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2023年11月 8日 (水)

半兵衛麸 むし養いとお辨當箱博物館

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

昨日は問屋町通五条下るにある「半兵衛麸」で「むし養い」を頂きました。問屋町通は川端通の一筋東、むし養いは京言葉で、お腹の虫を養う軽い食事のことです。

かっての生麩は一般の人は口にできず、宮中や僧堂で特別なときにいただくものだといわれていました。元禄2年(1689)初代玉置半兵衛が宮中で覚えた技で麸屋を始めたのが半兵衛麸の始まりです。

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問屋町通に沿って五条から半兵衛麩のビルと洋館が並び(TOPと上の写真)、その南の町家が茶房「半兵衛麩」の入口です。

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入口を入ると内部は町家と洋館がつながっていて、洋館部分に待合室があります。

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洋館の中庭が見えるカウンター席に案内されました。

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お料理が運ばれてくるまで、お茶を飲みながら庭を眺めます。中庭は、奥は生垣、白砂に石畳、築山や涸れ川がある枯山水で、周囲には井戸や蹲踞、七重塔などが配置されています。

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最初にお膳が運ばれきました。箱には生麩田楽や利休麩、花麩、生麩餅、ご飯、香の物、笹巻麩。左下のお椀にお麩と湯葉の煮物、その上に焼き麩と胡瓜の酢の物とお麩の時雨煮です。それぞれ味が違って楽しく頂きました。

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(笹巻麩は甘味で、いつ食べようかと迷いました)。次はくみあげ湯葉、スプーンでいただき、優しい湯葉の食感とお出汁が美味しい。

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吹き寄せと揚げ湯葉、あっさりとした揚げもので、かろやかな食感にそれぞれ少し塩味がします。

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生麩の揚げだし 揚げだし麩がたっぷりと美味しいお出汁を含んでいます。

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生麩の白味噌仕立て 生麩に白味噌が絡まり、お正月のお雑煮を思い出します。

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最後にデザートのジェル、中から生麩がでてきます。

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むし養いは、あっさりとしながらお腹がいっぱいとなり、お腹の中が綺麗になるような気がしました。その後、店内を見学させていただきました。町家の南東の小部屋、中央に螺鈿が装飾された椅子とテーブル。

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ここは資料室にもなっていて、半兵衛麩の歴史が分かる掛け軸や書、道具が飾ってあります。左上の書「不易流行」は、三代目の三十郎が学んだ石門心学を基として、半兵衛麩の家訓だそうです。

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右の掛け軸にはもう一つの家訓「先義後利」が書かれています。石田梅岩(1685-1744)が町人の心を説いた石門心学は正直 倹約 勤勉の三徳を基盤とするもので、商売の心得ともなっているそうです。

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向かいの間には牛若丸と辨慶の衝立、わざわざ撮影可と書いてあります。

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この町屋は120年前のもので、おくどさんや井戸、天窓などが残っています。向うの左に「お辨當箱博物館」の入口があります。

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ここでは、古いお弁当箱を多数展示していて見学は無料です(開館時間 10:00~17:00 入館は16:30まで)。京都市内博物館施設連絡協議会で正式に博物館登録されているそうです。

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上段と下段の左は「紅葉狩弁当」で紅葉の装飾があり、右上は「夏用弁当」で風通しのよいお重です。右下はつくしやアジサイが描かれていて、それぞれの季節用の弁当箱だと思われます。

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左二つは「夏用弁当」、右は「蛍狩弁当」だそうです。

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「陣中弁当」

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「お花見弁当」

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こちらにも展示室があります。

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左上は「茶臼型弁当」、右の三つは「茶釜型弁当」、本当の茶釜に見えます。下段は携帯用食器が並んでいます。

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こちらは珍しい形のお弁当箱で、上段左から「和船型」、「碁盤型」、「百人一首型」、「盤双六型」の弁当です。下段は左が「船形弁当」、残りの二つは「茶壺型弁当」です。他にもいっぱいありましたが、紹介しきれません。

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博物館を見学した後、食事中に眺めた中庭の生垣の裏を通って、最初に見たビルの建物(半兵衛麩の本店)に向かいました。

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正面が食事をした席です。

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やき麸やなま麸、ゆばなどの一品物や、お土産やご進物用の詰合せ商品が並んでいます。ここで、定番の笹麩のお饅頭を買いました。ガラス張りが外にいるような雰囲気がして、天気がよさそうなので久しぶりに鴨川の河原に向かいました。

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コメント

「半兵衛麸」
凄いお店ですね。料理もですが、
お店そのものに圧倒されます。

投稿: munixyu | 2023年11月 8日 (水) 16:00

こんばんは。ゆーしょーです。
半兵衛というお店があるのですね。
そこでの料理 半兵衛麸!
ムチャ美味しそうです。
もう何十年も麸を食べていないです。
遥か昔、すき焼きに麸を入れました。
今もすき焼きをしますが、麸は入れないですね。
麸という存在も忘れてしまいました。
そういえば、スーパーに置いているのを
見たことがあります。 ポチ♪2

投稿: ゆーしょー | 2023年11月 9日 (木) 00:11

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