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2024年6月23日 (日)

伏見稲荷大社 熊鷹社から四辻へ

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

先日の記事の伏見稲荷のお山巡りの続きです。熊鷹社の前の茶店「竹屋」で一休みしたあと、再び鳥居のトンネルを上りました。上の写真は熊鷹社の後ろにある「新池」。

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しばらくは緩やかな上り坂が続きます。

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「三ツ辻」 左は御産塲・本殿の方に下る道、右がこれから上るお山の参道です。

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茶店の「三玉亭」、この日は平日だったせいか閉まっている茶店もありました。向うの左に「危険!サルに近づかないで!」という看板が見えます。攻撃的な親子の猿が出没しているそうです。

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「呼子大神」 お塚だと思われますが台座には「大阪梅田浜」、その下には発起人と20人以上の名前が刻んであります。名前の最後が吉や助の人が何人もいるので江戸時代のものかも知れません。

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さらに登ったところに茶店「京屋」があります。赤壁の立派な建物ですが、この茶店も閉まっていました。

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前にある「榎木大神」、こちらには「大阪榎木講社」とあります。大阪市中央区に榎の大樹があり、榎木大明神として地元に親しまれているそうです。こちらと関係があるかも知れません。

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さらに石段を上ると、途中にある石標に気が付きました。それぞれ、人名や屋号と思われる文字が刻んであって、その後ろに鳥居の根本が残っています。奉納した鳥居が壊れてなくなってしまったようです。

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茶店の「瓢亭」、こちらは開いていて外国人観光客が大勢いました。崖の上にせり出した懸け造りの建物で、中からは見晴らしがいいと思います。

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茶店の前に「大松大神」のお塚があります。瓢箪の形をしていて、お酒の神様として信仰され、良縁のご利益もあるそうです。茶店の名前はこのお塚にあやかったと思われます。

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向うの石段の上には石の鳥居があって、根本に石標が見えます。稲荷大社の鳥居の総数は1万基以上といわれ、毎年200基以上が新たに奉納されるそうです。

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その鳥居の多くを手がけるのが、伏見稲荷大社の御用達宮大工である長谷川工務店です。創業年は工房に残る宝暦11年(1762)の記録よりも遙かに古いと考えられるそうです。神様が分かるように鳥居の山頂側に奉納者の名前が書いてあります。

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茶店の「三徳亭」、こちらも外国人観光客で賑わっていました。茶店の前に鳥居が見えます。

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「三徳社」 祀られている「三徳大神」は衣・食・住の神様です。祠の中に「大漁大神」も祀られており、漁業関係の方にも御利益があるといわれています。古くから信仰されていたようで、手水舎には古い千社札が貼ってあります。

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ちなみに、三つ辻から四つ辻の間の400段の石段は「三徳さんの石段」と呼ばれるそうです。少し視界が開けてきました。

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ここは「展望台」になっています。こちらは大阪方面で、右は西山から天王山、左は男山です。右手前は京都府で最も高い「日本電産本社ビル」(100.6m)です。

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二つの山の間に大阪のビル街が見えます。

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こちらは西山の方です。

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山の中腹に善峯寺が見えました。

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展望台のすぐ先に、急な石段があります。

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ここは「四つ辻」で茶店の「にしむら亭」があります。麺類や丼物、甘味などがあり、100人ほど入れる大きな茶店です。

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四つ辻はお山巡りの山頂に上る、右回りと左回りの道(どちらも四つ辻に戻ってきます)の分岐点です。

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こちらの石段は右回りの道で、「御膳谷奉拝所」、「御劔社 釼石」を通って稲荷山の最高峰「一ノ峰」(上社神蹟)に至ります。石段の左に「御幸奉拝所」への道が見えます。

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茶店の横から左回りの道があります。こちらは「三ノ峰」(下社神蹟)と「間ノ峰」(荷田社神蹟)を通って一ノ峰に至ります。

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「にしむら亭」は俳優の西村和彦さんの実家で、両親と兄が経営しています。西村さんは高校を卒業するまで、ここから通学していたそうです。

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にしむら亭でざるそばと稲荷ずしのセットを注文しました。暑い日でしたが、冷房が効いた店内で美味しく頂きました。

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時間があまりなかったのでここから下山して、次の目的地の伏見の酒蔵のまちに向かいました。

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コメント

「危険!サルに近づかないで!」
サルは、リュックを奪うイメージがあります。
箕面のサルは、よくリュックを狙うので。
伏見稲荷大社のサルは、何を奪うのでしょうか。
やっぱりリュックかなぁ。

投稿: munixyu | 2024年6月23日 (日) 15:02

こんばんは。ゆーしょーです。
伏見稲荷大社の千本鳥居を見ていると
もう一度伏見稲荷大社へ行きたくなりました。
無理かな?
ポチ♪2

投稿: ゆーしょー | 2024年6月24日 (月) 01:20

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