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2024年5月27日 (月)

石山紫の道を歩く

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

先日、京阪電車の大谷駅で途中下車したあと「石山寺駅」にきました。ここから石山寺までの参詣道は「石山紫の道」とよばれ、2014年度に行われた推進計画で 『源氏物語』に登場する草花や風物で彩られました。

上は「京阪石山寺駅」、下は「白鬚大明神・白菊大明神」です。

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「石山紫の道」の推進計画では、既存の「石山寺多宝塔(レプリカ)」の周囲を、石山寺の特徴である天然記念物の硅灰石とモミジによる縮景を作庭しました(写真からはみ出ています)。

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「月見橋」の上から「大津放水路」、大津市街地の慢性的な洪水被害を解消するため南部の8つの小河川の洪水を中流部でカットして、瀬田川へ流下させる放水路です。河川の水は地下トンネルを通って放水路に流れてきます。

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中央は「石亭翁登遊碑」、石亭は民間の奇石の研究者で、石山寺にある白瑪瑙(めのう)という奇石を100回も見に登ったということから、1800年3月に建立されたといわれます。このあたりは石山寺公園で縄文時代の「蛍谷遺跡」があります。

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「月乃家山荘」 天然ラジウム温泉が湧いていましたが、閉館したようです。

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「石山温泉 ぼだい樹」 畳と襖の簡素な和室に布団、テレビ、座卓を完備。食事は広々とした宴会場で頂きます。天然温泉の浴場からの眺めが素晴らしいそうです。

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ぼだい樹の横にある宝篋印塔、

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「石山紫の道」推進計画は2014年に都市緑化機構が運営する「緑の環境デザイン賞」を受賞しました。同計画で整備された「曲水エリア」。

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スイレンが咲いていました。

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「日本料理 新月」 地元の滋賀県大津市の食材を中心に旬の素材を厳選した和食を提供しています。完全予約制で、瀬田川を見ながら落ち着いた雰囲気で食事ができます。

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「R's HAPPY BAKE CAFE」 おいしいブレンドコーヒーにケーキがついています。ランチは一種類ですが、プレートに九つの料理が載り、手作りケーキとドリンクがついてお得だそうです。

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「手打ち蕎麦 蕎麦屋すみ蔵」 冷たい蕎麦は、もりそば、鴨のつけ汁 そば、つけとろ、もりそば など。温かい蕎麦は、かけそば、鴨南蛮、山かけそば、子持ち鮎の温蕎麦などがあり、天ぷらやそば味噌などの一品料理もあります。

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「茶丈(さじょう)藤村」 和菓子と甘味処のお店です。喫茶スペースになっている甘味処では、つくりたてのお菓子とお抹茶、人気の「抹茶くず流し」や「ふじ野」などのオリジナル甘味を頂けます。

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名物の「たばしる」は、大福に似た、小ぶりの「釜あげ丹波大納言」にひとかけの胡桃が載っています。名前は、芭蕉が詠んた「石山の 石にたばしる 霰(アラレ)かな」からだそうです。

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ここで「ふじおこわ」を頂きました。大津産黒豆の煮汁で染めた近江羽二重もち米のおこわに、胡麻豆腐の白味噌のおつゆ、大津産の野菜をつかった小さいお弁当箱、野菜の小鉢の一品がついています。おこわには自家製塩胡麻をふりかけます。

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明治26年、当時21歳の青年教師・島崎藤村は教え子との恋に悩んで関西を漂泊しました。その途中で石山寺に立ち寄って2カ月滞在しました。このときのことは数々の作品に登場して彼の執筆活動に大きな影響を与えました。

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お店の建物の外観は、藤村が逗留した坊(茶丈)にまねて、煙出(けむだし)や三和土(たたき)、南蛮漆喰の壁などを設えたそうです。

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「寿司 香月」 巻きずしのかんぴょうがや出汁巻が美味しいと評判です。

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「朗澄大徳ゆかりの庭園」石山寺中興の祖・朗澄律師は亡くなる際に「一切経を守護し万民の降魔招福の為鬼の姿になる」と誓いました。その青鬼が8世紀もの間石山寺を守り続けているとされ、律師を称える「青鬼祭り」が毎年5月に開催されます。

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向かいの芝地に「島崎藤村の散文碑」があります。「湖にうかぶ詩神よ 心あらば落ちゆく鐘のこなたに聴けや 千年の冬の夜ごとに 寺よりひゞく読経のこえ」

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石山寺に「ハムレット」の本を奉納した時の心境を詠んだものだそうです。下は昭和26年に大津市が建立した「琵琶湖八景・瀬田石山の静流」の碑で、石山寺の東大門はすぐ前です。

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コメント

温泉かあ。
大阪は、日帰りでいける温泉があるので、
昔はよく行きました。名湯ではなくても、そう言えば
温泉には沢山行ってるかもしれません。

投稿: munixyu | 2024年5月27日 (月) 19:01

こんばんは。ゆーしょーです。
京阪電車の石山寺駅はちょっと変わってますね。
紫色の駅舎って初めて見ました。
紫式部に関連して紫色の駅舎にしたのですね。
メチャ美味しそうなお料理です。

投稿: ゆーしょー | 2024年5月27日 (月) 22:59

★munixyuさん こんばんは♪
京都にも嵐山や大原、鞍馬などに温泉があります。でも、よそに旅行に行ったときに入ったくらいで、あまり温泉に入っていないかも知れません。

投稿: りせ | 2024年5月28日 (火) 03:39

★ゆーしょーさん こんばんは♪
私も紫の駅舎にちょっとびっくりしました。それぞれのお店の暖簾も、十二単に用いられる重ね色目で、大河ドラマにあやかる地元の熱意に圧倒されました。

投稿: りせ | 2024年5月28日 (火) 03:45

ぽち

投稿: ゆーしょー | 2024年5月28日 (火) 04:46

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