大塚国際美術館 大睡蓮からバロック・近代絵画へ
過去の全記事 2006年1月27日から毎日更新しています。
昨日の記事に続いて、大塚国際美術館のB2フロアーの外にある環境展示を見に行きます。上はその後で一休みしたカフェ。モネ、クロード「大睡蓮」フランス・パリ、オランジュリー美術館の所蔵です。
フランス印象派の画家クロード・モネが集大成として晩年に描いた作品で、“自然光の下で見てほしい”という彼の願いを実現すべく、陶板の特性を生かし屋外に展示しています。幸い誰もいなかったので360°の撮影ができました。
6月中旬から9月は、作品の周りの池にモネが愛した睡蓮が咲き、名画鑑賞とともに楽しめるそうです。陶板の背後に植えられている樹木が絵画と一体になって見えます。
京都駅を出発するときは豪雨で心配しましたが、太陽の日差しの下で見ることができました。
B2のフロアーからB3にある「システィーナ礼拝堂」を見下ろせます。現地でも見られない角度で天井画および壁画を見ることができます。
B1のフロアーに上がります。ここはバロック・近代の絵画です。この部屋は主にムンクの作品で、正面はムンク、エドヴァルト「叫び」ノルウェー・オスロ、オスロ国立美術館の所蔵。
ダヴィッド、ジャック=ルイ「皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠」 フランス・パリ、ルーヴル美術館、これは一部です。
「星月夜ロード」 ムンクの作品にちなんでいるようです。
「ゴヤの家」には、ゴヤ、フランシスコ・デ「ゴヤの家『黒い絵』」 スペイン・マドリード、プラド美術館の所蔵の絵画が展示されています。「ゴヤの家 1階i食堂」は食卓をイメージしています。気味が悪いので写真は載せません。
「七つのひまわり」 ゴッホが描いた花瓶の「ヒマワリ」全7点を展示しています。「ヒマワリ」は、水彩なども含めると、その数10数点に及び、そのうち花瓶はオランダ、日本、ドイツ、イギリス、アメリカ、個人蔵と世界に点在しています。
2014年10月にはかつて兵庫県芦屋市にありながら大空襲で焼失した幻の「ヒマワリ」を再現、全7作品が見られるのは陶板名画だからこそといえます。一つだけゴッホ、フィンセント・ファン「ヒマワリ」、ドイツ・ミュンヘン ノイエ・ピナコテーク
ゴッホ、フィンセント・ファン「夜のカフェテラス」 オランダ・ッテルロー クレラー=ミュラー美術館。舞台は南フランス・アルルの中心部にあるフォーラム広場に建つカフェテラスで、2023年3月14日から新たに展示されています。
部屋の前の休憩スペース、椅子がひまわりの形です。
ターナー、ウィリアム「戦艦テメレール」 イギリス・ロンドン、ナショナル・ギャラリー
ドラクロワ、ウジェーヌ「民衆を導く自由の女神」、フランス・パリ、ルーヴル美術館
ルノワール、オーギュスト「アルジェリア風の衣裳を着たフルーリ嬢」 アメリカ・ウィリアムズタウン、クラーク美術研究所
セザンヌ、ポール「リンゴとオレンジ」 フランス・パリ、オルセー美術館
クラムスコイ、イヴァン「見知らぬ女」ロシア・モスクワ、トレチャコフ美術館
1Fのフロアーに来ました。ここは現代とテーマ表示です。一つだけ、ピカソ、パブロ「ゲルニカ」スペイン・マドリード、レイナ・ソフィア国立美術館
1Fには屋外に庭園があります。
向こうは「別館」で、1Fにレストランがあり、2Fはフリースペース(多目的スペース)。
山の上の開放的で気持ちがよい庭園でした。
2Fも現代とテーマ表示 「食卓の情景」の一つだけ、ハルス、フランス「シント・ヨーリス自警団幹部の祝宴」オランダ・ハールレム、フランス・ハルス美術館 ハルスが晩年期に描いた集団肖像画で当時の衣装やそれぞれの表情が見ものです。
今回は新しいカメラで1000枚以上の写真を撮りましたが、これ以上は紹介できません。最後はミュージアムショップで買い物。
ツアーバスは大鳴門橋から淡路島を縦断、途中で「おのころ島神社」の鳥居が見えました。
大阪湾に虹の一部が現われています。
最後に「淡路ハイウェイオアシス」で休憩、その後に明石海峡大橋から、瀬戸内海に沈む夕陽を見ることができました。
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