木屋町通を歩く 上車屋橋から御池通
過去の全記事 2006年1月27日から毎日更新しています。
3日前の木屋町通の続きで、上車屋橋から北に歩きます。上車屋橋はかっては鍋屋橋と呼ばれ、その名称は道の両側の鍋屋町に由来します。鍋屋とは鋳物商のことです。
東の路地を入ると、炭火焼と魚料理が美味しい居酒屋「甚」、豆腐料理の「豆水楼 木屋町本店」、焼肉ホルモンの「萬正」があります。
また、右(南側)の「大久ビル」の1階に和洋折衷の割烹「阿久」、2階に日本酒バー「あさくら」、3階に洋酒と音盤の「Violon(ヴィオロン)」、4階に居酒屋「酒家 如意」があります。
「木屋町ジャンクション(KJC)ビル」の1階に和食居酒屋「臼松」、2階に宇治から4月に移転してきた町和食「煮炊」、3階にバー「RAVEN」、4階にすっぽん食堂「スパクロ」、5階にバー&サロン「LU LUCE」が入っています。
「Miyukiビル」 地下1階は鳥料理の「大原屋」、1階は、「MOON & BACK Ramen Bar & Branch Cafe」、2階は「エスベトナム料理」、3階はバー「Sria(エスリア)」、4階はクラブ「シュウ」、5階はテナント募集中です。
「京料理 梅むら」伊藤博文を始め、名宰相が常宿した由緒正しい料理旅館ですが今は一見さんでもOKです。高瀬川会席、京懐石は一品一品に板前の心意気が込められ、新鮮なネタを盛り合わせた鍋料理もあります。先斗町の東で納涼床があります。
「水の堰止めの石」 三之舟入跡の右(上流側)にあります。
浅い高瀬川の水位を調整するための堰です。水量不足の場合に、三つの石に板を差し入れて水を止めて水深を上げ、高瀬舟を曳航しました。
「ソラリア西鉄ホテル 京都プレミア 三条鴨川」 客室数200ののホテルで、中庭をはじめ、客室から眺めるモスウォールなど、世界的に活躍する庭園デザイナー石原和幸氏が設計。朝食はブッフェスタイルで、おばんざい料理など30品以上から楽しめます。
「加賀藩邸跡」 加賀藩は江戸時代外様の最大の大名で102万7千石、前田家が代々藩主でした。藩邸には留守居役が詰め、幕末の激動する政局の中で加賀藩が活躍することはほとんどありませんでした。
上の写真の右は「御池橋」の親柱で、御池通が通ります。下はソラリア西鉄ホテルの北西角で、ここで右に曲がってホテルの北側に立ち寄ります。ホテルは御池通や鴨川も面しています。
客室はスタンダード、スーペリア、ハイクラスの3タイプがあり、ハイクラスは鴨川や東山を一望できる専用テラスや、お部屋専用庭を備えています(下の写真)。
御池通に面して1階にレストラン「翠京」が入っています。京の素材を生かしたホテルメイド料理が楽しめ、朝食はこちらで頂きます。その前に句碑があります。
夏目漱石の句碑、木屋町に宿をとり川向の御多佳さんに、「春の川を隔てて男女哉(おとこおんなかな)」 漱石は大正4年(1915)の春に京都を訪ね、木屋町三条を上った場所で1ヶ月ほど宿泊し、祇園白川のお茶屋の女将「多佳」にこの句を送りました。
多佳が女将をしていたお茶屋・大友(だいとも)の場所に、現在は吉井勇の歌碑が立っています。大友は吉井勇、志賀直哉、高浜虚子、浅井忠、横山大観、尾崎紅葉、夏目漱石、谷崎潤一郎などの作家や画家が集うサロンのようになっていました。
多佳はやや背が高く色黒でごく平凡な風貌で、舞妓になっても三味線などの地方をやる方が多かったそうです。夫が早く病死すると、和歌や俳句に興味をもち、文芸芸妓ともよばれました。漱石は才女の多佳と何か行き違いがあったようです。
ホテルの北東角から鴨川の河川敷に下りられます。その一角にお地蔵さんが祀られていることに気が付きました。
「北向地蔵(延命地蔵菩薩と火除地蔵尊)」 「延命地蔵」は寿命を延ばして、健康と幸福を与えてくれ、特に子どもの成長や安産、若死にを防ぐとして信仰されています。「火除地蔵」はその名の通り火災から町や人々を守ってくれるお地蔵です。
御池通を渡ります。この通りの川端、堀川間は京都らしい都市空間を表現する「御池通シンボルロード」として平成15年(2003)に整備されました。中央分離帯にちょっとした池と噴水、ベンチ、照明のモニュメントがあります(最後の写真)。
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コメント
こんばんは。ゆーしょーです。
2枚目や3枚目を見ていると
吉田類さんの「酒場放浪記」を
思い出します。
ポチ♪2
投稿: ゆーしょー | 2026年7月 9日 (木) 00:09