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2024年10月29日 (火)

裏寺町通を歩く その3

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

昨日の記事の裏寺町の宝蔵寺の南隣に猫雑貨専門店「ポケットにゃんこ」があります。人気は下の写真左の「ポージングにゃんこフィギュア」で、一度に数百個仕入れても品切れになるそうです。インスタDM販売も受付中です。

営業時間は12~19時、毎月22日はポイント2倍デー、10月25日〜31日の期間、お買い上げいただいた方全員にハロウィンのお菓子がプレゼントされるそうです。

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下のGoogleMapで中央の南北の通りが裏寺町通です。緑色の部分は厳密な区別はないようですが、公園や緑地などが視覚的に分かるようにしているようです。ここではお寺の境内のようですが、左(西)のお寺の境内は色がありません。

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「法界寺」 浄土宗西山深草派の寺院で、山号は無想山。詳しい創立年度は不詳ですが、安土桃山時代中期と考えられています。開基の道阿和尚が天正19年(1591)6月28日寂という記録があるそうです。

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天明8年(1788)火災により堂宇や記録などすべてを焼失してしまいました。その後、再興するも蛤御門の変(1864)で焼失、明治12年(1879)22世天亮上人が檀徒の浄財を以て再興しました。昭和11年(1936)庫裡を新築、本堂を改装しました。

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墓地に永代供養納骨塔「浄華塔」があります。近年、少子化や核家族化が進み、家族の関係も以前とはかなり様変わりしています。そんな中で「家を継ぐ者がいない」「子ども達に負担をかけたくない」「一人でも入れるお墓がほしい」

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「無縁墓になりたくない」などのお悩みの方に、安心と誠意を込めた供養でお応えする「永遠の住処」です。納骨後、管理費・維持費などの費用は一切不用で、当寺が責任をもって永代供養するそうです。下は新しく整備され書院庭園。

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「kita」 小さなアクセサリーのお店で、ピアス・イヤリングを中心に小物のアクセサリーが1000点以上あります。ほとんどのピアスやイヤリングは片方から販売しています。現在、ハロウィン限定カラー、晩秋の限定カラー、紅葉狩り限定カラーを入荷しています。

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「極楽寺」 室町時代創建の浄土宗西山深草派の寺院で、はやり秀吉の都市改造によりここに移転してきました。京念珠の老舗「中野伊助」製作の「戦国武将ブレスレット」はこの寺のご住職が祈念したものだそうです。

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ご住職の鵜飼泉氏は舞踏家で、副住職の鵜飼慶樹(僧名・樹道)氏は京都岡崎 蔦屋書店・コンシェルジュ、京都造形芸術大学文芸表現学科・非常勤講師を務めています。

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極楽寺では宗教活動ともに寺院開放プロジェクトなど様々なイベントが開催されています。10月5日(土)には『魑魅魍魎絵巻「狐の嫁入り」@ 極楽寺』が行われ、役者として泉氏が出演、慶樹氏は舞台監督・照明を務め、cbの演奏もしました。

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11月9日(土)には極楽寺で『十夜法要 with Ambient music』が行われます。十夜法要は、秋の夜長に十日十夜、静かに仏と向き合う時間を過ごす法要だそうです。この日、11時から第一~第三法要(各回30分)、18時から第四法要(1時間)が行われます。

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住職・副住職の以外の出演者は、DJ暗黒騎士ガイア (Guitar,Tongue Drum)、家永(Guitar)、樋野展子(Sax)、さらに追加予定だそうです。Ambient musicは環境音楽のことです。

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「シサム工房」 フェアトレード商品、エスニック・ファッションやアジアン家具・インテリアなどのお店です。11月13~26日、kachua(カチュア)のギャラリーを開催、厚手のシャツやワンピース、コットンの洋服やキルトのアイテムが登場するそうです。

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「グランレジェイド京都河原町」 築2015年、地上11階地下1階建、135戸、2LDK~3LDKのマンションです。南の蛸薬師通にも面しています。

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グランレジェイドの1階に「BIANCHI BIKE STORE Y’s Road KYOTO」があります。西日本初のイタリアの自転車メーカー・ビアンキの店で、ハイ・エンドモデルから、パーツ類、アパレル類に至るフルラインナップを取り揃えているそうです。

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「妙心寺」 室町時代、醒ヶ井通四条下るに創建されたと伝わり、高野堂ともいわれます。浄土宗西山深草派の寺院で、本尊は阿弥陀如来。 洛陽四十八願所地蔵めぐり(京都四十八願寺)の第31番札所です。

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札所本尊は「醒ヶ井地蔵尊」とよばれ、壬生寺にあった日本三体地蔵尊の一つ縄目 延命地蔵大菩薩像と同じ木、同じ作者によって作られたといわれています。門前には醒ヶ井地蔵尊の石標があります。

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妙心寺が開かれる前に日陣が創建した本禅寺という寺があり、平安時代に仏師・定朝が彫り高野山に祀られていた地蔵尊(醒ヶ井地蔵)が移され祀られていたそうです。この地蔵を妙心寺が継承したために妙心寺は高野堂とも呼ばれます。

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妙心寺の南は賑やかな蛸薬師通で(最後の写真)、裏寺町通(右)もここから人通りが多くなりますが、今日はここまでです。お帰りの際には、ブログランキングの応援のクリック↓をよろしくお願いします。

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コメント

こんばんは。ゆーしょーです。
裏寺町通りに猫の雑貨の専門店があるのですね。
今、猫に人気がありますからよく売れるでしょう。
和歌山にも2軒ありますが、猫も沢山置いています。
ポチ♪2

投稿: ゆーしょー | 2024年10月30日 (水) 00:05

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