雪の京都を歩く 二年坂
過去の全記事 2006年1月27日から毎日更新しています。
昨日の記事に続いて、高台寺の南の石段から(上の写真)から降りて、二年坂を歩きます。下は「霊山護国神社」の鳥居、この先は「維新の道」と呼ばれています。山の中腹に「霊山歴史館」の建物が見えます。
南の端近くに右(西)から「一念坂」が合流します。竹内栖鳳邸宅跡にある「ザ・ソウドウ 東山 京都」からここまでの道で、平成2年に整備されて名付けられました。「一年坂」という場合もあります(道では撮影ができません)。
左の敷地には「パークハイアット京都」があります。2019年に京大和の敷地で開業、客室70のうちスイートが9室あるラグジュアリーホテルです。左の建物はかって京大和の和食店でしたが、ホテル内にできた「BISTRO KYOTO]に変わっていました。
この東(左)の脇道は「幕末志士葬送の道」とも呼ばれ、坂上に「霊明神社神道墓地」と「正法寺」があります。右端に「開山国阿上人参詣道」とあります。国阿上人は正法寺を創建した時宗の僧侶です。
「どんぐり共和国」トトロショップで、「となりの トトロ」「魔女の宅急便」「千と千尋の神隠し」「崖の上のポニョ」などスタジオジブリ作品のキャラクターグッズがそろっています。
左は「旭亭」 和雑貨、京小物のお店です。ちりめんの小物、飾扇子・京扇子、かんざし、西陣織の金襴の手提かばん、酒染・草木染のかばん、お香などいろいろあります。
「アンティーク アルモニ」 バカラやモーゼルなどのグラス、セーブル、マイセン、ウースターなどの陶器に加え、日本の骨董品も扱っています。「アルモニ」は、フランス語で調和を意味するそうです。この頃雪が激しくなってきました。
「石畳」 抹茶ソフトは他店とは違い、じっくり練り上げた手作りのペーストを使用し、製造後3時間がすると廃棄処分だそうです。数量限定のオリジナルの栗とカボチャのソフトもあります。
左は「二井三(にいみ)」 千利休の師匠で、詫び香の始祖・武野紹鴎(じょうおう)がこよなく愛した香の調合を、一子相伝として伝えているそうです。一番人気は「加茂のせせらぎ」で、京線香、練り香水、百楽香などもあり、ネット販売もしています。
「貢茶 京都二寧坂店」 昨年12月23日に日本家屋を改装して開業したゴンチャのお店。1966年に台湾で生まれ、最高品質の茶葉を活かし、バラエティに富んだ斬新でおいしいお茶を提供、現在日本で100、世界で1800店舗以上を出店しているそうです。
「香十 京都二寧坂」 香十は創業四百四十年、天正年間には御所御用も務めた香司名跡の香りの伝統を受け継ぎます。名人といわれた高井十右衛門のお香など商品の数々を現代にお届けしています。
向こうに二年坂の石段が見えてきました。二年坂は「二寧坂」とも書き、石段だけでなくこの通り全体の呼び名です(もっとも、緩やかですが通りも坂になっています)。
「爆笑似顔絵商店 清水・二寧坂店」 京都のお気に入りの名所を背景に、ユニークな似顔絵を描いてもらえます。また、写真を持っていけば、贈り物にすることもできます。
「ちりめん細工館 二寧坂店」 残り布を使った吊り雛、季節を切り取る月ごとの細工物、てんてんてん毬、わらべシリーズ、小箱シリーズなどがあります。
「スターバックスコーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店」 気付かないような小さな表札でも、外国人観光客はよく知っているようです。ここには、スタバとして世界で初めての試みが二つあるそうです。入口に暖簾をかけたこと、畳でコーヒーが頂けることです。
左は丹波黒豆きんつばの「丹波黒」、右は竹久夢二の店「港屋」、右に「竹久夢二寓居の跡」の石碑。夢二は大正6(1917)2月に恋愛問題のもつれから東京を逃れてきて2階の2間に下宿、その2ヵ月後、北の高台寺南門前へ移り、愛人彦乃と同棲したそうです。
「二年坂 cafe 我楽苦多」 厳選したコーヒー豆を贅沢に使ったオリジナルブレンド、本場イタリアから取り寄せたマシンを使ったエスプレッソなど本格的なカフェ。焙煎したてのコーヒー豆を販売、おばんざいのランチもあるそうです。
石段の下にきました。石標には「二寧坂」とあり、こちらの漢字を使うお店が多いようです。私は長年の習慣で二年坂と書きます(地図もそうなっています)。
石段の前から振り返って、右の「月下美人」は和菓子屋さんで、わらび餅、さつまいもモンブラン、苺大福団子などが人気だとか。開いているときは店先に「芋けんぴ」が詰まれています。
石段の途中の「かさぎ屋」 1914年創業の老舗の甘味処、粒あん、こしあん、きな粉の三種のおはぎが評判です。夏は白玉5つ入りの京都らしい宇治抹茶のかき氷が人気があるそうです。
石段の上から、ようやく雪が止んできました。
お帰りの前に、ブログランキングの応援のクリック↓をよろしくお願いします。
★こちらを是非よろしく→ ブログ村→
-------------------------------------------------------------------
| 固定リンク
コメント
見ている分には、綺麗な雪景色ですが、
石畳に石段に、こけたら結構危ないでしょうね。
くれぐれも、足元に気を付けてください。
投稿: munixyu | 2023年1月31日 (火) 14:16
こんばんは。
雪降る中の撮影、お疲れさまでした。
雪の日にも関わらず、大勢の人が訪れていますね。
ここも京都らしい風景ですね。
坂道で滑らないように気をつけて下さい。ポチ♪2
投稿: ゆーしょー | 2023年1月31日 (火) 23:31