中秋の名月 2023
過去の全記事 2006年1月27日から毎日更新しています。
今日(9月29日)は中秋の名月で、昨年、一昨年と同様に満月と一致するそうです。今年は外出自粛もなくな各地で行事が行われます。今までに撮った写真を見ながら、今年の行事の情報をお知らせします。(上は自宅から)
上賀茂神社「賀茂観月祭」 17時から馬場殿での神事の後、献花や能の奉納が行なわれます。
このときは、参道横にある馬場殿で神事や演奏会があり、そのあと先着順でお月見団子やにごり酒の接待がありました。今年も先着300名に月見だんごの接待があるそうです。(整理券の配布があります)
周囲に木が生い茂っているので、月が高く昇らないと見えません。
下鴨神社「名月管絃祭」 17:30から橋殿で神事が行われます。 その後、管弦、筝曲、尺八、琵琶、舞楽や平安貴族舞などが奉納されます。 また斎庭ではお茶席も設けられます。
平安時代以来の伝統を守り、ススキの穂を飾り、かがり火がたかれた舞台では、壮重な雅楽にのって舞楽が演じられます。古式ゆかしい舞楽や十二単(ひとえ)の平安貴族舞などが2時間にわたって奉納されます。
平野神社「名月祭」 18時30分から神事が行われ、神事の後の午後7時55分から雅楽演奏(音輪会)があり、民謡、舞踊、雅楽の演奏が行われ、抹茶の接待もあります。
2018年の台風で倒壊した拝殿の再建工事は多くの義援金を頂き、2021年9月に完了しました。引き続いて、本殿と中門の檜皮(ひわだ)屋根葺き替え工事が行われ、昨年12月に完了しました。
正伝寺「夜間特別拝観」 ここ数年、特別拝観の情報はありません。もともと、ご近所の方にお月見の便宜を図っていたことから始まったので、積極的に公開するつもりはないのかも知れません。
この年は、特に行事はなく庭園の借景である比叡山から上る名月を眺めました。
大覚寺「観月の夕べ」 9月29日(金)~10月1日(日)の3日間行われ、17:30~21:00(20:30受付終了)で昼夜入替制です。大沢の池で神事のあと、池に浮かぶ龍頭船の上や、池畔のお茶席から名月を鑑賞します。
大覚寺(嵯峨御所)を造営した嵯峨天皇が、中秋の名月に大沢池に舟を浮かべ、文化人や貴族の方々と遊んだことから始まったといわれています。以下の写真も大覚寺ですが、他の場所の情報も紹介します。
北野天満宮「明月祭」 9月29日にずいきや里芋、月見団子などを供えて、十五夜の名月を鑑賞します(一般公開はありません)。神泉苑「観月会」は明日9月30日18:00より本堂にて観月法要、 17:30からは茶席にて名月観賞、龍王社拝殿にて音楽奉納が行われます。
智積院「観月会」有料で僧侶による声明公演・月輪観(がちりんかん)と呼ばれる瞑想体験と、伝統芸能を楽しむことができます。八坂神社「祇園社観月祭」18時15分から京都女子大学交響楽団による交響曲演奏、19時からの祭典に続き、
弥栄雅楽会による管弦楽、生田流筝曲(そうきょく)、祇園太鼓などが奉納され、自由に見学できます。松尾大社「観月祭」琴古流尺八、琴や和太鼓の奉納演奏が行われます。月見酒まんじゅうと樽酒無料接遇、俳句大会などもあります。
ところで、アメリカ先住民の間では9月の満月は「ハーベストムーン」とよばれ、収穫の月と名付けられていたそうです。日本でも「十五夜(中秋の名月)は秋の収穫に感謝を捧げる日とされています(最後は9月29日午後7時頃)。
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コメント
もう、名月。
なんか1年って、あっという間ですよね。
お月見が来ると、年の瀬もすぐで、
気がつけば来年になっていると思います。
投稿: munixyu | 2023年9月29日 (金) 18:04
こんばんは。ゆーしょーです。
昨夜は各地で観月会が開かれましたね。
大沢の池での観月会は素晴らしかった
と思います。
しかし何が素晴らしいかと言っても
家で居ながらにして観月が出来ると
言うことほど素晴らしいものはありません。
わが家も屋上へ上がれば月が手に取るように
見えますが、周囲は街の屋根ばかりです。
りせさん宅のような山の上に掛かる月を
一度は見たいものです。
素晴らしいです。
お月様を拝みましたか?
ポチ♪2
投稿: ゆーしょー | 2023年9月30日 (土) 00:21
★munixyuさん こんばんは♪
確かに、年の瀬が近づいた気がします。最近では、テレビショッピングやチラシでおせち料理の宣伝をしています。
投稿: りせ | 2023年10月 3日 (火) 01:32
★ゆーしょーさん こんばんは♪
大文字や東山が自宅の部屋から眺められるのは、自慢です。琵琶湖(大津)で花火大会があるときは、大文字の背後が明るく光り、音が届きます。
投稿: りせ | 2023年10月 3日 (火) 01:36