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2024年9月 6日 (金)

四条通を歩く その6 川端通へ

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

昨日の記事の純喫茶ラテンを出て、四条通に戻ります。大和大路通との交差点の南東に「祇園味幸」があります。

香辛料各種を販売する薬味処で、「黄金一味」は平賀源内の『番椒譜』に描かれた黄色の唐辛子です。赤唐辛子の10倍の日本一辛い唐辛子だそうで、国内で自社栽培していて商標登録しているので祇園味幸でしか手に入りません。

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大和大路通の向うは「壱銭洋食 本店」。明治になると、水で溶いた小麦粉に刻みネギや肉片などを乗せて焼き、ソースを塗ったものが駄菓子屋で売られ、1枚一銭だったので「一銭洋食」と呼ばれました。昭和の後半になるとお好み焼きに変わりました。

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「ハードロックカフェ京都 ロックショップ」 和とロックが融合した店内では、KYOTOのシティーネームが入った定番商品に加えて、和の美意識が詰まったオリジナル商品も用意、カフェも併設しているようです。

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「りそなクイックロビー」 りそな銀行祇園出張所(京都支店)です。

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「京祇園菓子司 福栄堂」 創業80年の伝統を持つ京菓子店です。白いあんはお月さま、赤いあんは雲をイメージし、職人が真心を込めて作った自慢のお団子「祇園の月」は創業当時からのロングセラーです。壱銭洋食の経営です。

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「祇をん 松乃」 昭和28年(1953)の創業から代々守り続けてきた秘伝のタレで焼き上げる鰻料理の専門店です。浜名湖直送の鰻を使用した「せいろむし」が名物です。

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「十六五(とうろくご)」 看板商品の「五色豆」は素材を生かした自然のままの豆の味で、出産・入学・就職・結婚・歳祝い・新築・開店などの祝い菓子として評判です。

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「井澤屋」 慶応元年(1865)創業、着物になくてはならない和装小物を販売。西陣織・京友禅などの伝統の技に、艶やかな花街の気品を添えた京小物を代々取り扱ってきました。

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「ファミリーマート 京阪四条駅前店」 今年の6月の時点で京都府に330店舗あるそうで、四条通の東に四条花見小路店もありました。

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「どうとんぼり神座 祇園四条駅前店」 神座(かむくら)では創業以来守り続けてきた秘伝のラーメンスープを提供するために、厳しい試験に合格した社内資格のソムリエだけがスープをつくります。みたらし団子のコーナーもあります。

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「志満家ビル」 2階にビアバーの「麦酒 夢詠ミ」、3階に宝暦年間(1751-1764)創業の「矢倉寿し」、4階に「岡村歯科」が入っています。1階はテナント募集中です。

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「やぐ羅 本店」 創業明治33年(1900)の蕎麦屋。北海道で生産された身欠きにしんを三昼夜かけてコトコト煮込み、温かいおそばに添えた「にしんそば」が創業からの看板メニューです。山椒ちりめんも販売しています。

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「鳴門鯛焼本舗祇園四条店」 鳴門鯛焼本舗は、熟練の鯛焼職人が一丁づつ丹精込めて焼き上げる薄皮の天然鯛焼を製造、全国に約60店舗あります。京都には他に三条寺町と長岡天神にお店があります。

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中央は地下を走っている京阪電車の入口、右奥は北座跡で井筒八ッ橋本舗のビルが建っています、その手前は地下にある京都市鴨東駐車場の施設です。

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「南座」 8月19日まで『星列車で行こう』が行われました。真山仁が脚本を手がける新作舞台で坂東玉三郎が演出・補綴を務め、真山仁が脚本を手がける。出演者には影山のほか、松田悟志、松村龍之介、石井一孝らが名を連ねています。

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9月4日(水)~26日(木)の期間は九月花形歌舞伎 発刊30周年記念『あらしのよるに』が行われています。年末恒例の『吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎』は11月9日(土)からチケット発売予定です。

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市バスと京阪バスの停留所、京阪バスはここを京都駅方面、あるいは出町柳・百万遍から比叡山に行く路線が走っています。その後ろは「南座前チャンスセンター」、宝くじ売り場です。

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「祇園饅頭」文政2年(1819)創業、当初は饅頭工場でしたが、湯気に誘われて買いに来る方が多く、軒先で販売するようになったとか。江戸時代に天秤で売り歩いた志んこや桜餅、柏餅はこしあんとみそがあります。この日はお休みでした。

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「総本家にしんそば 松葉」 文久元年(1861)初代の松野与衛門が南座の向かいにあった北座で始めた芝居茶屋が起源。明治15年、2代目の与三吉が保存食の「みがきにしん」とそばを合わせた「にしんそば」を発案、京を代表する名物となりました。

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「レストラン菊水」 大正5年(1916)創業の洋食の老舗です。1階はカフェ・喫茶・軽食などのレストラン・パーラー、2階は本格的フレンチレストラン、3~4階は宴会・ブライダルなどに利用でき、屋上はビヤガーデン、建物は国登録文化財に指定。

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最後の写真は菊水の前から、ここまでの四条通は八坂神社の参道でもありました。この日の散策はここまでです。

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コメント

「祇園味幸」
辛い物は結構いける方だったのですが、
赤唐辛子の10倍って、凄い辛いのでしょうね。舌が痺れそう。
僕は、ついていけるのかなあ。でも、辛い物好きの人は遠方からでも
買いに来るのでしょうね。

投稿: munixyu | 2024年9月 6日 (金) 19:52

こんばんは。ゆーしょーです。
黄金一味は赤唐辛子の10倍の
日本一辛い唐辛子なにですね。
辛いものは苦手なのです。
南座、去年の初詣のとき、
この前を歩きました。

投稿: ゆーしょー | 2024年9月 7日 (土) 00:01

ポチ♪2

投稿: ゆーしょー | 2024年9月 7日 (土) 00:01

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