ブログの十大ニュース2024
過去の全記事 2006年1月27日から毎日更新しています。
今年も大晦日となり、一年のブログを振り返って、印象に残った場所や出来事、嬉しかったことを十大ニュースの形で振り返ります。TOPはホテルオークラ・オリゾンテ。
1.京都を食べ歩く
今年ほど食事の記事を載せた年はありませんでした。ロシア・ウクライナ料理の「キエフ」、フランス料理の「リーボン」、普茶料理の「閑臥庵」(下の写真)、嵯峨とうふ料理の「松籟庵」、いもぼうの「平野屋本店」、うなぎの「逢坂山 かねよ」、
会席料理の「祇園白川 なみ里」、「黄桜カッパカントリー」、ランチバイキングの「ホテルオークラ・オリゾンテ」、京料理の「西尾八ッ橋の里」(下の写真)などです(記事をご覧になりたい場合は右の検索窓にキーワードを入れて下さい)。
2.商店街を歩く
今年も多くの商店街を歩いてお店を紹介しました。その中で印象に残っているのは寺町京極商店街です。かっては寺町らしく仏具店など古いお店が多くありましたが、現在は最先端のファッションのお店がならび、外国人観光客が目立ちました。
3.初めて知る「大地の再生」
最近訪れた妙顕寺の塔頭・泉妙院の庭は、門が開いているときは自由に見学してよくなりました。土壌や水の循環を改善するための様々な技術や方法を用いて「大地の再生」を目指しています。
建物以外の多くの場所も舗装や人工的な施設で覆われ、大地が傷んでいることに気付かされました。最近、哲学の道を舗装するかどうかで議論になっています。賛成と反対の人々の問題として取り上げられていますが、人間と自然という観点でも考えて欲しいものです。
4.葵祭を見学
コロナになって京都の三大祭りの行列は中断していました。昨年、再開された祇園祭と時代祭を見学、今年は4年ぶりに上賀茂神社で葵祭の路頭の儀を見学しました。下は斎王代、五衣裳唐衣(いつつぎぬものからぎぬ、十二単)の大礼服装を着て参向します。
5.初めて知る「歩行者利便増進道路」(ほこみち)
蛸薬師通の新京極通東を歩いていて、他と違う雰囲気を感じました。毎日午後から朝まで歩行者専用道路になり、お店が道にはみ出しています。第201回国会で新たに創設された歩行者利便増進道路制度が適用された結果です。
お祭りの際の一時的な出店ではなく、この制度の道路占用許可が得られれば最長20年間公共の道路に店舗が出せます。海外の観光客はこの通りを知っているようで、お客はほとんど外国人でした。
6,大河ドラマの影響を知る
今年のNHK大河ドラマのおかげで、関連する場所が賑わっていました。平等院や蘆山寺、石山寺はもちろん、一番驚いたのは西本願寺の前にある平安装束を展示する「風俗博物館」でした。ビルの5階にあり、あまり広くない館内は大混雑でした。
7.送り火をライブ中継
毎年の五山送り火は自宅から大文字を見てきましたが、今年はライブ中継をしてみました。新しいミラーレスカメラの機能をつかって何とか中継をすることができました(下は静止画です)。
8.京都の変化を知る
京都を歩いていると、様々な変化に気付かされます。市街地では空き地や駐車場が増え、ビルを建設中の場所も目立ちました。そんな中で、北嵯峨には市内では珍しい田園風景が広がっています。
京都では、古都保存法によって歴史的風土を開発から守るために行政による土地の買い入れを行ってきました。北嵯峨では農地の約30%を市が買い入れ、希望者に耕作を委託しています。しかし、荒れている農地を見かけ、耕作希望者がいないのかも知れません。
9.嬉しい出来事
出雲路の西光寺は廃寺寸前でしたが復興がはじまったようです。出町枡形商店街で「ラストサムライ」こと、通訳ガイドのジョー岡田さんを見かけました。外国客相手にウォーキングツアーを行っている、現役最高齢(94歳)のガイドさんです。
コロナ以前にテレビのニュース番組で東京オリンピックまで頑張るとおっしゃっていましたが、その後の消息を知りませんでした。オリンピックが延期となり心配していましたが、元気な姿を見て嬉しくなりました。
10.西来院が初公開
建仁寺の北門を入った左手に塔頭の西来院があります。「西来院」は鎌倉時代の応永年間(1394-1427)に建仁寺第十一世住持・蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)により創建されました。
2028年に蘭渓道隆750年遠忌を迎えるにあたって境内の整備が進められ、名前にちなんで「蘭の寺」として今年の3月23日~12月31日の期間特別公開されました。本堂前庭の枯山水庭園「峨眉乗雲」は、中根庭園研究所により作庭。
本堂の天井には中国人アーティストの陳漫(チェンマン)氏が描いた巨大な「白龍図」をあります。最後の写真は、彫刻家の樂雅臣氏が奉納した石器「円相」です。
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