« 夕暮れの宝ヶ池 | トップページ | 東福寺・善慧院(明暗寺) »

2022年9月 2日 (金)

野仏庵 茶室と閑静な庭

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

Ami_1770c
※写真は全てクリックで拡大します。

詩仙堂の正面にある古風な門の建物が野仏庵です。現在は宗教法人・悟心会により寺院として経営・運営されています。現在は休止中ですが、この日は山下智子さんによる 「京ことば 源氏物語」語り会が行われました。

この門は西園寺公望が、維新の前夜に新撰組に追われ、一時丹波須知村に潜んだ際の寓居の門を移設したものです。

Ami_1828c

野仏庵は、湯豆腐の老舗・順正の創立者で古美術愛好家で知られる「上田堪庵(たんあん)」により設立されました。東山を借景とした閑寂の静境の中、陶庵席をはじめとする数席の茶席とその設えが調和しています。

Ami_1813c

この風流な野仏庵で、秋恒例の「京ことば 源氏物語」語り会が催されました。以下は野仏庵ではなく、直近の「京ことば 源氏物語」語り会ですす。

Ami_1819c

山下智子さんによる 源氏物語第二部【若菜 下】其の三
場所:泉屋博古館 講堂 板谷波山 特別展とともに
日にち:9月17日(土) 18日(日)
お問い合わせ/お申し込み先:TEL 090-9054-1677 (FAX 075ー541-6041)
 山下智子さんは「京ことば訳源氏物語」の女房語りを通し、失われゆく美しい京ことば、やまとの心を後世に伝えるべく各地で語りの会を開いてらっしゃいます。あらすじ解説がありますので初めての方も是非どうぞ。

Amg220902a

京ことば源氏物語は、京都在住の国文学者 中井和子先生が15年の歳月をかけ源氏物語全54帖を現代京ことばに訳されたものです。大修館書店より出版(全五巻)。

Ami_1774c

京ことばは今から百年ほど前の京都の言葉で訳されており、書き言葉ではなく話し言葉です。原文を標準語化したときの地の文の朗読とはすこしニュアンスが違い、宮中に仕える女房が垣間見た出来事を問わず語りに語るという風情があります。

Ami_1785a

野仏庵には緑の中に趣のある「陶庵席」「雨月席」「幽扉席」などの茶席が点在します。

Ami_1682c

そして・・・百数体に及ぶ数多くの石仏が安置されています。

Ami_1806c

ところで、野仏庵を設けた上田堪庵は、明治39年に生まれ、実業家にして茶人そして数寄者として知られています。京都有数の古美術収集家でもあり、また自身も書を嗜んでいました。

Ami_1790c

昭和53年に茶道黌会(さどうこうかい)を設立し多くの茶会を催しました。

Ami_1801a

後ろの竹林は紅葉の美しい圓光寺です。

Ami_1804a

お帰りの前に、ブログランキングの応援のクリック↓をよろしくお願いします。

★こちらを是非よろしく→   ブログ村→にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
-------------------------------------------------------------------

Ami_1816a

|

« 夕暮れの宝ヶ池 | トップページ | 東福寺・善慧院(明暗寺) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 夕暮れの宝ヶ池 | トップページ | 東福寺・善慧院(明暗寺) »