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2023年5月10日 (水)

哲学の道 浄土寺橋から銀閣寺橋

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

昨日の記事に続いて、白川今出川の交差点から東に歩きます。下は今出川通ですが、左にある琵琶疏水分線沿いの道(白川疏水道)を歩きます。ここから疏水沿いの道は「哲学の道」とも呼ばれます。

通常、哲学の道はもっと先の銀閣寺橋から南を指すと思われ、京都観光のオフィシャルサイトでもそのように書いてあります。しかしながら、最初に哲学の道と命名して、現在もその保全活動をしている「哲学の道保勝会」では

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明確にここ(浄土寺橋)から先を哲学の道と定義しています。京都市の地名は、地元の人々の呼び名を優先しているはずなのに、このような行き違いが生じた経緯は別の機会に。疏水の北側は木彫・アクセサリ五―の「ぼり」。

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「大銀食堂」麺類、丼、洋食、おばんざい、定食など多彩なメニューで、かっては学生さんの食堂でしたが、今は観光客にも知られているようです。

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「CAFE&Bar BEAR(ベアー)」 看板の文字がアラビア文字のような字体ですが、創業50年以上の老舗喫茶です。カツカレーやオムライスが美味しいとか。

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「こしぶ(koshibu)」 衣服と帽子や履き物、ショーツなどの服飾小物のお店で、藍染も扱っています。

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左(北)から右(南)に「白川」が流れていき、橋は「西田橋」。西田は哲学の道の由来となった哲学者・西田幾多郎のことです。

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サイフォンの原理で、疏水分線が白川の下にもぐって交差します。こちらは東の取水口。

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「草喰(そうじき)なかひがし」 予約が取れないミシュラン二つ星のお店で、外観が少し綺麗になりました。新型コロナウイルスの感染拡大防止に留意しながら、営業を続けてきたそうです。

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「うるしの常三郎 銀閣寺道店」 うるしの常三郎は、創業大正15年、京都に5店舗を構える漆器専門店です。贈物から日常使いまで、伝統工芸を身近なものに感じていただきたい思いで「良質安価」にこだわっているそうです。

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疏水の北は「ロバート イエリンやきものギャラリ」アート ギャラリーです。

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「京都 銀閣寺道 レンタルスペースiM(アイム)」 屋内と屋外のスペースがあり、流し台や食器、テーブル・椅子、テントなどを備えています。以前は美文字の教室を開いていました。

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「白水園」 創業80年の料理屋で、ロゴは初代と仲が良かった日本画家・橋本関雪の筆です。名物味噌豆腐、人気の向月弁当や向月膳、各種定食や会席料理、鍋などがあります。

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哲学の道では、このあたりが一番桜が密に植えられ桜並木になっています。

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「レストラン NOANOA」 橋本関雪がコレクションルームとして1929年に建造したイベリア様式の洋館を、1970年に改装してオープンしたヨーロピアンレストランです。当時としては珍しい茹で上げパスタや自家製ピッツァも頂けます。

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疏水の北に「シャトー銀閣」築1970年、7階建、45戸の分譲マンション。築年数が経っていますが、環境がいいからかかなりの相場です。

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「お食事どころ はしもと」は、京料理とおばんざいのお店です。白沙村荘の庭園を望むお座敷でもお食事ができます(要予約)。

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「白沙村荘・橋本関雪記念館」 今年の4月19日(水)から7月3日(月)まで「生誕140年橋本関雪 KANSETSU-入神の技・非凡の画-」が当館、福田美術館、嵯峨嵐山文華館の市内3カ所で同時開催されています。

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当館・前期(5月30日まで)では<動物・美人画の名品と詩の世界>として、全国から集められた作品23点が展示されます。生垣が短く刈り込んであり、鎮守社が見えています。

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鴨のつがいが珍しい場所を歩いていました。この下はタクシー乗り場です。

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「銀閣寺西橋」

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「地蔵尊」 以前は野ざらしでしたが、いつの間にか祠が建っています。

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「融合カレー you go curry」マスターはソムリエ歴25年という異色の経歴で、さらりとしたスパイスカレー「融合カレー」が名物で、他にもキーマやカレードリアなどもあります。「融合」とは、スパイスや酸味、甘味が調和し溶け合っているイメージだとか。

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「カフェ閣(Cafe KaKu)」2021年3月にオープンしたカフェスタンドで席は店内と外に1席ずつ。コーヒー・エスプレッソ・抹茶ラテ・ふわふわ食パンなどがあります。左は「鹿ヶ谷通」、永観堂の前を通り南禅寺まで続いています。

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「原喜久食堂」は定食屋さんです。隣は屋号が分かりませんが、たこ焼き、五平餅、フランクフルト、みたらし・きび・よもぎ団子、かき氷などメニューがいっぱい書いてあります

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「林酒店」

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「銀閣寺橋」 左の石碑は「右 冷泉天皇稜」、橋を渡ると銀閣寺の参道、右の道が哲学の道です。この日は久しぶりにここから南の哲学の道に向かいました。

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コメント

「CAFE&Bar BEAR」
不思議な感じがしますが、50年以上の老舗喫茶とは驚きました。
カツカレーにオムライス。どんなのが出てくるのか、気になりますよね。

投稿: munixyu | 2023年5月10日 (水) 18:10

こんばんは。
僕が50年ほど前の正月に会社の同僚4人と歩いた
哲学の道にはこのような店がなかったように思うのですが、
僕らが歩いた道は明日のブログで出てくるのですね。
でも50年も経てば、ほとんど忘れていると思います。
ポチ♪2

投稿: ゆーしょー | 2023年5月11日 (木) 01:34

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