吉田神社 節分祭
過去の全記事 2006年1月27日から毎日更新しています。
昨日の記事の平安神宮の節分祭を見たあと、最後に訪れたのは吉田神社です(他に訪れた寺社はぼちぼち紹介します)。上の写真はバス停から吉田神社参道、両側は露店が並んでいます。いっぱい写真を撮ったのですが、目についたものだけしか載せられませんん。
「たいやき」 外はカリカリ、中はふわふわ♪ あんこたっぷり! と書いてあります。出町のたいやき屋さんの出店です。
「バナナチョコ」 お菓子がトッピングしてあるバナナを融けたチョコの容器に漬けます。串にキャラクターがついているものもあります。
「ケバブサンド」
「10円パン」 SNSで話題の韓国スイーツ。韓国の慶州(キョンジュ)の観光名所で販売された「10ウォンパン」を、日本の10円硬貨で再現しました。昨年東京に上陸して、既に関西まで広がってきました。
「りんごあめ」 いちごやパインもあります。昔からあるスイーツですが、今の子供さんも好きなようです。
「メロンパン」 こちらは昔懐かしいパンで、焼きたては魅力があります。
「緑庵本舗」 左は中華点心・小籠包、中央はおでん。右はラーメン屋さんです。「富山ブラックラーメン」のメニューが見えます。
「一の鳥居」 ここから先が吉田神社の敷地で、道が左右に分かれてそれぞれの両側に露店が並びます。吉田神社の節分には約800の露店がでるそうです。
射的やくじ引き、輪投げなど、いつの時代も子どもさんに人気なようです。
「すみっコぐらし」 人気のキャラクターでいつもこの場所に店がでています。
「二の鳥居」から石段と坂道に分かれ、左側通行になっています。ここには店はでていません。
石段を上ったところに「火炉祭」の火床には参拝者が持参した古い神札が納められており、祭典では納められた古神符守札に宿る神霊が元の御座にお還りになられる様、浄火を点じ焼き納めます。この日(2月3日)の夜に点火されます。
吉田神社では賞品つきの厄除福豆を授与していて、社務所の横に賞品が展示してあります。今年の一等は車のようで、当選番号は2月5日午前10時から境内で厳正な抽選の上決定致するそうです。
本宮の左では御神楽(祈祷)と追儺の矢の受付をしています。奥にお神楽を舞う巫女さんが見えます。本宮にお参りするのは長蛇の列で、私は舞殿に設けられた臨時の礼拝所でお参りしました。(下の2枚目の写真)
2月2日の節分前日祭ではここで「追儺式」(鬼やらい)が行われます。平安初期より毎年宮中にて執行されていたものを、古式に則って厳修に伝承・継承されており、古の趣を現在に伝える数少ない神事の一つです。
この後、節分祭の期間中公開されている山上の大元宮に向かいました。最近は鮎の塩焼きを囲んで一杯やるのは、おやじだけでないようです。
例年「山蔭神社」の前に河道屋さんの年越しそば屋が出ていたのですが、コロナの流行で取りやめになったようです。かっては節分の次の日が立春・正月でしたので、節分の日に年越しそばを食べていました。
「大元宮」 吉田神道の教義では宇宙軸を現す始まりの神(虚無大元尊神)を中心に祀ります。そこから生まれ来る八百万の神々、すなわち全国の神々を周囲に祀ることにより、様々な御神徳が授かるとされます。
正月と節分のそれぞれ3日間と毎月1日には開放されます。本宮前日祭では大元宮で「疫神祭(えきじんさい)」が行われ、災いをもたらす疫神を鎮め祈り奉るために祭事が斎行されます。節分期間中「厄塚」が設けられ、参拝者が厄除けを祈願します。
周囲を全国の式内神3132座が宿る祠が並んでいます。明治以前は、神職界の宗家として吉田神道が「宗源宣旨(そうげんせんし」や「裁許状(さいきょじょう)」を発行するなど、全国の神社を統括する立場にあり、ここがその根元殿堂でした。
大元宮の奥には左に「西神明社」右に「東神明社」が鎮座し、それぞれ豊宇氣比売神と天照皇大神を祀ります。これら2座は伊瀬神宮の下宮と内宮と同じで、この日は大勢の方がお参りをしていました。
大元宮前では吉田神楽岡の子供たちによるお囃子をしていました。鬼の面をかぶった人々もいます。
社殿がある高台からの坂道を下る途中、露店の灯りがきらびやかで綺麗でした。
いつものように好物の「こぼれ梅」を買って帰りました。
二の鳥居の近くではイワシを焼いていて香ばしい香りが漂っています。
暖かそうなワンちゃん
お帰りの前に、ブログランキングの応援のクリック↓をよろしくお願いします。
★こちらを是非よろしく→ ブログ村→
-------------------------------------------------------------------
| 固定リンク
コメント
こんにちは。ゆーしょーです。
名前はよく聞くのですが、吉田神社は
どこにあるのか知らないのです。
まだ明るい内に行って、日暮れまで
居たのですね。
たい焼き店は大勢の人で賑わってますね。
きっと美味しいのでしょうね。
そしてお馴染みのりんご飴ですね。
メロンパンは好きでよく食べました。
父が好きだった射撃は、今、子どもにも
人気がありますよね。
ポチ♪2
投稿: ゆーしょー | 2023年2月 5日 (日) 12:27
コロナ以前とまではいかなくても、
だいぶ人が戻ってきて、お祭りらしくなってますね。
今年は、たくさんのお祭りや行事が復活しそうな気がします。
投稿: munixyu | 2023年2月 5日 (日) 12:44
こぼれ梅を商う露店があるのですね。幼いときに亡くなった祖母が好物だったといいます。
それはともかく、「絞りかす」といってしまえば風情もなにもありませんが、古人はしゃれた名づけをしたものです。
投稿: そらまめたろう | 2023年2月 5日 (日) 14:04
★ゆーしょーさん こんばんは♪
吉田神社は東大路通に参道の入口があり、バス停では「京大正門前」です。吉田神社の露店は、昔懐かしいものと、新しいものが混在しています。
投稿: りせ | 2023年2月 6日 (月) 01:35
★munixyuさん こんばんは♪
コロナ以前と比べるとまだまだですが、お祭りらしい雰囲気でした。でも、ほとんどの人がマスクをしていて、神社も感染対策を呼び掛けています。逆にいえば、この状態でも対策をしていれはお祭りをすることができるということですね。
投稿: りせ | 2023年2月 6日 (月) 01:42
★そらまめたろう さん こんばんは♪
みりんの搾りかすなので、酒かすとは違いほんのりと甘みがあります。「みりん粕」ともいうそうですが、ネーミングは大事ですね。
投稿: りせ | 2023年2月 6日 (月) 01:50
こんばんは。ゆーしょーです。
今日の応援です。
ポチ♪2
投稿: ゆーしょー | 2023年2月 6日 (月) 02:29