« 夏の邸宅 和中庵 | トップページ | 六地蔵めぐり »

2022年8月20日 (土)

歌でめぐる京都 京都慕情

過去の全記事  2006年1月27日から毎日更新しています。

Amz_6897a
※写真は全てクリックで拡大します。

題名の歌は京都を歌った昭和歌謡で、現在まで様々な歌手が歌い続けています。最初に歌詞を載せます。

『京都慕情』 作詞: 林春生、作曲: ザ・ベンチャーズ、唄:渚ゆう子、リリース:1970年12月1日、唄のYouTubeはこちらで。
1 あの人の姿懐かしい
  黄昏の河原町
  恋は 恋は弱い女を
  どうして泣かせるの
  苦しめないで ああ責めないで
  別れのつらさ知りながら
  あの人の言葉想い出す
  夕焼の高瀬川

Jnw_7523a

歌詞の特徴は、京都の地名が慕情を誘うように歌われ、1番ではあの人を思い出しながら河原町から高瀬川あたりを歩いています。著述家の二木紘三さんは、京都の地名そのものに「詩」を感じ、それはパリに似ていると述べています。

Amz_2706a

2 遠い日の愛の残り火が
  燃えてる嵐山
  すべて すべてあなたのことが
  どうして消せないの
  苦しめないで ああ責めないで
  別れのつらさ知りながら
  遠い日は二度と帰らない
  夕やみの東山

  苦しめないで ああ責めないで
  別れのつらさ知りながら
  遠い日は二度と帰らない
  夕やみの桂川

Dsf_4895a

2番では、遠い日の愛の残り火として嵐山が登場、その後、東山と桂川(おそらく大堰川)が出てきます。かって京都に住んだことがある人々は、この地名の順番に違和感を感じるそうです。

Jnu_3223a

おそらく主人公は、思い出いに誘われるように嵐山から大堰川辺りを訪れていて、遠い日は二度と帰らない「夕やみの東山」を回想したのではないでしょうか?

Jnu_3267a

東山はなれそめの頃、あるいは最も楽しかったころの思い出かもしれません。繰り返しの部分はこの桂川も同じように二度と戻らない遠い思い出になるという意味だと思います。

Jnu_3294a

ベンチャーズはアメリカのロックバンドグループで演奏も担当、京都慕情は小気味よい軽快な曲調になっています。新型コロナのため2020年、2021年と来日できず、今年の1月22日にリーダーのドン・ウィルソンが死去、結成メンバーが全員故人となりました。

Jnu_3446a

しかし、世界中にファンがいてコピーバンドが結成されています。特に日本のエレキやポップスに与えた影響は大きくその音楽史になくてはならない存在です。今年は、初来日60周年として記念ッツアーを開催するそうです。

Jnu_3513a

実は、同じ作詞、作曲のメンバーの1作目は『京都の恋』で、歌詞は「風の噂を信じて 今日からは あなたと別れ 傷ついて 旅に出かけてきたの私の心に鐘が鳴る 白い京都に雨が降る うしろ姿のあの人は 今は帰らぬ遠い人」

Jnu_3605a

京都の恋は「白い京都」という言葉が京都を表す唯一のキーワードで、オリコンのシングルチャートで8週連続1位の大ヒットとなりました。一方、京都慕情はチャートの最高順位が週間2位でした。

Jnu_3665a

しかし、京都慕情はその後も織井茂子、矢野顕子、Sunny Side Up、石井竜也などがカバーをして歌い継ぎ、2013年からはJリーグの京都サンガF.C.のサポーターがクラブアンセムとしてこの歌を使用しています。

Jnu_3810a

NHK BSプレミアムの『京都人の密かな愉しみ』のエンディングテーマとして採用され、最近では伍代夏子や丘みつ子も歌っています。

Jnu_3844a

お帰りの前に、ブログランキングの応援のクリック↓をよろしくお願いします。

★こちらを是非よろしく→   ブログ村→にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
------------------------------------------------------------------

Jnu_3924a

|

« 夏の邸宅 和中庵 | トップページ | 六地蔵めぐり »

コメント

切ない気持ちは現代の人々に通じるかしら・・・。
時代遅れの感想を述べる私が歳を重ねたということかしら(笑)。この表現も古いかも・・・。ネ。

投稿: Tacchan | 2022年8月20日 (土) 15:40

★ Taccha~n こんばんは♪
今年の大文字は泣けたえ。
7時15分ころから雷、稲妻、大雨で中止になると思ってた。
それが点火直前の7時50分頃にピタッと止んで、10分遅れで点火したの。
いつも手を合わせてみるんだけれど、保存会の人の苦労が心に沁みて涙が出てきたわ。
そして火が消えた8時50分頃にまたポツポツ、そして大雨。送り火の間だけ晴れたの。
京都人は皆泣いて見てたと思う。ホント感謝感謝の大文字送り火でした。
お互い歳やなあ。

投稿: りせ | 2022年8月20日 (土) 21:41

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 夏の邸宅 和中庵 | トップページ | 六地蔵めぐり »