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2023年12月 9日 (土)

竹林の小径から常寂光寺へ

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

先日天龍寺を訪れたあと、北門から出て「竹林の小径」を歩きました。北門から右手を行くと野宮神社がありますが、左にある大河内山荘の方に向かいます。最初は緩やかな上りで、振りかえると天龍寺の紅葉が見えます。

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竹林の小径は平安時代には貴族の別荘地だったようです。竹が唐が原産のモウソウチクであることから平安時代には竹林があったという説がありますが、確かではありません。傾斜がゆるやかになったところで小径は少し曲がります。

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江戸時代には竹林があったことは確かで、その竹を用いた造園や竹細工などの技術が栄えました。その頃には道があったはずですが、現在のように整備されていたかは分かりません。真直ぐな径となり、突き当りにも紅葉が見えてきました。

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ここで、竹林の小径は「大河内山荘」の敷地に突き当たってT字路になっています(写真は今来た方向を振り返って)。常寂光寺の方に行くのは写真では左の方ですが、いつものように右にある嵐山公園(亀山地区)に立ち寄ります。

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すぐに公園になりますが、こちらに行く人は多くありません。

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嵐山公園はここでは傾斜した斜面になっていて、下の石畳の園路は保津川下りの船着き場に至ります。ここから、右の道を更に上ります。

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向うは亀山の稜線で展望台があります。

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ここから、保津川の渓谷と正面の山腹に大悲閣が見えます。正式には「大悲閣千光寺」という禅寺で、慶長19年(1614)豪商の角倉了以が二尊院の僧、道空了椿(どうくうりょうちん)を招いて建立しました。

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保津峡を開削して整備した了以は、晩年はここに隠棲しました。以前に上ったことがあり、保津川やこちらの亀山、京都市内まで見渡せます。

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少し左にもう一つの展望台の「亀山地区頂上展望台」があります。ここからは保津峡の更に遠くが見渡せ、右の川岸には嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車の線路、左には「星のや京都」の建物が見えます。

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送迎船が渡月小橋からやってきました。もう少し早ければ保津川下りの船や、それらを待ち受ける売店船が見えます。ただし、屋形船や手漕ぎボートがここまで来るのはあまり見かけません。

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下は、渡月橋南詰(渡月小橋)から大堰川(保津川)の右岸を遡る道で、突き当りに星のや京都、その横に大悲閣への登り口があります(上の写真で見えています)。

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送迎船が到着、従業員がお出迎えしてお客が下りてきます。トロッコ列車が通るところもここからの見どころですが、通るまで時間があるので先ほどのT字路まで引き返します。

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T字路から、左には大河内山荘の拝観受付があります。大河内山荘の紅葉やそこからの眺めも素晴らしいのですが、中で上り下りがあり体力もあまり残っていません。閉門時間にギリギリの時間だったので、立ち寄らず右の坂道を下りました。

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竹林の小径とは、長辻通から野宮神社を通ってここまでを指すようです。右には竹や木の間から山陰線とトロッコ列車の線路が見えます。

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坂道を下ったところにトロッコ嵐山駅があります。コロナの流行時には休業していましたが、現在は平常どおり運行しているようで、先ほど大勢のお客が下りてきました。JRの最寄り駅は20分ほど歩いたところにあるJR嵯峨嵐山駅です。

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トロッコの駅に向かって左は、野宮児童公園を通って落柿舎の方や渡月橋が通る長辻通に行けます。こちらも紅葉が美しいようです。また、最近京都市が整備した「竹林の散策路」にも行けます(まだ訪れたことはありません)。

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駅に向かって右に歩くと直ぐに「小倉池」があります。小倉池は6年前から水質改善と水中生態系の保全を目的に整備工事が行われ、池底整備と池岸の石積みが完了。その後、池底に花蓮を定植する作業が行われ、現在は一面に蓮の葉が広がっています。

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北に向かう散策道は池の東を通ります。対岸の「御髪神社」は、日本で唯一の髪の毛や理容・美容(化粧品・洗髪剤・育毛剤・カツラ等)にたずさわる業界の守護神を祀る神社です。

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祭神として、藤原鎌足の末孫、藤原采女亮政之(うねめのすけまさゆき)を祀ります。この日は今まで見たことがないほど大勢の参拝客がいました。

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小倉池は南北に長く、ほとりの散策路にはすこしだけカエデも植えられていました(上の写真)。

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小倉池の北から、最近では蓮の花が美しい池として知られ観光名所になっているそうです。枯れて紅葉した蓮の葉も美しいという方もいますが、まだ紅葉はしていませんでした。

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池の北はライフスタイルコンサルタント森孝之氏が整備した庭園「庭宇宙アイトワ」です。森氏は荒地に1,000本の木を植え、生ゴミや屎尿を還元する菜園を作り、省エネ、自然エネルギーを利用して、半自給的なエコライフを実現しています。

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北に向かう散策路はここでは紅葉のトンネルになっています。春には桜のトンネルとなり、このあたりの名所になっています。

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最後は森孝之氏の奥さんで人形作家の森小夜子さんが経営するカフェとスタジオ・ギャラリー「アイトワ」(既に閉まっていました)。その先が常寂光寺で、閉門までに間に合いそうです。

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コメント

天龍寺、竹の小径、保津川の紅葉は、いい感じに色づいてますね。
異常気象でも、時期が来れば、その美しさを見せてくれる。
有り難い事です。

投稿: munixyu | 2023年12月 9日 (土) 17:30

こんばんは。ゆーしょーです。
僕が歩いた竹林の小径から常寂光寺へを
りせさんも歩いたのですね。
僕が歩いた時は竹林の小径で沢山の人力車が
通ってましたが、この写真では見えないですね。
ポチ♪2

投稿: ゆーしょー | 2023年12月10日 (日) 03:14

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