京都市美術館 東山キューブテラスと日本庭園
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先日、二条通東部を歩いて記事にしたときに、岡崎道との交差点南西にある東山キューブテラスに立ち寄りました。「東山キューブ」は2020年、美術館と京セラとが京都市京セラ美術館となるネーミングライツ契約を結んだ際に、新設された施設です。
様々な表現に対応する高機能な最新設備を備え、現代アートのほか、アニメーションやコミック、ファッション、建築、デザインなどが展示されます。屋上の「東山キューブテラス」からは東山や日本庭園などが望めます。
「日本庭園」は美術館開館以前にあった「京都市商品陳列所」という施設の庭園として明治末期(1910年)に作庭され、七代目小川治兵衛(植治)の作庭です。
「ウェスティン都ホテル京都」
東山三十六峰の一つ「粟田山」、標高180mです。
先ほどの京都市商品陳列所は現在は京都市美術館の事務棟(資料室)として利用されています。日本庭園の向こうにに見えます。
夕方になって、鳥がねぐらに帰っていきます。
粟田山の麓には知恩院の屋根。
美術館の本館から日本庭園に出ることができます。
東山キューブテラスは本館の2階につながっています。ちょっと立ち寄っていきます。
「談話室」自由に利用することができ、キノコのようなイスは「トリドリ・スツール」というそうです。窓際の書棚には、様々な資料とともに、展覧会の参考となる「鑑賞かるた」や自分の感想を書き込むワークシートが置いてありました。
ところで、日本庭園は美術館とは関係なく、毎日、24時間立ち入ることができます。以下は過去に訪れたときの写真です。
池は琵琶湖疏水の水を引き入れた回遊式庭園で、藤棚もあります。
夜には池の周囲いは灯りがともされます。
池の周囲には桜が植えられています。2020年の美術館リニューアル記念で設置された、現代美術作家・杉本博司氏のガラスの茶室「聞鳥庵」。(ここまでが過去の写真です。)
京都市京セラ美術館の展覧会として、本館 南回廊1階で2023年12月22日-2024年2月25日の期間、コレクションルーム 特集『昭和前期の日本画と古典』、(本館の2階から再び東山キューブテラスに戻ります。)
東山キューブでは2024年2月3日~2024年9月1日の期間、村上隆『もののけ 京都』、ザ・トライアングルで2024年3月5日~2024年6月23日の期間、嶋春香『仮縫いと野良仕事』、
本館 北回廊と南回廊の1階で、2024年3月20日~2024年7月7日の期間、『キュビスム展—美の革命』が開催されます。詳しくは京都市京セラ美術館のHPをご覧ください。
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コメント
日本庭園の池に映る美術館が、綺麗ですね。
ここは、春には人でいっぱいになりそうですね。
美術館と日本庭園の組み合わせもいい気がします。
投稿: munixyu | 2024年2月17日 (土) 13:19
こんばんは。ゆーしょーです。
建物はあまり高くない感じですが、
屋上庭園からの眺めはなかなかのものですね。
日本庭園には桜も植えられているのですね。
ポチ♪2
投稿: ゆーしょー | 2024年2月18日 (日) 03:27