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2024年9月 5日 (木)

四条通を歩く その5と純喫茶ラテン

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

一昨日に続いて四条通を西に歩きます。レトロな建物の香鳥屋の隣に「ギャラリーはると」があります(TOPの写真)。200種類以上があるガチャガチャショップで、京都限定のガチャもあります。

「手作り箸工房 遊膳 祇園店」 全国展開している手作り箸工房遊膳には、無料彫刻サービス付きのお箸があり、お土産や京都観光の記念に最適です。錦市場にもお店があります。

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「宇野商店」 創業明治33年(1900)、祇園に店を構えて30数年です。美術品を通して人生に豊かさと彩りを、をテーマに楽茶碗を中心としたお茶道具、美術工芸品を展示販売、買受けも行っています。この日はお休みでした。

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「むら田」 天保15年(1844)に東京銀座で創業。祇園店は昭和56年(1981)に開店しました。現在は織物、和染加工の染物をはじめ、独自の着想から生まれた、個性的なおしゃれ着中心の作品を提供しています。

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「京つけもの もり 祇園店」 美味しい野菜からしか美味しい漬物は作れないという思いから、自社農場生まれの京野菜など、独自の基準で育てた野菜を盛り込んだ漬物作りに取り組んでいるそうです。

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「井筒八ッ橋本舗 祇園町南側店」 創業文化2年(1805)南座前の祇園・井筒茶店が始まりです。当時、井筒茶店で人気を博していた京名物が、井筒八ッ橋です。以来、京文化や意匠を守りながら創意工夫を重ねてきた品々を販売しています。

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「ぎおん 天ぷら天周」 昔から食通が足しげく通う天ぷらの老舗名店で。ボリューム満点の天丼が自慢です。こだわりの方法で揚げた穴子の天ぷらは看板メニューの一つです。店は下の建物の1階にあり、上階はアパートのようです。

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「中井白金堂」 創業昭和30年(1955)、時計・指環・ネックレス等の装飾品販売とあらゆる時計・装飾品の修理、また昔ながらの手巻き式腕時計や置時計の修繕も行っています。

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「祇園茜堂パーラー」 昨年3月にオープンした昔懐かしい大正ロマンのカフェです。フルーツをたっぷり使用したパフェやプリンアラモード、軽食などを提供しています。珍しい南高梅のクリームソーダもあります。この日はお休みでした。

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「maicoto」 京都製のクッキーとジャムの専門店で、ピンク色を基調にした店内は可愛いながらも大人お洒落なリッチ感を演出、白味噌や京野菜など京都の素材を生かしたクッキーとジャムを取りそろえています。

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「永楽屋 細辻伊兵衛商店 祇園店」 元和元年(1615)木綿織商として創業、明治から昭和初期にかけての手拭いの柄を復刻した「町家手拭」や新柄を販売。屋号は、先祖が織田信長の命を受けて出陣した際の直垂についていた永楽通宝の紋が由来。

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「京都 西陣織 もりさん」 大正10年(1921)創業の雛人形の衣装生地「金襴(きんらん)」を製造する高級織物メーカーです。雛人形の衣装生地を用いたご朱印帳やノート、がま口は旅の思い出にピッタリとか。横にベビーカステラのコーナーがあります。

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「京・月待庵 祇園店」 そら豆・グリンピース・黒豆など、からだにいい豆を使った手焼きの豆煎餅の専門店です。朝早くから職人が店頭で一枚一枚心を込めて焼き上げ、なかでも「そら豆」は、全体の7割が豆という人気商品です。

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「元禄」 祇園の伝説のバーで、戦後はGHQ御用達で祇園のお茶屋以上に厳しい一見さんお断りだったそうです。現在、大正時代の建物を改装中だそうです。前に駐車しているのは工事関係者の車でしょうか、ずっと停まったままでした。

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「京の薬味処 祇園はた源」 食材の味を引き立てた特上の柚子七味や山椒風味の七味など、香り豊かな七味・八味を販売。皇最強一味や皇祇園激辛など商品名についている皇(すめら)は、収穫物等をお供えする日常の行いを称えた言葉だそうです。

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「おはぎの丹波屋」 平成2年に創業、原材料と手間を惜しまず、作りたてのおいしいおはぎが頂けます。ほかに、かしわ餅、あべかわもち、みたらし団子、赤飯などもあります。

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「大和大路通」まで来ました。交差点の北東(写真の右)は「東山警察署大和大路交番」 

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交差点の南東の「伊藤久右衛門 祇園四条店・茶房」 本店は宇治にある江戸後期の天保3年(1832)創業の茶舗です。こちらは京都市内初の茶房複合店舗で、抹茶パフェ、季節パフェや抹茶そばなどスイーツからランチメニューまであります。

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大和大路通の南に少し立ち寄りました(写真の左)。

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交差点から少し南のラテンビル2の1階に「純喫茶ラテン」があります。創業70年の隠れ家的な喫茶店です。

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店主の井上硅子さんは、20歳からこの店を始めてもう70年近く。当時同じ町内で可愛がってもらっていたフランソワ喫茶室の奥さんに3か月間教育を受けて喫茶店の仕事を一から教わり、ラテンを始めたそうです。

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また店内のテーブルとイスは創業当時に有名な彫刻家さんに栗の木で作ってもらったものが、今も使われています。テーブルの幅が狭く作られていて、近い距離で会話を楽しむことができます。

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ドリンクとケーキ、それらのセット以外にピラフやカレーなどの軽食もあります。関西の喫茶店の定番メニューだったキューピット(カルピスのコーラ割り)もあるそうです。私はアイスティーとピラフをいただきました。

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店内にたくさん飾られているステンドグラスは、全て硅子さんの手作りです。特にお気に入りは、ひと際大きく美しいクレオパトラのステンドグラス(写真の右)だそうです。

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この後、もう一度四条通に戻りました。この日の最終目的地の川端通はもうすぐです。

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コメント

「純喫茶ラテン」
こだわり抜かれたお店の感じ。
新しさも、古めかしさもない、個性的な感じがいいと思います。
入りたくなるお店ですね。

投稿: munixyu | 2024年9月 5日 (木) 18:47

こんばんは。ゆーしょーです。
昔は純喫茶と言っていたのに
今は何かおしゃれにカフェと
言いますね。
若い頃、喫茶店のことを「サテン」と
言いました。
ポチ♪2

投稿: ゆーしょー | 2024年9月 6日 (金) 00:36

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