正月の神宮道を歩く 仁王門通から三条
過去の全記事 2006年1月27日から毎日更新しています。
先日、平安神宮の初詣のあと、神宮道を南に歩きました。TOPは観光特急「清水寺・京都駅」(市バスEX100)の「岡崎公園 美術館・平安神宮前」です。この路線は京都駅前から清水寺(五条坂バス停)を経由し、祇園や銀閣寺などへも停車します。
下は神宮道と仁王門通の交差点南西にある「セブン-イレブン 京都平安神宮前店」、この辺りの景観に調和するような外観と店先の床机が目印です。手前にシンボルの枝垂れ桜があります。
「茶ろん瑞庵」 お茶と和スイーツのお店で、和室でお食事もできます。地下に茶室があり、茶事や茶会等に利用できます。(以下は営業していたお店だけです。)
「グランドヒルズ岡崎神宮道」、築2002年、地上4階地下1階建、44戸、2LDK/3LDKのマンションです。1階にいくつかのお店やギャラリーが入っています。
向かいの屋敷の門前に「楠部弥弌作陶之地」という石標があります。陶芸家・楠部弥弌(1897-1984)は、若手陶芸家と赤土社を結成し陶芸革新運動を展開しました。後に日本芸術院会員となり、文化功労者に選ばれました。裏に福田赳夫書の碑文があります。
「ギャラリー唯」 アートギャラリーで、陶器、ガラス、木工、染織などの作品を中心に、3週間単位で企画展を行っています。館名は、作り手の作品はただ一つのもの、その作品が使い手に唯一のものになって欲しいという願いを込めたそうです。
「ギャルリー百音(もね)」 絵画、陶芸、茶道具などの作品展示や販売をしています。山政小山園の宇治茶の販売店でもあります。このあたりの区間は、美術館やホールに近いことからギャラリーが並ぶアートスポットになっています。
「よ志川」 扇子やハンカチ、巾着などの布系の和雑貨が並んでいます。建物は「ポルト・ド・岡崎」、築1980年、地上5階地下1階建、87戸、2LDKのマンションです。西の白川にも面していて人気のあるビンテージマンションです。
隣にある「峯嵐堂 平安神宮店」 和菓子と甘味処で、特にとろけるわらび餅が有名で、ソフトクリームのテイクアウトもできます。豆菓子や抹茶スイーツなども楽しめます。
「平安殿」 明治28年(1895)に創業した和菓子屋さんです。このあたりの名所、旧跡に因んだお菓子を販売しています。平安殿、粟田焼、橋殿、平安饅頭、疏水アーチ、インクラインなど。そすいもちは「京都吟味百選」に認定されています。
お店の左端(南側)は小さな甘味処になっていて、「冷やしくずぜんざい」が名物です。くずもちが氷水の器に入っていて、ぜんざいに入れるか、きなこや黒蜜で食べることもできます。
「シュイロ Eat&Craft」 平飼いたまご「うちゅうの夜明け」を使ったオールデイダイニングレストランで、朝食からランチ、ディナーまで頂けます。店内にはライフスタイルショップを併設しています。
「京都おうち 平安神宮店」 生活雑貨店で、普段使いの器や道具、小さな古道具、洋服、帆布かばん、小物などを扱っています。特に、作家の器を中心に、暮らしを豊かにするアイテムを多く取り揃えています。
「京都山本製革店 平安神宮店」 革製品の専門店で、オーダーメイドの財布や鞄を作成しており、修理も行っています。また、レザークラフト教室も開催されており、初心者でも参加できます。
「阿含宗 関西総本部」 阿含宗は、真正仏舎利を本尊とし釈迦直説の成仏法を伝える宗派で、山科区の北花山大峰に本山があります。毎年2月11日前後の日曜日に開催される「阿含の星まつり」は山岳修験道の柴燈護摩供で、テレビCMでもおなじみです。
「平安アート」 染め付けの器を中心に伝統的な工芸品を扱っています。染め付けの器は茶道具として人気があり、美しい柄や色合いが特徴です。三条通の西にはギャラリーがあり、江戸から昭和にかけての工芸品を展示・販売しています。
「京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク」 写真専門のアートギャラリーで、様々なジャンルの写真作品の展示・販売を行っています。1階は常設展スペース、2階はレンタルスペースとしても利用できます。
「京うな和 本店 神宮道」 厳選した良質な特大肉厚うなぎを仕入れ、長野県の農家と契約してうなぎに合う糖度の高い米を毎日使う分だけ精米、この道40年の職人が熟成させた逸品のたれを使用。うな重とひつまぶしを合わせた「合わせ重」もあります。
「レンタルギャラリー胡々湾(ここわん)」 絵画・書・写真などの壁面展示のほか、陶芸・彫刻・工芸の展示も可能だそうです。1月13日(月)まで画家・井上緑峰の墨彩画を展示販売しています。
三条通との交差点北西にある「SAKIZO神宮道本舗ビル」、「SAKIZO SHOP 神宮道三条店」が入っています。SAKIZOは昭和47年(1972)に創業したちりめん洋服の企業で、現在は不動産運用や賃貸業にも事業を拡大しています。
建物には洋食レストラン「MIYAKO」、古美術の「古美術 瀬戸」なども入っています。建物の周囲に並んでいる旧跡の石標のようなものは、お店の宣伝の石碑です。
交差点の北東の「HANAMIZUKI(はなみずき)」は和小物や京土産のお店です。このあと交差点を渡って青蓮院や知恩院の方に向かいました。
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コメント
こんばんは。ゆーしょーです。
セブン-イレブンの前にも赤い
毛氈を敷いた縁台が置かれてますね。
ここでセブン-イレブンで買った物を
食べるのですね。
とてもいい感じです。
ポチ♪2
投稿: ゆーしょー | 2025年1月 8日 (水) 00:01
★ゆーしょーさん こんばんは♪
コンビニはどこも同じだと思っていましたが、京都では景観に調和するように瓦屋根や看板の色も控えめにされているようですね。
投稿: りせ | 2025年1月10日 (金) 00:36