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2024年4月14日 (日)

天龍寺 望京の丘から総門へ

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

一昨日の記事につづいて、天龍寺の百花園から展望台に上りました。ここは「望京の丘」といって市内を見渡せます。斜面は枝垂れ桜で覆われ、下は百花園、その向うに竹林があり、北山まで見えます。

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展望台の中央から、正面は比叡山。

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展望台の南端からは「多宝殿」が見え、王朝絵巻のような景色です。

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展望台の南側から境内に下ります。

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坂道には色々な花が咲いていました。こちらは「八重姫梔(くちなし)」というそうです。

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「多宝殿」 後醍醐天皇の尊像が祀られています。天龍寺は足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うために建てた寺院です。

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後醍醐天皇は足利尊氏に追われて吉野に行宮(あんぐう、臨時の御所)を設けました。建物は、昭和初期に吉野行宮時代の紫宸殿をまねて建造されました。

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多宝殿からさらに下って、曹源池に向かいます。

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「曹源池庭園」は天龍寺の開山・夢窓国師が作庭した池泉廻遊式庭園で、国の史跡・特別名勝の第一号です。池の北からは、嵐山が借景となっています。

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「大方丈」 天龍寺の本堂にあたり、本尊の釈迦如来(重文)を祀っています。

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池の北東の隅、以前は松の木があった場所です。対岸にはわずかですが桜もあります。

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向こう岸の中央に石組からなる滝(龍門瀑)があります

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池の南から、左は借景の「小倉山」、右の「小方丈」は書院にあたり来客の接待や様々な行事や法要に使われます。

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大方丈の前庭、中央に(松で隠れていますが)「唐門」があります。天龍寺では、勅使門、放生池、法堂、唐門、大方丈、曹源池が東西の直線上に配置されています。

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前庭を出て、庫裏の横にある僧堂南門の奥に「亀山天皇陵」と「後嵯峨天皇陵」が見えます。この地にあった離宮「亀山殿」に所縁の二人の御陵です。

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この日はいつもとは逆に総門から天龍寺を出ます。総門への参道の右手に「法堂」があります。法堂は住持が仏に代わって説法をする場所だそうです。

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参道の左には塔頭が並んでいます。左は「松厳寺」室町時代初めの1353年、公家で和学者だった四辻善成(よつつじよしなり)が臨済宗の僧・晦谷祖曇(まいこくそどん)を開山に招き開基しました。

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天龍寺の多くの塔頭は拝観をしていませんが、七福神を祀るお堂には入ることができます。松厳寺には「福禄寿天」を祀るお堂があります。

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隣の「慈済院」は、1363年に天龍寺第2世・無極志玄(むごくしげん)が創建しました。山門は閉まっていますが、横に中国風の「来福門」があり、夢窓国師が一刀三礼して彫ったといわれる「弁財天」を祀っています。

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弁天堂の前には木瓜の花が咲いていました。

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「弘源寺」 室町時代の1429年幕府の管領だった細川持之が、夢窓国師の法孫にあたる玉岫(ぎょくしゅう)禅師を開山に迎えて創建しました。「毘沙門天」(重文)を祀るお堂があります。

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向かいは「放生池」、その向うは「不動明王」を祀る塔頭の「寿寧院」、奥は嵐山です。

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「三秀院」 1363年に臨済宗の僧・不遷法序(ふせんほうじょ)が創建しました。、後水尾天皇の念持仏とされる「大黒天」を祀ります。紹介できなかった残りを含めて、2月3日には七福神巡りが行われます。

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総門の横の塔頭「南芳院」七福神はありませんが、2代にわたりアメリカ人禅僧が住持を務めています。このあと、総門を出て長辻通を渡月橋の方に向かいました。

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コメント

おはようございます。ゆーしょーです。
天龍寺へは数回行っています。
嵐山や嵯峨野巡りに行った時は
必ず天龍寺へ行きます。
いつ行っても大勢の人で
賑わってますよね。
ポチ♪2

投稿: ゆーしょー | 2024年4月15日 (月) 05:13

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