天神市(境内東)と雛人形
過去の全記事 2006年1月27日から毎日更新しています。
先日訪れた北野天満宮の天神市(天神さん)は三カ所に分かれていて、そのうち境内東の参拝者用駐車場のエリアです。ここは一番短い露店の並びですが、骨董品に加えて衣類やオシャレなアクセサリーなどのアイテムがあります。
手作りの台所用品は気になります。「竹まないた」は乾きが早い、汚れないと書いてあります。
今日の桃の節句にちなんで、最後の方に今まで見かけた雛人形がでてきます。猫の小物、上からつるされている猫たちがカワイイ(最後の写真)。
女性は衣服も気になりますね。奥に大きな鏡もあって試着もできます。
機械式時計の中身? 周囲に筆や絵の具入れ、版画を刷るときのバレンなどもあります。
左はトミカで1つ300円(2つ500円)、右の電車は1っ500円から。その向うにあるのはちょっと分かりません。
石や人形、置物などごちゃまぜにして展示されています。かってはどこの家にもあった?アイヌの木彫りの熊が見えます。最近では、昭和レトロだとして、若い人にも知られているそうです。
有名作家の作品も混じっているかも知れません。値段が書いてなく、店主との交渉しだいのようです。
ここでも外国人の方を見かけました。和服を着ているのは、それにあう服飾品を探すためではないかと思います。
珠数や和装小物。カラフルな珠数はお葬式でもオシャレに見えるかも。
箱を見ていると中身が気になりますが、見せて欲しいとお願いする勇気はありません。
「海國堂」さん。福井市で様々な木工芸の作品を作っていて「自然を器に写す匠」と名のっています。花瓶やお皿、お椀から、お茶セットなどが展示されていて、奥にある紳士帽子も作品です。
ブローチだそうです。その向うも和装小物のようですがよく分かりません。
こちらは外国人男性。羽織は1枚500円、3枚で1000円と書いてあります。
タマゴ型の小物入れ。食卓で爪楊枝入れにする方もいるようでが、私の家ではケースに入れて飾ってあります。
ブリキのおもちゃの様に見えますが、それぞれが時計です。奥に、関西の人なら分かる「となりの人間国宝」の認定証があります。
ちょっと気になるものがあるようですね。
手前はタイル、左は実験のフラスコで、何に使うか分かりません。
今日(3月3日)は桃の節句、下鴨神社では御手洗池のほとりで「流し雛」が行われます。公募で選ばれた男女が十二単と衣冠装束姿に身を包んで、お雛様とお内裏様に扮します。
流し雛は古来の桃の節句の伝統行事を再現したもので、後に貴族の子女の人形を飾る「人形あそび」と融合して「雛人形」となったそうです。
哲学の道の上にある霊鑑寺は門跡寺院で、特別公開の際には皇族用の雛人形が展示されます。繧繝縁(うんげんべり)の厚畳に(雛人形からみて)男雛が左、女雛が右に座っています。宮中では左が上位なので、かっての雛人形は常にこの配置でした。
京都ではこの配置が現在も続いています。やがて皇室の対外行事も西洋化され、大正天皇の即位式から天皇は右に立つようになり、ほとんどの地域で雛人形もそれにならうようになりました。仁和寺の御殿で見た雛人形。
子供が大きくなると雛人形を飾らなくなり、やがて処分に困ります。そんな雛人形を供養してくれるのが、梅小路公園の東にある西山浄土宗の粟嶋堂(あわしまどう)宗徳寺です(嵐山の法輪寺も)。本堂前のお堂。
粟嶋堂は、女性の一生を守護してくれる寺としても知られています。絵馬も雛人形
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コメント
こんばんは。ゆーしょーです。
賑わってますね。
昨日は三月三日の雛の日でしたね。
わが家の雛も男雛を向かって右に
女雛を向かって左に飾っています。
ポチ♪2
投稿: ゆーしょー | 2023年3月 4日 (土) 01:43