ひかりの京都 下鴨神社・糺の森
過去の全記事 2006年1月27日から毎日更新しています。
題名の「ひかりの京都」はJR東海が主催しているライトアップイベントで、実はこの日に下鴨神社で行われてることを知りませんでした。下鴨神社を訪れたあと、手作り市をしている馬場に向かいました。
ところが、既に手作り市は終わっていて、店じまいや撤収しているテント(ブース)もありました。
おかげで、今回の式年遷宮事業の一環として復興した摂末社や古跡を見ることができました。「雑太(さわた)社」鴨社神舘御所内に鎮祭社として祀られていて、この地の故事にちなんでラグビー関係者に信仰されています。
「竜が池」 ここは明治以前に神社を管理する神宮寺があった場所で、その境内にあった池が復元されて水がはられていました。周囲には休憩所や園路ができていましたが、参拝者に開放するまでにはまだ時間がかかりそうです。
表参道が灯りで照らされて、ライトアップが行われていることを知りました。
瀬見の小川の紅葉橋を渡って、表参道に戻りました。
表参道の入口で、ここから改めてライトアップを見ながら楼門の方に向かいます。
このライトアップ「ひかりの京都」は、JR東海が”希望の光”で京都の街と人々を照らしたいという思いからはじめ、今年が第3回だそうです。夕方見た竹筒に灯がともされ、灯籠や行灯になっていました。
まだ見頃の紅葉が、灯りで照らされると一層鮮やかに見えました。
光りの京都(下鴨神社・糺の森)は12/2(土)~12/17(日)の期間、17:30~19:30の時間帯で行われています。
既に今年は終了してしまいましたが、北野天満宮でも実施され、11月11日(土)〜12月3日(日)の期間、日没~20:00の時間帯でした。
ちなみに、竹の灯籠や行灯は竹の名産地として知られる長岡京市などの竹林から切り出されたものです。竹の照明に注目してその産地を訪れていただくことによって、京都の観光や産業を盛り上げることも考えているそうです。
ところで、「京都花灯路」(嵐山花灯路と東山花灯路)は2021年度で終了してしまいました。紅葉と桜の間の観光の閑散期のイベントとしてスタートして20年間行われました。
最近では月ごとの観光客の繁閑差が縮小して年間を通して観光客が訪れるようになり、民間のライトアップイベントも開催されるようになりました。京都花灯路の目的を達成したとされますが、冬の風物詩となっていたので終了したのは残念でした。
伝統的な行事が維持できなくなる原因は、少子化や人々の関心の変化、景気の後退や経費の負担増など様々な要因があるといわれています。
一方で、そのような社会の変化の中で新しいイベントが始められています。その多くは小規模だったり、それによる宣伝効果や集客による副次的な効果を期待しているものが多いと思います。この照明も竹細工でした。
JR東海は小さくない会社ですので、このイベントによって京都の観光や産業を盛り上げ多くの方にJRを利用して欲しいというのはホンネかも知れません。
ライトアップを見ながら歩いていると、いろんなことが思い浮かんできました。表参道の鳥居に来ました。
以前に行われていた光る風船をつかったライトアップは、大勢の方が集まって表参道は大混乱でした。ここから楼門までは竹の照明だけのようです。
閉門時間が延長されていますが、楼門の中の境内は特別な照明はありませんでした。
帰りは表参道の途中にある東の出入口に向かいました。17(日)までライトアップは続きますので、落ち着いて竹の照明や灯りで照らされた紅葉を見たい方にはお勧めです。
お帰りの前に、ブログランキングの応援のクリック↓をよろしくお願いします。
★こちらを是非よろしく→ ブログ村→
-------------------------------------------------------------------
| 固定リンク
コメント
一気に冬の雰囲気が強くなってきましたね。
寒さが伝わってきます。
そう言えば、来週はもうクリスマスの週ですね。
早いものです。
投稿: munixyu | 2023年12月11日 (月) 17:19
こんばんは。ゆーしょーです。
ライトアップされた紅葉はメチャきれいですね。
竹筒での照明、和歌山では「竹燈夜」(たけとうや)
と言って毎年秋に和歌山城付近で行われます。
とてもきれいで和歌山城は賑わいます。
ポチ♪2
投稿: ゆーしょー | 2023年12月12日 (火) 00:38