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2026年4月18日 (土)

熊野若王子神社と桜花苑

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

哲学の道の南端にある若王子(にゃくおうじ)橋を渡ります。「熊野若王子神社」は、平安時代末期の永暦元年(1160)後白河上皇が紀州熊野権現を勧請して禅林寺(永観堂)の守護神とした「若王子」が始まりとされます。

橋の手前に句碑「花乃影澄や岩間の和すれ水」、作者は江戸時代の俳人・堤梅通(1797-1864)で、京都に生ま、通称を俵屋六兵衛、麦慰舎花の木と号しました。編著に『舎利風語』などがあります。

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社名は天照大神の別称「若一王子」にちなみ、かっては永観堂の近くにあったそうです。下の石橋は、江戸時代の明暦2年(1656)に吉良家から寄進されたといわれています。

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当時は、熊野神社、新熊野(いまくまの)神社とともに京都三熊野のひとつに数えられました。正面は末社の「恵比須社」で、かつて夷川通にあった「夷川恵比須社」を遷したものです。

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「恵比須神像」 木造寄木造りの等身大の坐像で、室町時代の作とされ、開運商売繁盛の神です。

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恵比須社の横に「金剛地蔵菩薩」の石像があります。地蔵菩薩は、釈迦が入滅してから弥勒菩薩が成仏するまでの無仏時代の衆生を救済することを釈迦から委ねられたとされます。金剛は堅固さで悟りの智慧や菩提心を象徴する言葉です。

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手水舎の右に歌碑があります。「名に高き 滝の白糸さればこそ 花のにしきを おりいだしけれ」、作者の千種有功(ちぐさありこと、1797-1854)は公家で有栖川宮織仁親王、久世通理らに入門して和歌を学び、書画にも優れていました。

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鎌倉時代には将軍・源頼朝の寄進、室町時代には将軍・足利尊氏や義満らの寄進が相次き、武家の信仰を集めました。この頃には花見の名所として知られ、尊氏や義政が花見の宴を開いたという記録が残っています。本殿の正面の石橋

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室町時代の応仁の乱(1467-1477)により社殿は荒廃しましたが、豊臣秀吉によって再興されて社殿と境内が整備されました。下は境内の中央にある本殿。

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本殿には祭神として、国常立神(くにとこたちのみこと)、伊佐那岐神(いざなぎのみこと)、伊佐那美神(いざなみのみこと)、天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀ります。道中安全、進学や縁結びの神様たちです。

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江戸時代には聖護院門跡院家として、「正東山(しょうとうさん)若王子乗々院」と号し、寺領75石を得ています。院家とは大寺院を補佐してその法務を行う別院です。社務所の横に新しい授与所ができています。

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明治初年(1868)の神仏分離令後の廃仏毀釈により、若王子乗々院は神社だけが残り、聖護院より離れました。地仏堂に安置されていた薬師如来坐像は、奈良国立博物館に遷されました。本殿の前に地仏堂の屋根にあった宝珠が置かれています。

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左(神社の東)の道をまっすぐ行くと、山の斜面に滝がありその周囲にいくつかの末社がありますが、このときは訪れていません。

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上の道の途中に「桜花苑」への登り口があります。

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しばらく登ると鮮やかなピックの桜が見えてきます。それぞれ柵に囲まれていてまだ若木のようです。

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山の斜面に登ると、地面がピンクの花びらで覆われていました。

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この桜は「陽光桜」という種類で、例年3月下旬から4月上旬に濃いピンクの花を咲かせます。斜面に、いろいろな記念として約100本の桜が植えられ、奥に東屋があります。

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この日は数日続いた雨が止んだので出かけましたが、昼過ぎに一時強い雨が降りました。少し心配していましたが、まだ花が残っていて安心しました。

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再び若王子橋に戻り、左(西)の坂道を下っていきます。この頃、日没のようで景色全体がピンク色に染まってきました。下は哲学の道。

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この道は平安神宮の応天門の前を通る冷泉通で、坂の途中の「若王子倶楽部 左右」は陶器専門店です。向かいに「松ヶ崎浄水場 若王子取水池」があります。

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蹴上から流れて来た水は水路閣を過ぎてトンネルに入り、この取水池から疏水分線および地下を通るパイプに分かれます。パイプの水は疏水分線の下を通り松ヶ崎浄水場まで運ばれ、浄水された水は市内北部に供給されます。

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「通りゃんせ」 カフェレストランで「よもぎ入り薬膳おはぎ」が名物です。また「よもぎソープ」は抗菌や保湿作用にすぐれ、敏感な肌にも優しくシミも薄くなると評判のようです。様々な「猫グッズ」も販売しています。

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「ブレッツカフェ クレープリー 京都店」 日本初のクレープ・ガレットの専門店。ガレットはブルターニュが発祥のそば粉100%のクレープで、中には卵やハム、きのこやベーコンなどの具が入り塩入りバターが塗られます。最後の写真は鹿ヶ谷通から振り返って。

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コメント

こんばんは。ゆーしょーです。
桜花苑の桜きれいですね。
ポチ♪2

投稿: ゆーしょー | 2026年4月19日 (日) 00:58

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