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2022年10月 4日 (火)

「ずいき祭」北野天満宮

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

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※写真は全てクリックで拡大します。

10月1日から5日の期間、北野天満宮の「ずいき祭」が行われています。初日の神幸祭では、3年ぶりに菅原道真の霊をのせた「鳳輦(ほうれん)」や鉾の行列が、同宮から中京区の御旅所まで練り歩きました。

本日(4日)には還幸祭が行われ、鳳輦やずいき神輿が北野天満宮に戻ってきます。ただし、感染症対策のため巡行以外は神事のみが行われるそうです。今日は、過去の記事を再編集して還幸祭の様子を紹介します。

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「ずいき祭」 北野の神を西ノ京の御旅所へお迎えして「ずいき御輿」を奉り、本年の収穫に感謝します。室町時代から続く祭りとされ、西ノ京に住んでいた天満宮の神人が、収穫した作物に草花を飾り付けして、天神に供えたのが起源といいます。「御旅所」

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北野天満宮のずいき祭は、実りの秋にふさわしい五穀豊穣を喜び感謝する祭です。大小2基の御輿の屋根はすべて「ずいき(里芋の茎)」でつくられ、その飾りは毎年変わり、その年のタイムリーなものです。大きい方の神輿。

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欄間:牛若丸、桂馬:天翔ける馬、側面は桂馬:初夢(富士・鷹・茄子)、欄間:孫悟空

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こちらは小さい方の神輿。

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欄間:官兵衛、側面には桂馬:初夢(富士・鷹・茄子)、欄間:孫悟空、もう一つの側面の欄間には「釣り狐」がありました。

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つづいて子供御輿です。こちらもずいきの屋根、様々な野菜で飾られています。

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三基の鳳輦(ほうれん)

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最初に御旅所を出発するのが大小2つの「ずいき御輿」、その後ろから子供神輿でした。その30分後に還幸祭の行列が出発します。ずいき御輿とは違うルートで北野天満宮に向かいます。

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ずいき御輿の後ろから子供御輿が続きます。30分後に三基の鳳輦(ほうれん)、途中から稚児行列、牛車などが加わりました。行列を先回りしたりしながら、上七軒、最終の北野天満宮まで行きました。西大路通

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先駆の騎馬神職がやってきました。*ここで紹介する全てが今年の巡行に加わるか分かりません。

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天狗さんが乗った導山、梅鉾、松鉾。その後、八乙女や皆燈講稚児裃が続きます。

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御羽車、牛車です。

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第一鳳輦、葱華輦や他の鳳輦、馬車に乗った宮司・神職が続きます。

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上七軒で待ち構えていると、ようやく午後4時頃にずいき御輿がやってきました。

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ずいき御輿が通り過ぎて、30分近く経って還幸祭の行列がやってきました。上七軒の芸舞妓さんもお出迎えです。

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ずいき御輿は北野天満宮には入らず御旅所に引き返しました。還幸祭の行列はこの後正面の楼門正面から北野天満宮に入り、本殿前で神事が行われます。楼門前で待ち構えていると還幸祭の行列が戻ってきました。

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鳳輦が戻ってきました。

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可愛い八乙女さん。

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鳳輦三基が次々と楼門をくぐって本殿に向かいます。

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鳳輦三基が本殿前に揃いました。

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この後、神事が始まりますので、一般の人は出てくださいということで、三光門が閉められました。

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コメント

マスクなしで普通に過ごしていた日が、懐かしいですよね。
戻ることってあるんだろうか。だんだん心配になってきました。

投稿: munixyu | 2022年10月 4日 (火) 12:29

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