「祇園白川 なみ里」で昼会席
過去の全記事 2006年1月27日から毎日更新しています。
昨日の記事のなすありの径から「巽橋」の前にくると、大勢の人が集まっていました。巽橋を渡って小路を歩きます(下の写真)。ここは「切り通し」といい、四条通から新橋通までの短い通りです。
巽橋から末吉町通までは特に道幅が狭く、かなり混雑していました。よく見ると、カメラを持った集団が舞妓さんを追いかけています。最近外国人観光客のマナーが問題となっていますが、日本人のアマチュアカメラマンでした。
このブログでもアマチュアカメラマンのマナーを何度も指摘してきました。おかげで、インバウンドブームのずっと前から撮影禁止の寺社が増えて、過去に撮った写真を使わざるをえない場合も多くあります。「末吉町通」
狭い切り通しを抜けて末吉町通を西に歩いたところに「祇園白川 なみ里」があります。こちらでお昼の予約をしていたので、切り通しを抜けられなくてちょっと焦りました。
かってここにあった「琢磨」が気に入って何度か食事をしたことがあり、ブログにも載せています。名前が変わって気になっていました。長くて狭い路地を入った先になみ里の入口があります。
1階はカウンター席が16あり、2階はテーブル席が16で3名以上や団体の宴会に利用できるそうです。お食事は昼会席2種と夜会席で、私は昼会席(上)を頂きました。
「八寸」 華やかな盛り付けに一品ずつが丁寧に味付けされています。左はレタスの酢漬け、右はバイガイです。
「お造り」 泡醤油かたまり醤油でいただきます。泡醤油でいただくときは、先にお刺身にワサビを付けてからにした方がよいと教えていただきました。
「椀物」 てまり麩と彩りの野菜に、京都で6月に頂く和菓子の「水無月」。本物の和菓子?と思いましたが真薯(しんじょ)で、ちょっと粋な料理でした。
「焼き物」 鱒の塩麹焼きです。お料理とあった器がとても素敵です。
「焚き合せ」 お野菜がいい味をしています。
「揚げ物」 揚げたてを塩かタレで頂きます。
「蒸し物」 アツアツの餡に真薯が柿の形になっています。
「酢の物」 瀬戸内の蛸をお出汁がきいたジュレでいただきます。海底に潜む蛸を思わせるような器です。
タイ?の炊き込みご飯と香の物、赤だし
オープンキッチンなので、調理をしている姿を見ることができます。椀物や蒸しものなどは蒸し器で温めているようです。
左が店主の並里さん、琢磨で働いていて7年前にこの店を引き継いだそうです。琢磨というお店は無くなってしまったと思っていたら、最近百万遍の北西にある田中大堰町で居酒屋「隠れ家 琢磨」を開業したそうです。
デザートは山椒のシャーベットと果物、水ようかんでした。山椒のシャーベットはビックリしましたが、食べたあと爽やかになりました。
最近ブログで度々お食事を紹介していますが、祇園としてはそれほどお高くなく、文句なしに一番おいしかったと思います。目の前で野菜の飾り切りをしていました
こちらのお店は外の眺めがいいことでも知られています。桜の頃だけでなく、深緑の頃の開放的な風景もおススメできます。
窓の外からアオサギが覗いていました。祇園あたりの白川でアオサギをよく見かけ、いつもお店の方を向いているのが気になっていました。やはり餌を待っているのだと確信しました。
お食事のあと、もう一度巽橋まで戻って祇園白川を歩きました。
お帰りの際には、ブログランキングの応援のクリック↓をよろしくお願いします。
★こちらを是非よろしく→ ブログ村→
-------------------------------------------------------------------
| 固定リンク
コメント
こんにちは。ゆーしょーです。
めちゃめちゃ美味しそうなお料理ですね。
それに結構品数が多いですね。
僕だったらこれだけの量食べ切れません。
最後にデザートもあるのですね。
投稿: ゆーしょー | 2024年6月 9日 (日) 15:27
いい昼会席になりましたね。
作っているところが見えるのも、楽しくていいと思います。
京都のお昼は、店構えは凄くとも意外と安くていいですよね。
量も結構あるようですし。
デザートの山椒のシャーベットが気になります。
投稿: munixyu | 2024年6月 9日 (日) 19:31
ポチ♪2
投稿: ゆーしょー | 2024年6月10日 (月) 00:15