三十三間堂 通し矢
過去の全記事 2006年1月27日から毎日更新しています。
明日(1月15日)は様々な行事が行われます。なかでも三十三間堂の「通し矢」は、新年の弓引き初めの儀式として、新成人が晴れ着で弓を射る正月の風物詩です。同じ日に、三十三間堂の最重要な法要「楊枝(やなぎ)のお加持」も行われます。
この日は境内が終日無料公開され、大変な混雑が予想されます。とりあえず、ご参考のために過去の通し矢を紹介します。
「通し矢」は、江戸時代初めに、三十三間堂の軒下(約120m)で弓の技術を競ったことに由来、平安時代末期に始まったともいわれています。現在は、お堂の西側に特設した射場で、京都府弓道連盟と妙法院が「三十三間堂大的全国大会」として、新成人を対象に実施しています。
午前中は成人男子の部。出かけたのがお昼を過ぎてからだったので、振り袖姿の女性ばかり、弓を持った姿が勇ましい。
振り袖姿の女性たちを見るだけでも嬉しいものですね。袴なので着物全体が見えずちょっと残念ですが、
参加者は、
「新成人男女の部」今年成人式を迎える人、全日本弓道連盟会員で初段以上。
「称号者の部」、練士・教士・範士の称号者。
テレビのニュースの晴れ着姿の女性しか見たことが無かったので・・・恥ずかしながら、決勝まであるとは知りませんでした。(^-^;
全国から集まった2000人の参加者が60メートル先にある的を狙います。
この年の 大的全国大会
成人男子、 参加者:839名 的径:100cm
成人女子、 参加者:977名 的径:100cm
称号者が、 参加者:213名 的径: 79cm
成人男子の部は午前8時半から11時頃までだったので見れませんでした。
一列12人で的を射ます。
60m先の的に当たると音で分るのですが・・・的まで届くのも難しそうでした。
羽根が綺麗です。
通し矢が行われるところです。長いです。
続いて、称号者の部がはじまります。
片肌脱いで勇ましい。女性もいらっしゃいます。
さすがに称号者、的に当たった○がたくさんあります。
大会は的を射た参加者で決勝まで競われますが、ここで会場を後にしました。称号者の決勝では的の直径は50cmになります。
終えてほっとして・・・
お堂の東側には屋台が並んでいて、楊枝(やなぎ)のお加持が行われています。その様子は明日の記事で。
お帰りの前に、ブログランキングの応援のクリック↓をよろしくお願いします。
★こちらを是非よろしく→ ブログ村→
-------------------------------------------------------------------
| 固定リンク
コメント
三十三間堂の「通し矢」は、清々しい新年の行事ですよね。
これ、試合になってたのですね。
僕もあまりよく分かってませんでした。
投稿: munixyu | 2023年1月14日 (土) 13:43
こんばんは。
テレビでよく見る三十三間堂の「通し矢」ですね。
女性は華やかでいいですね。
袴の色もとりどりで並ぶ順番も考えてますね。
同じ色が隣り合わせにならないよう並んでいます。
ポチ♪2
投稿: ゆーしょー | 2023年1月14日 (土) 22:13
★munixyuさん こんばんは♪
私も出かけるまでは、ルールをよく知りませんでした。
投稿: りせ | 2023年1月15日 (日) 02:59
★ゆーしょーさん こんばんは♪
袴の色には気が付きませんでした。弓道着の場合は黒、紺などに決まっているようですが、女性の場合晴れ着が多いのでしょうか。
投稿: りせ | 2023年1月15日 (日) 03:09