寺町通四条下ルを歩く 京都大神宮まで
過去の全記事 2006年1月27日から毎日更新しています。
昨日の記事に続いて、寺町通を浄教寺から南に歩きます。上は浄教寺の向かいにあるテナントビル「TM四条寺町ビル」、今年(2023)竣工、8階建、空調あり、OAフロア40mmで、まだ空きフロアーが多い状態です。
3階にはスポーツジムの「エニタイムフィットネス 四条河原町店」。ビルの前はキッチンカーの「ぽてとのひみつ」。丸く揚げたポテトの中にミートソース、カレー、辛子明太子、すき焼きなどが入っている新食感のスナックです。
8階には「Cafe and Bar $-3(カフェアンドバーエスサン)」、「BAR 煌 -KOH-」、「YAKINIKUMAFIA KYOTO(焼肉マフィア 京都)」、貸会議室「ミーティングルーム ゴコマチ」が入っていて、現在テナントを募集中です。
「京都大神宮会館」、築1973年、5階地下1階建の建物です。京都大神宮の施設以外に、5件のスペース(各122.10㎡)がテナントになっています。5階にライフアナリスト宮地泰州の四柱推命鑑定所が入っています。
こちらが京都大神宮の北門ですが、通り過ぎて南門から入ります。
「まんぷくおにぎり米都(まいと) 四条寺町店」 おにぎり、お惣菜、お弁当などのテイクアウト専門店です。ここ以外に、北白川、四条烏丸、京都芸術大学にもお店があるそうです。
向かい(西)はテナントビルの「寺町綾小路ビル」で、3階「高島屋スペースクリエイツ株式会社京都事務所」、4階A「kimonostyle結(ゆきち)」、4階B「エステート京都」、4階C「VIVRANT DISK STORE」、4階D「TRNASIT NAIL」
1階は「麺匠 一粒万倍 寺町店」午後になっても行列ができる人気店だそうです。醤油らぁ麺は、チャーシューが豚肩ロースと鶏肉の胸肉、メンマは希少性の高い穂先メンマ、麺はオリジナルの全粒粉、スープは大山鷄使用の極上スープとか。
「綾小路通(あやのこうじどおり)」平安京の綾小路にあたり、ここ京都大神宮から西は天神川通の二筋西まで続きます。沿道には、重要文化財の杉本家住宅、壬生寺、新選組壬生屯所跡などがあります。
「京都大神宮」は、明治6年(1873)伊勢神宮の布教機関、すなわち神宮教の京都教会所として創建され、伊勢神宮の内宮・外宮から、天照皇大神、豊受大神の分霊を勧請したのが始まりです。
神宮教とは伊勢信仰をもとにした神道の教派で、従来の伊勢講を神宮教会として再編成しました。
創建以来、明治天皇の皇女や親王、大臣などの参拝が続いたそうです。その後、各地の講社(教会)を統一して神風講社が設立されました。一時は、101社の神風講社が結成されたそうです。
また、京都教会所は神宮奉斎会京都地方本部と改称されました。鳥居の横にある手水舎の水盤は伏見城から移されたといいます。
明治33年(1900)嘉仁(よしひと)皇太子(後の大正天皇)と九条節子(くじょう さだこ、貞明皇后)の神前結婚が行われ、初めて皇居内で慶事が行われました。(本殿の右に祠があります。)
祠は当初伊勢神宮の遥拝所として建てられ、戦争中は御神体安全のために用いられました。祠の右には、この辺りの氏神である「稲荷大神」が祀られ、商売繁盛、家内安全の信仰があります。
嘉仁皇太子の結婚を契機に、一般にも神前結婚の期待が高まりました。そこで、東京と京都の神宮奉斎会地方本部で祭式を考案して、神前結婚を始めました。それ以来、神前結婚の様式が一般の神社に普及したといいます。茅の輪の骨のようです。
そのことから、京都大神宮は「神前結婚の発祥の地」といえます。明治39年(1906)には精華学園を創立。戦後になって、名称を京都大神宮と改め、精華学園は独立しました。本殿は、五摂家のひとつ一條家の玄関と書院を移築したものです。
祭神として、明治6年に天照皇大神(あまてらしますすめおほみかみ)を伊勢神宮の内宮、豊受大神 (とようけのおほかみ)を外宮より奉迎し、相殿として伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冊尊(いざなみのみこと)、八柱大神を祀っています。
本殿前にはおみくじ(上)、恋みくじ(下)のガチャガチャがあります。また右の賽銭箱に初穂料100円を納めて、神様への手紙を書き投函します。最高神の天照皇大神様に手紙を書けば道が開けるかも知れません。
横には授与所・祈願受付があり、神前結婚式、初宮参り、七五三参り、建築祭(地鎮祭・上棟式・竣工式)、厄祓、清祓、各種御祈祷、代参御祈祷などを受け付けています(神葬祭は行っていないそうです)。
ところで、京都大神宮は巫女さんの2次元キャラクターMIKOで知られています。お守りや絵馬、キーホルダー、スマホでの神社の案内など様々な場面に登場しています。実際の巫女さんのブログも人気です。そのためか、
この神社はアニメ好きの方の描いた絵馬が多いことが分かります。下の絵馬の「荒井あき」さんは絵馬奉納やコスプレが趣味で、京都を寝床に埼玉鷲宮神社、東京神田明神、京都今宮神社、京都大神宮などに出没、自ら絵馬を公開しています。
京都大神宮は、歳旦祭(1月1日)から大祓(12月31日)までの例祭に加えて、毎月1日と15日には月次祭(午前11時)を行い、氏子地域の人たちの平和で安心な暮らしと、国家安泰と皇室の繁栄、世界の平和などを祈願しているそうです。
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コメント
「まんぷくおにぎり米都 四条寺町店」
おにぎり屋さんって、1つの街に1つぐらいあるような気がします。
しかも、あまり目立たないところに。
意外と安定している商売なのかもしれませんね。
投稿: munixyu | 2023年9月23日 (土) 19:24
こんばんは。ゆーしょーです。
京都大神宮・・・京都大 神宮と読んでました。
京都 大神宮なのですね。
京都大神宮という名のお宮さんですね。
ポチ♪2
投稿: ゆーしょー | 2023年9月24日 (日) 02:25