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2024年5月 3日 (金)

八坂神社 摂末社めぐり

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

昨日はランチを目当てに円山公園あたりに出かけてきました。最初に八坂神社のお社を見ながら境内を一回りして、円山公園に向かいました。八坂神社には多く摂末社があり、様々なご利益があります。

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摂社「疫(みやみ)神社」(重文)文政6年 (1823)頃に建立され、蘇民将来社を祀り、疫病除けの神として氏子崇敬者の信仰を集めています。西楼門の正面にあり、ここから南に露店が並んでいました。

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末社「太田社」 猿田彦命(さるたひこのみこと)と天鈿女命(あめのうずめのみこと)を祀ります。猿田彦神は天孫降臨に際して道案内をした導きの神、天鈿女命は天照大神の天岩戸隠れの際に岩戸の前で神楽を舞った芸能の女神です。

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末社「常磐神社」素戔嗚尊(すさのをのみこと)を祀り、厄除、災難除のご利益があります。

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末社「北向蛭子社」建物は正保3年 (1646)に建立され重要文化財。商売繁昌の神で、1月9・10日には福笹の授与が行われる他、9日の15時からは七福神を乗せた蛭子船が四条通をめぐります。

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大阪の今宮戎神社は八坂神社の氏子が今宮に移り住んだとき、この神をその地にお祀りしたことに始まり、現在でも今宮戎神社から、祇園祭や大晦日には奉納があるそうです。

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末社「大国主社」 祭神は大国主命、事代主命(ことしろぬしのかみ)、少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀り、福の神、縁結び、恋愛成就の神です。祭礼は1月初甲子日で、縁結びの御利益があります。

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因幡の白うさぎにちなんで、小さな兎のおみくじが並んでいました。

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「本殿」(重文) 承応3年(1654)建造で、本殿と拝殿を1つの入母屋屋根で覆った「祇園造」。中御座に主祭神・素戔嗚尊、東御座にその妻・櫛稲田姫命 (くしなだひめのみこと)、西御座に子供たち八柱御子神 (やはしらのみこがみ)を祀ります。

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本殿の右にも摂末社が並んでいます。右手前には祇園水や忠盛灯籠などの見どころがありますが、今日は摂末社だけを紹介しています。

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末社「大神宮社」 祭神として、天照大神と衣食住を始めとした産業の守り神の豊受大神(とようけのおおかみ)を祀ります。伊勢神宮の内宮と外宮に祀られた2神でもあり、その式年遷宮による木材を使って、平成28年に瑞垣と門が改修されました。

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摂社「悪王子(あくおうじ)社」 素戔嗚尊の荒魂(あらみたま)を祀ります。悪とは強いという意味で、荒魂は現実に姿を顕し霊験あらたかな神です。もとは東洞院四条下ル元悪王子町にあり、何度か移転の後、明治10年にこの地へ遷されました。

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末社「美御前(うつくしごぜん)社」 素戔嗚尊の持っていた十拳剣(とつかのつるぎ)により生まれた宗像三女神を祀ります。美を象徴する神とされ、祇園の芸舞妓、美容理容、化粧品業者の崇敬を集めています。右にご神水「美容水」が湧いています。

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境内の東北にある末社「日吉社」 大山咋神 (おおやまくいのかみ)、大物主神(おおものぬしのかみ)を祀ります。大山咋神は素戔嗚尊の3世の孫、大物主神は7世の孫で、大国主命の分魂(わけみたま)とされます。北東の鬼門を守る方位除けの神です。

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日吉社で左に曲がるといくつかの摂末社が見えます。ここで、私と同じように摂末社の一つ一つにお参りしている方を見かけました。八坂神社のHPでは、参拝のモデルコースとして厄除、良縁、御神縁の3コースを紹介しています。

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末社「刃物社」 日本神話に登場する製鉄・刀鍛冶の神の天目一箇神(あめのまひとつのかみ)を祀ります。「目一箇」は鍛冶のときに片目をつぶる様を表すといわれています。ご利益は刃物供養。右に「刃物発祥地」の石標があります。

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末社「五社」右から八幡社(武の神の応神天皇)、竈社(竈の神の奥津日子神、奥津日売神)、風神社(風の神の天御柱命、国御柱命)、天神社(薬の神の少彦名命)、水神社(水の神の高おかみ神、罔象女神)を祀ります。

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末社「祖霊社」 八坂神社歴代宮司などの主要関係者の御霊を祀ります。ここだけは社殿の前に屋根が設けられています。

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末社「厳島社」 祭神の市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)は素戔嗚尊の持つ剣から産まれた三女神のひとりで、舞踏、謡曲、美容祈願の神です。最近社殿を造り替えたようです。

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上の写真の中央右に井上八千代さんを始め、京舞井上流家元の皆さんから奉納された玉垣が見えます。祇園甲部の芸舞妓さんから奉納された玉垣もありました。

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写真の背後には北鳥居があり、円山公園の西から境内に入ることができます。ここから本殿の横(西側)に戻ります。

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摂末社ではありませんが本殿の北西の「神馬舎」 古くから八坂神社に神馬が奉納され、記録では平安時代初期の延喜20年(920)に朝廷から献上されたのが始めです。以後、祇園会(6月15日)や年始に朝廷や将軍家から神馬が奉納されてきました。

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明治8年までは実際に境内で神馬が飼われていましたが、現在は木製神馬2頭が安置されています。かっては正月7日に青馬を見ると邪気を祓うとされ、大伴家持「水鳥の鴨の羽の色の青馬をけふ見る人は限りなしといふ」(万葉集)。

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末社「十社」 右から多賀社、熊野社、白山社、愛宕社、金峰社、春日社、香取社、諏訪社、松尾社、阿蘇社。 全国各地の神社の祭神を祀ります。諸願成就のご利益があります。

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末社「大年(おおとし)社」 祭神の大年神は八坂神社の主祭神・素戔嗚尊の子で、穀物守護の神、農耕の神として祀られています。大国主社の近くにあり、ここから東の鳥居に向かいます。

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手前は末社「玉光(たまみつ)稲荷社」、五穀豊穣、開運、商売繁盛の稲荷神を祀ります。左上は末社 「命婦(みょうぶ)稲荷社」で「三狐神(みけつかみ)」を祀り、玉光稲荷社の奥宮です。ここから円山公園に入りました。

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コメント

緑が瑞々しく、初夏を感じます。
きらきらと夏めく木々の感じがいいですよね。

投稿: munixyu | 2024年5月 3日 (金) 16:37

こんばんは。ゆーしょーです。
去年の初詣に行った八坂神社ですね。
1年以上経ちましたがメチャ懐かしいです。
そのころはまだ足腰が丈夫だったのですね。
八坂神社には沢山の末社がありますよね。
弁当持参でしたので、円山公園の入り口で
食べました。

昨夜のNHKテレビBS1の中井精也の絶景!てつたびで
京都・新緑あざやか・古都の鉄路を放送していました。
叡山電鉄 鞍馬→出町柳の電車と途中の風景、
四条大宮→嵐山など電車と風景の数々の写真撮影など
楽しく見せてもらいました。
ポチ♪2

投稿: ゆーしょー | 2024年5月 4日 (土) 00:13

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