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2025年10月16日 (木)

寺町通を歩く 竹屋町通から夷川通

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

昨日に続いて寺町通を竹屋町通から南に歩きます。この辺りの商店街は振興組合寺町会で、寺町美術通りとも呼ばれます。交差点の南西は「竹屋町 三多」、

鈴江などで腕を磨いた三多裕之氏の料理屋で、魚はかつぎの魚屋からピンのものを仕入れ、食材の味わいを大切にしつつも個性を感じるお料理が頂けます。ご主人が選び抜いた古染付を中心とした器も楽しめます。

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向いは「小林祐史写塲」、既に閉店していますが建物が「京都を彩る建物や庭園」に選定されています。 小林祐史(1900-89)は、東京美術学校写真科を卒業し、昭和初期に活躍した写真家です。写真館は、1900年に叔父・小林定介が創業しました。

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「京都 御所南 レストラン信(しん)」 フランス料理店で、京都や園部の契約農家より届く、朝採り無農薬野菜と旬の食材を活かした料理が中心です。店内は白と木を基調とした京町家の雰囲気の温かく心地良いレストランです。

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「志満家」 古書店で、昔の和本・学術書・古文書、戦前までの雑誌や地図類、染色木版本・著名人書簡・仏教書・美術書などを集めています。他に、木版類(浮世絵)・掛軸・古い絵葉書なども取り扱っています。無料で出張・査定をしています。

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「寺町更科」 明治45年(1912)創業のそば処で、昔から湧き出る、やわらかく冷たい井戸水を使って蕎麦や出汁を作っています。定番のそば・うどんに加えて、けいらんや甘たぬきなど京都オリジナルが並び、珍しいあなごなどの丼もそろっています。

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「しののめ 寺町」 京都一やさしい味のじゃこ山椒のお店です。素材を厳選して保存料を使用せず、毎日、奥の厨房で炊いていつも同じ仕上がりになるように調整しています。長年培われた秘伝の調味で、薄味ながら深い味わいがあります。

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「クラフトバザール椋(むく)」 アジア中心にアフリカやインドから集めた雑貨、衣料、ファブリックのお店です。食器は東南アジアの国々から仕入れ、フェアトレード(発展途上国の生活改善や自立に役立つ取引)の食品も置いています。

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「器まるかく 京都店」 江戸の終わりから昭和にかけて作られた器、現代作家による器を扱っています。自分好みの器との出会いをお手伝いして、ONLINE SHOPもあります。飲食店の来店も歓迎、毎月第3水曜日には業務用の器を紹介しています。

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「KYOTOGRAPHIE BACK OFFICE」 一般社団法人KYOTOGRAPHIEの事務所で、毎年春に「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」を主催、共催は京都市教育委員会です。今年で13回目を迎え、京都市美術館を始め様々な場所で関連イベントも行わました。

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「仁秀(にんしゅう) 器ギャラリー&抹茶処」 仁和寺御用達の陶器メーカーで、ろくろ手挽きによる成形、手がけ釉薬で表情を作る伝統的な手法を採用。こちらは体験工房で、抹茶とともに同じ仁和寺御用達の千本玉壽軒の和菓子を頂けます。

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「Zero Waste Kyoto」 自然食品店で、今まで廃棄されてきた、規格外素材、野菜や果物の皮や種などを乾かして、生み出された美味しいソース、調味料、ふりかけがあります。オリジナルブレンドのお茶、グルテンフリー食品、発酵食品などもあります。

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「進々堂 寺町店」 大正2年(1913)京都で創業したベーカリーショップで、創業者は日本人として初めてパリにパン留学したことで知られます。こちらはレストランにもなっていて、パンを中心としたモーニングからランチまで豊富なメニューがあります。

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「YAMADA MPD ART CLUB / 山田萬宝堂」 アート ギャラリーで、骨董・古美術・古道具の販売・買取を行っています。

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「協栄ビル管理(株)」 1964年に創業したビル管理会社で、日常清掃業務として、オフィス・学校・病院・工場などの清掃を国家資格者が清掃員に業務指導を行います。ほかに、フロアや窓ガラスの特別清掃、ホテル客室整備なども行っています。

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ところで、昨日紹介した美術祭り(10月25、26日)では無料鑑定会に加えて、入札会も行われます。下は「松本松栄堂」創業100年の書画屋で、江戸初期より現代までの筆跡(絵画並びに書)を扱っています。左は「竹屋町通」です。

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下御霊神社の特設会場で、参加店が選りすぐりの逸品・珍品を出品します。古美術・骨董・茶道具・工芸品・日本画・洋画・版画・西洋アンティークなど多数の掘り出し物があるそうです。下は「文苑堂」、書道書専門の古書店です。

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「旭堂楽器店」 創業1927年のピアノ店で、輸入ピアノ・国産ピアノ・デジタルピアノ・中古ピアノなどの他に、防音室ユニット、消音ピアノユニット、ピアノアクセサリ・楽譜類を扱っています。

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「唯屋(tadashiya)」 古い着物や帯、古布のお店です。お買い上げ品のみ染み抜きなどのメンテナンスの相談も受け付けています。

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「喫茶MA (エムエー)」 地元の人が通う喫茶店で、カウンター席には常連客が入れ代わり立ち代わり座ります。メニューが見当たらず、適当に注文すると親切な定員が運んでくれます。読書などをして気兼ねなくゆっくりと時間を過ごせます。

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「囲碁本因坊発祥の地」 かってここにあった寂光寺の住持・日海(算砂)は囲碁に秀で、織田信長や豊臣秀吉に師と仰がれ、後に徳川幕府に招かれて、江戸で囲碁の家元・本因坊家を開きました。現在本因坊は囲碁のタイトルになっています。

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「人見建設」 創業1918年の建築会社で、住宅工事の新築・増改築・設計・施工、店舗・ビル・マンションの企画・設計・施工、不動産の売買・仲介・賃貸・保有・運用・管理などを行っています。向うは夷川通で今日はここまでです。

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コメント

こんばんは。ゆーしょーです。
寺町通りなのにお寺がないですね。
和歌山にも寺町がありますが、
そこにはお寺が密集しています。
ポチ♪2

投稿: ゆーしょー | 2025年10月17日 (金) 00:01

★ゆーしょーさん こんばんは♪
寺町通ももっと北ではお寺が多い場所もあります。この辺りの御所に近い場所では何度か江戸時代に大火がありました。御所や公家町の防火のために、町家やお寺は鴨川の東に再移転させられました。

投稿: りせ | 2025年10月24日 (金) 00:08

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