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2024年12月 3日 (火)

秋の岡崎を歩く 東山キューブから南禅寺橋へ

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

先日、平安神宮前のぎおん為治郎でお昼をいただいたあと、南禅寺方面に向かいました。途中で甘い物でもと思いながらお店を見て歩きました。

上は京都モダンテラス、下のメロンパンの移動販売車ではフルーツサンドやアイスクリーム、ホットココアなどもありました。

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二条通で東に曲がって京都市京セラ美術館曲の北を歩きます。右は「東山キューブ」、2020年に京都市と京セラとが京都市京セラ美術館となるネーミングライツ契約を結んだ際に、新設された施設です。

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今年の2月にも訪れたのですが、屋上の東山キューブテラス」に上がります。ここは美術館に入館しなくても自由に入れる場所です。

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屋上のテラスからは東山が望めます。向うは東山三十六峰の一つ「粟田山」(標高180m)、その左は「ウェスティン都ホテル京都」 です。

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「日本庭園」は美術館開館以前にあった「京都市商品陳列所」という施設の庭園として明治末期(1910年)に作庭され、七代目小川治兵衛(植治)の作庭です。

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屋上テラスから美術館本館の2階に入ることができます。「談話室」は自由に利用することができ、12月15日にはラーニング・プログラムとして、「ぽよよんタイム」が開催されます。

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展覧会や作品の感想を美術館スタッフやいろんな人々と話すイベントだそうです。窓から見える秋景色が絵画のようでした。

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12月8日 本館 南回廊1階でギャラリートーク「巨匠たちの学び舎 日本画の名作はこうして生まれた」。12月14日本館1階 東広間集合「京都市京セラ美術館 建物ツアー」が開催されます。(1階に下ります。)

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12月15日「巨匠たちの学び舎 日本画の名作はこうして生まれた」の関連プログラムとして講演室(本館地下1階)で講演会「日本画の「学び方」はどう語られてきたか」が開催されます。1階から東のテラスにでます。

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ここは全面がガラス張りで、外にいるような雰囲気です。左は先ほど通ってきた東山キューブ。実はぎおん為治郎を出ると少し時雨れていて、この頃ようやく晴れ間が見えてきました。

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京都に特有な「北山時雨」ともいい、丸太町通より北だけが時雨れることがあります。雨や寒いときはここから日本庭園を眺めるのもいいかも知れません。

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本館の1階から日本庭園に出ます。京都でもあまり知られていない東山を借景とした隠れた名園で、桜のころも見事な風景です。(美術館の地階のカフェ「ENFUSE」はかなりの人が順番待ちをしていました。)

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美術館の東の岡崎通の歩道は紅葉のトンネルになっていました。

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岡崎通を南に歩き、仁王門通まで来ると、疏水沿いの道に「六勝寺桜並木」の石標があります。今年の紅葉はかなり遅く、桜がカエデと同じ時期に紅葉して葉がまだ散っていませんでした。

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「菓匠 清閑院本店」 季節感あふれる和菓子、歳時の和菓子を取り揃えています。特に「あん」にこだわり、粒餡やこし餡以外に、春(うぐいす餡や桜餡)、夏(抹茶餡やずんだ餡)、秋(栗餡や芋餡)、冬(柚子餡や黒豆餡)を使ったあん菓子を提案しています。

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仁王門通の途中から南の小路に入ります。左にある「無鄰菴」は、明治・大正の元老山県有朋の別荘で、明治29年(1896)に造営、こちらの庭園も7代目・小川治兵衛(植治)の作庭です。

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最初にここを訪れる予定をしていたのですが、知らない間に予約制になっていました。文化財である施設を今後も良い状態で保存・公開していくため、入場人数を限定しているそうです。伺うとかなり先まで予約が埋まっていました。

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「瓢亭」創業400年の京料理の老舗。名物の瓢亭玉子をはじめ、定評のある懐石料理や朝がゆ、お弁当などは、時代に沿いながら店の遺産に手を加え発展させたものだそうです。

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杉の子」 定食屋さんで、麺類や丼物、湯豆腐やオムライスなどもあります。よく見かけるお店ですが、意外に外国人のお客が多いようです。日本的なレストランなのでしょうか、新京極でお好み焼き屋さんに並んでいる外国人を見かけました。

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「京漬物 長瀬」千枚漬をはじめ、食感にこだわって仕上げた昆布〆大根、国産のじゃこを無添加で炊き上げたちりめん山椒など、様々な京都の漬物があります。

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南禅寺橋の前まできました。右は川端警察署「南禅寺交番」、左にあった「南禅カフェ」は閉店して、新しくハンバーガーの「DRAGON BURGER 南禅寺店」になっていました。

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ここから南禅寺に向かいます。

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コメント

こんばんは。ゆーしょーです。
岡崎のほうは全然行ったことがないのです。
一度行きたいと思ってましたが行けずじまい
でした。
ポチ♪2

投稿: ゆーしょー | 2024年12月 4日 (水) 02:48

★ゆーしょーさん こんばんは♪
岡崎は明治以降に発展した土地で、京都の近代化の原点ともいえます。

投稿: りせ | 2024年12月 9日 (月) 23:59

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