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2022年11月17日 (木)

東寺 秋季特別公開とライトアップ

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

東寺では現在いくつかの特別公開が行われています。10月29日(土)~12月11日(日)の期間、国宝・五重塔の初層の特別公開、同じ期間には紅葉ライトアップと金堂・講堂の夜間特別拝観が行われています。

秋の境内の写真とともに今年の特別公開の情報を紹介して、最後に紅葉のライトアップの写真を載せます。以下の写真は主として11月23日の撮影です。

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東門から入ると左手に「宝蔵」(重文)があります。平安時代後期に建立された東寺最古の建造物で、校倉造の倉庫です。創建時には、南北2棟ありましたが現存するのは南棟です。周囲の池は「亀池」というそうです。

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「東寺」は正式名称を教王護国寺といい真言宗の総本山です。延暦13年(794)の平安京造営の2年後に国家鎮護のため羅城門の東に創建された官寺(国立の寺院)が始まりです。東寺の拝観エリアに入りました下図の薄い緑と講堂、金堂、五重塔です。

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2022秋期特別公開として、「宝物館」で「鎌倉時代の東寺 弘法大師信仰の成立」が行われています。会期は9月20日(火)~11月25日(金)で、拝観時間は09:00~17:00時(拝観受付は16:30まで)

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密教教学の中心となった子院「国宝 観智院」は通年公開中で、拝観時間は09:00~17:00(拝観受付は16:30まで)

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拝観領域の中央に「瓢箪池」があり、その北に八重紅枝垂桜があります(水面に映っています)。高さが13mもあり、弘法大師の「不二のおしえ」にちなんで、「不二桜」と呼ばれます。

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東寺は弘仁14年(823)に唐で新しい仏教、密教を学んで帰国した空海(弘法大師)に下賜され、日本で初めての密教寺院が誕生しました。(上と下の写真は瓢箪池のくびれにある橋の上から南の方。)

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飛び石を伝って「中の島」に渡ることができます。池の周囲にはいろんな色づきの紅葉があります。

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中の島から池越しに五重塔を。

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東寺を託された空海は、密教を伝えるための中心的な建物として講堂を位置づけ、16年の工事を経て承和6年(839)に完成しました。「講堂」(重文)には、大日如来を中心に国宝の五大明王など21体の仏像を安置し、この配列は立体曼荼羅といわれています。

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講堂は、10月29日(土)~12月11日(日)の期間中、8:00~17:00(拝観受付は16:30分まで)、および18:00~21:30(拝観受付は21:00まで)公開されています。

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「金堂」 東寺で最初に工事がはじめられたのが金堂です。東寺の本堂として、本尊の薬師如来と日光菩薩、月光菩薩を祀っています。金堂は上記のライトアップの期間、18:00~21:30(拝観受付は21:00まで)公開されています。

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以後金堂は600年以上本堂としての役割をはたしてきましたが、文明18年(1486)に焼失。現在の建物は関ヶ原の合戦後に再建されたものです。

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空海は講堂の次に五重塔の工事に着手しましたが、費用も人手も足りませんでした。そこで天長3年(826)には朝廷に材木運搬の協力を願い出ています。塔が完成したのは空海没後50年後の元慶7年(883)頃だそうです。

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五重塔は、落雷などによって4度焼失しましたが、そのたびに、多くの僧が奔走して再建してきました。現在の五重塔は、寛永21年(1644)に再建した5代目にあたり、高さは約55メートル、木造の建築物としては日本一の高さを誇ります。

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五重塔の各層を貫いている心柱を大日如来として、その周りを四尊の如来、八尊の菩薩が囲んでいます。五重塔には弘法大師空海が唐より持ち帰った仏舎利を納めています。

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さらに、四方の柱に「金剛界曼荼羅」、四面の側柱には「八大龍王」、壁には「真言八祖像」を描いて曼荼羅を形成し、極彩色で彩られた全体が密教空間となっています。

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初層は上記の秋の特別公開の期間、8:00~17:00(拝観受付は16:30分まで)公開されています。五重塔は地震による倒壊例がなく、心柱による耐震構造が再認識されて東京スカイツリーでも採用されました。

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ライトアップの写真です。瓢箪池の橋の辺りから。

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ライトアップでは、まだ見ごろでない木も、見頃を過ぎた木も燃えるような色に染まっています。中の島から

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最後に春のライトアップの写真を、この時は不二桜が主役でした。

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