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2026年2月27日 (金)

城南宮 その歴史と社殿・摂社たち

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

昨日はしだれ梅が見頃とのことで、城南宮に行ってきました。TOPは東の鳥居で、扁額は有栖川宮幟仁(たかひと)親王の字です。

「城南宮」の創立年代は不詳ですが、平安遷都の際に国常立尊(くにのとこたちのかみ)を八千矛神(やちほこのかみ)と息長帯日売尊(おきながたらしひめのみこと)に合わせ祀って創建されました。「社務所」

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国常立尊は日本書紀で初めての神、八千矛神は大国主神の別称、息長帯日売尊は日本書紀で神功皇后のことです。総称して城南大神(じょうなんのおおかみ)とよばれ、城(平安京)の南にあることから「城南」と称したといわれます。

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「真幡寸神社(まはたきじんじゃ)」祭神として真幡寸大神と応神天皇を祀り、当初、深草の地にあった式内社です。室町時代の永享10年(1438)に現在地に遷座されたといわれます。

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「芹川天満宮(せりかわてんまんぐう)」 平安時代後期の天永2年(1111)城南宮の南の芹川の地に菅原道真を祀ったと伝えられ、幕末には京都や伏見の人々が石の鳥居や多数の和歌を奉納しています。大正時代の初めに現在地に遷座しました。

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鳥居の向こうの石柱に「唐渡(からわたり)天満宮」とあるのは、鎌倉時代に禅宗の僧侶の間に起った、菅原道真が宋に渡り禅を修めたという渡唐(ととう)天神の信仰を物語っているそうです。学業成就・留学成功の神様です。

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平安時代後期、白河上皇や鳥羽上皇によって、この地を取り囲むように城南離宮(鳥羽離宮)が造営されて院政の拠点となりました。離宮は『源氏物語』の主人公・光源氏の邸宅「六条院」をモデルにしたといわれています。紅白の梅が咲いていました。

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今年の絵馬。黒の馬は影の様にみえますが、かって雨乞いのために黒馬、晴れを願うために白馬を奉納した習わしを表しているのではないかと思います。

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城南離宮が造営された際、城南宮はその鎮守社となりました。当時9月に行われた城南祭では、神輿行列に加え、流鏑馬や競馬(くらべうま)も行われ大いに賑わったといわれます。絵馬舎では例年のように「慶樹園」さんの植木市が行われていました。

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承久3年1221)後鳥羽上皇は「流鏑馬揃え」を城南宮で催しました。北条義時を打倒する兵を集結させる口実で、承久の乱を起こすものの鎌倉幕府勢により敗れてしまいました。しだれ梅の鉢植え、結構なお値段でした。

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手水舎「菊水若水」 江戸時代の初め霊元法皇がこの伏見の名水を飲み痛みが治ったといわれ、お百度を踏んで祈願して水を持ち帰る風習があります。若狭の水がこの下を通り、東大寺のお水取りの「若狭井」に通じているという伝承もあります。

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東からの参道の右手にある「城南鳥居」(朱の鳥居)、この向うが本殿前の広場になっていて正面は「拝殿」です。

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「三光の神紋」太陽と月と星を組み合わせた神紋は、全国的に見ても珍しい紋章だそうです。祭神の神功皇后の御座船の旗印に由来しているといわれます。

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「三照宮(さんしょうぐう)」 朱の鳥居の前の石段の上にあり、天照大御神を祀ります。城南宮の氏子地域のうち、特に上鳥羽の人々の信仰が厚いとのことです。城南宮の神紋の「三光の紋」が桧皮葺の屋根の棟にあり、「三光社」ともいわれました。

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城南離宮の御殿は、熊野詣の精進所や方違(かたたがえ)の宿所にもあてられ、京都御所の裏鬼門を守る神とされたことから、上皇や貴族が方位の災厄から無事であるように祈願しました。朱の鳥居の横に一本だけしだれ梅があります。

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方違とは、外出や儀式などの際にその方角が悪いと、いったん別の方向に出かけ、目的地が悪い方角にならないようにすることです。 「授与所」

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城南宮は、応仁の乱などの戦乱で荒廃しましたが、江戸時代になって復興され、幕末の文久3年(1863)には孝明天皇がここで攘夷祈願をおこないました。 これを機に1年に3回(正月、五月、九月)の天皇家の代参・御祈禱が恒例となりました。「神楽殿」

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「本殿」は 「向拝」が張り出した「前殿」の背後にあります。城南大神の3柱を祀り、工事や引越の時に限らず、新年や節分、年度初めや人生の節目となる大切な時、新しいことを始める際に、力を与えてくれる神として信仰されています。

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「前殿」の左右に「翼廊」か伸び、中に入って本殿の周囲を回ることができます。左手には稲荷社、厳島社、住吉社、兵主社(ひょうずしゃ、勝利の神・素戔嗚尊)、粟島社(少彦名神、婦人病平癒の神)を祀ります。

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右手には、天満宮社、妙見社、金比羅社、庚申社(道案内の猿田彦神)、大国主社、春日社を祀っています。回廊の中では撮影ができません。

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城南宮では2月18日から3月22日の期間、「しだれ梅と椿まつり」が開催されています。また、随時「梅の花守り特別授与」が行われます。初穂料を納めて美容健康と招福を祈願した花守り を受ける方を、一人ずつ巫女さんが神楽鈴でお祓いします 

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ところで、おとぎ話の「一寸法師」は、お椀の舟に乗って都を目指して城南宮の南にある鳥羽の津に着いたといわれます。その後の物語はご存じの通りですが、開運や良縁をもたらすシンボルとして城南宮の絵馬になっています。

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このあと『源氏物語』に描かれたほとんどの植物が植えられている神苑「楽水苑」に向かいました。様々な種類の椿やしだれ梅が見頃の状態でした。下2枚は朱の鳥居の横にあるしだれ梅。

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コメント

こんばんは。ゆーしょーです、
♪ 指にも足りない一寸法師
小さな体に大きな望み
お椀の舟に箸の櫂・・・・
今でも歌えます。

投稿: ゆーしょー | 2026年2月27日 (金) 21:45

こんばんは。
ポチ♪2

投稿: ゆーしょー | 2026年2月28日 (土) 00:04

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