
梅って、なかなか咲きませんね。花期が長いから、咲き出しても桜のようにあわてなくても良いのですが。早く見ごろにならないかなあ・・・
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