« 嵐電で嵐山へ 2024春 | トップページ | 亀山公園 百人一首と展望台 »

2024年4月 8日 (月)

松籟庵 嵯峨とうふ料理と小林芙蓉

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

Anj_0684a
※写真は全てクリックで拡大します。

昨日の記事に続いて、お昼を頂きに嵐山の松籟庵(しょうらいあん)に向かいました。嵐電嵐山駅前の長辻通には満開の桜が並んでいます。

Anj_0686a

予約時間をかなり過ぎていたので急いで歩きます。渡月橋の北にある「琴きき茶屋」、餡なしの桜餅が名物で帰りに買って帰りました。こし餡の餅も買うと普通の桜餅になります。

Anj_0702aa

大堰川の北の道を歩きます。「福田美術館」、すぐそばに人力車のえびす屋の乗り場があります。

Anj_0725a

この道の右(北)には料亭やお食事処が並んでいますが、あまり写真を撮る時間がありません。右は「吉兆嵐山本店」。

Anj_0730a

どこにも見当たらず気になっていた「法輪寺道昌遺業大堰阯」の碑、元どおりになっていました。対岸の法輪寺を再建、秦氏が造った大堰川の堰を修復、渡月橋を架けた、この辺りの景観を創った僧侶です。

Anj_0733a

新しく「戸無瀬の滝」の方角を示す石碑が立っていました。落差約85mの3段落ちの滝で平安時代から多くの和歌に詠まれ、天竜寺の開山・夢窓疎石が天竜寺十境の一つとしてこの滝を三級巖(三段の大岩)と名付けました。

Anj_0750a

江戸時代に「嵯峨嵐山之図」や歌川(安藤)広重の筆による「六十余州名所図会」(シリーズ第1作目作品)などに描かれているそうです。

Anj_0753a

和食の「亀山屋」、さらに上流に歩きます。

Anj_0762a

ようやく、松籟庵への石段がありました。

Anj_0781a

この石段は「亀山」の上に続いていますが、途中に松籟庵の入口があります。

Anj_0786a

保津川の崖の上に建物があります。松籟庵」は、かって内閣総理大臣・近衛文麿(1891-1945)の別邸だった建物を改装した豆腐料理のお店です。松籟は松の梢に吹く風あるいはその音のことだそうです。

Anj_0791a

建物は保津川の崖に張り出した一枚岩の上に建っている日本家屋で、世界各地の建築家が視察に訪れるそうです。

Anj_0797a

松籟庵のお料理は、森嘉の嵯峨豆腐をはじめとした厳選された食材を、書画家でもある女将の感性とひらめきで創ります。窓際の席に座ると、すぐ下に保津川が見えてまるで船に乗っているような雰囲気です。

Anj_0800a

頂いた「松籟(しょうらい)」は昼席のみのお料理で、5,060円(税込み)です。「先付け」 食前酒(梅酒)と豆腐(雪塩添)

Anj_0802a

「八寸盛り」 おせち料理のようにたくさんの種類のお料理が詰め込まれています。鴨ロース、さわら、筍、がんもどき、玉子焼き・豆腐・漬物の湯葉巻き、和え物、 滋賀の赤コンニャク、ごま豆腐、牛肉のしぐれ煮などが入っています。

Anj_0808a

「創作の一品」 中央はアワビ、右はなす、手前は九条ネギ、載っているのは赤大根、アワビの向こうにあるのは思い出せません。

Anj_0815a

「生湯葉」 湯葉を何枚も重ねて豆腐のように切ってあります。お出汁に浸かっていてワサビが載っています。

Anj_0817a

「湯豆腐」 森嘉の嵯峨豆腐が昆布だしで温められています。出汁が利いていて、タレを薄めてもよいそうです。

Anj_0822a

右は「揚げ出し豆腐」、左の「ご飯、香の物」にはちりめんじゃこが付いています。豪華ではありませんが、京都で手に入る様々な食材を丁寧に味付けした、優しいお料理でした。

Anj_0828a

デザートは豆腐アイス、生八ッ橋が載って、黒蜜の餡がかかっています。

Anj_0852a

ところで、松籟庵の女将は書画家の小林芙蓉(ふよう)さんです。幼少時より書の基本を学び、30歳のときに全日本書道連盟の展覧会で10万点のうちの3点に選ばれ「昭和の三筆」田中塊堂会長賞を受賞。

Anj_0855a

世界各地で書画のデモンストレーションを行ない、ローマ法王を始め、国内では伊勢神宮、出雲大社、高野山金剛峯寺などの全国の神社仏閣に書を千か所近く揮毫や奉納して、各界に多数のファンがあります。

Anj_0857a

部屋には作品が展示され、小林芙蓉さんの書の魅力が味わえます。作品集や小林芙蓉さんが登場している雑誌も置いてありました。この日は 「花」という作品の絵葉書を頂きました。

Anj_0861a

長年の国際親善活動が評価され、2015年中国政府から日本人でただ1人「国際優秀文化交流賞」を受賞、同年、韓国政府からも日韓親善の感謝碑を授与。2018年には日仏友好条約締結160周年ジャポニスムで書画展を開催しました。

Anj_0863a

映画「一陽来復 Life Goes On」の題字を揮毫、ANA海外向けサイト「Great Big Story」に出演、映画「古都」には題字を揮毫、書画家としても出演しました。

Anj_0864a

他にも、書画展、メディアへの登場、著書など多数ありますがこれ以上紹介できません。この後、亀山を登って展望台に向かいました。

Anj_0859a

お帰りの前に、励みになりますのでブログランキングの応援のクリック↓をよろしくお願いします。

★こちらを是非よろしく→   ブログ村→にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
-------------------------------------------------------------------

Anj_0806a

|

« 嵐電で嵐山へ 2024春 | トップページ | 亀山公園 百人一首と展望台 »

コメント

松籟庵の「松籟」
お昼にしては少し高いですが、
ボリュームもありますし、今の時期というのを考えると、
安いのかもしれませんね。書道も見れることですし。

投稿: munixyu | 2024年4月 8日 (月) 20:52

こんばんは。ゆーしょーです。
松籟庵への道を歩いたことがあるのですが、
右手の石段の上にこのような和風料理店が
あるのですね。
お料理、めちゃくちゃ美味しそうです。
こういう場所ですから5000円もするのですね。

投稿: ゆーしょー | 2024年4月 9日 (火) 02:35

★munixyuさん こんばんは♪
確かに少し高かった気もします。後で後悔することもあります。

投稿: りせ | 2024年4月10日 (水) 01:10

★ゆーしょーさん こんばんは♪
市内の多くの料理屋は、仕出し屋さんが運ぶそれぞれの料理を組み合わせているようです。一方、松籟庵はおそらく自分の厨房で、それぞれ考案した料理を作るので、食材の仕入れ、運搬などを含めて値段が高くなるのだと想像しています。

投稿: りせ | 2024年4月10日 (水) 01:18

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 嵐電で嵐山へ 2024春 | トップページ | 亀山公園 百人一首と展望台 »