寺之内通を歩く その13 浄福寺通西入る
過去の全記事 2006年1月27日から毎日更新しています。
一昨日の記事の称念寺(猫寺)を後に、寺之内通に戻ってきました。寺之内通と浄福寺通の交差点北東角に小さな「乾隆・桑の木ひろば」があります。
このあたりの乾隆(けんりゅう)学区は長年、市内220学区のうち公園のない2学区の一つだったそうです。そこで、2019年に旧寺之内交番所跡地に地域コミュニティの場としてポケットパークが整備されました。
シンボルとして桑の木を植え、東屋にはベンチとMini防災倉庫があります。乾隆社会福祉協議会では近くのお店とともに何かイベントをすることを考えているそうです。
「フルーツパーク真倉町」 24時間営業のフラップ式のコインパーキングです。フルーツパークは、京都市内を中心にコインパーキングを展開している会社です。
「でにむどす西陣本店」 西陣の伝統技術と岡山児島のデニム素材を融合させたデニム着物を制作販売しています。デニム着物は、軽くて動きやすく、洗濯機で洗えるなど、現代のライフスタイルに合った特徴を持っています。
「秦流舎」 西陣御召(着物・帯地)の製造・企画・販売を行っている会社で、こちらは通用口、左は駐車場です。上のでにむどすも秦流舎のお店のようです。
昭和41年(1966)に西陣織の「野中正機業店」として創業しました。こちらの建物には「野中」という表札がかかっていて、ウインドウに縄文式土器が見えます。
平成7年(1995)秦流舎として再出発、西陣の呉服の伝統の技を守りながら、着物をファッションととらえて、現在の空間、価値観にあう作品を創作しています。
「Villa Stockholm(ヴィラ ストックホルム)」 宿泊施設のようですが詳しくは分かりません。
地図では「創楽志可(そうらくしが)」となっていますが、何の建物か分かりません。表札は滋賀となっているので、もしかしたら創楽志可は滋賀さんの何かの号かも知れません。
建物は、「歴史的意匠建造物」、「景観重要建造物」、「歴史的風致形成建造物」に指定されています。軒には鐘馗さんがのっていました。
「洛陽織物(株)」 江戸時代後期の天保初年(1830年代)創業の西陣織の織元です。長い歴史の中で培われた織技術の豊かさは西陣織元の中でも屈指の存在で、格調高い礼装用の帯で有名な織元です。
現在は同時にシックでハイセンスなおしゃれ帯でも人気です。更に夏帯、また御召きものでも独自の高品質なものを作り、高い評価を得ています。 この京町家が会社であり工房で、京都市の歴史的意匠建造物に指定されています。
「シャトー若草」 築1978年、4階建、31戸、1K/1Rの学生向け賃貸マンションです。インターネット対応、ケーブルテレビ、BSアンテナ、駐輪場、バイク置き場などの設備が整っています。
「グランドムール西陣」 築1990年、6階建、14戸、2LDK~3LDKのマンションで、DINKSやファミリーに適した住宅です。1階の左にお店が入っています。
「COLETTE(コレット)」 数年前に下鴨からこちらに移転してきた焼き菓子のお店で、アップルパイやキッシュが美味しいと評判。土日はカフェが開き、イートインができるそうです。
「ルミノール西陣」 築2017年、5階建、25戸、1Kのマンションです。
「堀井機業店」 織物工房だそうですが詳しくは分かりません。趣のある建物です。
「メゾン西陣」 築1986年、4階建、7戸、1Kのマンションです。
左は「シキイたばこ店」、最後の写真は「くるっとパーク千本寺之内東」、くるっとパークは京都市都市整備公社が運営するコインパーキングで、京都市内を中心に約200カ所の駐車場や駐輪場を整備しています。
向うの南北の通りは浄福寺通と千本通の中間で、今日はここまでです。お帰りの際には、ブログランキングの応援のクリック↓をよろしくお願いします。
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コメント
こんばんは。ゆーしょーです。
和歌山でも個人のたばこ店は
ほとんどなくなりました。
スーパーでカートン買いする
人が増えたので、個人の店は
成り立っていかないのでしょう。
ポチ♪2
投稿: ゆーしょー | 2025年1月23日 (木) 00:19